MOTION GALLERY とは
すべての人をクリエイターに。
MOTION GALLERY は、共感の輪をつなぎクリエイティブな活動の資金調達を実現すると共に
アイデアを形にし、そして届けるまでを一貫してサポートする
国内最大級にして唯一のクラウドファンディングプラットフォームです。
プレゼンターのアイデアとコレクターの共感。2 つのクリエイティビティがつながる事で、
「その日、世界は少しだけ変わるかも知れない。」
クラウドファンディングの仕組み
クラウドファンディング(英語:crowd funding)とは、群衆(crowd)と資金調達(funding)を組み合わせた造語で、実現前にそのアイデアをもとに資金を募る、画期的な資金調達の仕組みです。資金だけではなく、制作段階から応援してくれるファンを集めることや、プロモーション、テストマーケティングにも活かすことができます。
MOTION GALLERY では、資金調達プロジェクトを行う人を「プレゼンター」、支援する人を「コレクター」と呼びます。
プレゼンター
プロジェクトを立ち上げるプレゼンターは、資金を募りたいアイデアを投稿し、MOTION GALLERY からのフィードバックを元にブラッシュアップを行い、掲載します。プロジェクトで作るものや特別な体験をリターン(お返し)とすることで、資金を募ります。
コレクター
プロジェクトを応援するコレクターは、用意されたリターンを購入することでプロジェクトを応援できます。いち早く完成作品を見たり、コレクター限定のグッズを入手したり。ただものを買うだけでは決して手に入らない体験が得られます。
MOTION GALLERY には、ふたつのクラウドファンディングの形式があります。
コンセプトファンディング
開始前に設定した目標金額以上お金が集まった時だけ、資金調達が実現します。MOTION GALLERY の手数料は、国内最安の 5%(クレジットカード決済手数料の 5% が別途発生します)。プロジェクト終了後に、支援総額の 90% をプレゼンターにお支払いします。目標金額に満たなかった場合、資金調達もリターンの履行もキャンセルされます。
プロダクションファンディング
目標金額に達しなくても、集まった金額だけ資金調達が実現します。掲載と同時にプロジェクトの実施が確約するため、すでに実行段階に進んでいるプロジェクトや、過去に実施実績のあるプロジェクトに適しています。
※手数料は、目標金額に達した場合は決済手数料込みで10%、達しなかった場合は 20% となります。
Mission
MOTION GALLERY は、社会に新しい価値と多様性をもたらす
創造的なプロジェクトを中心に構築されている
クリエイティブ・コミュニティです。
日本におけるクラウドファンディング・プラットフォームの先駆けとして 2011 年からその歩みをスタートし、500,000 人以上のコレクターが集い、50 億円を超える応援を届けた 4,000 件以上のプロジェクトが社会をクリエイティブにして来ました。
私たちは、芸術や文化をはじめとした社会を豊かにしより良い未来を築いていくプロジェクトが、資金不足を理由にスタートを切れない事例をこれまで数多く目の当たりにしてきました。
ソーシャルグッドであったりクリエイティブである活動は、経済的なモノサシだけでは測れない価値を生み出そうと取り組んでいます。しかし、経済的なモノサシで評価できないものにはお金が届きづらい。我々 MOTION GALLERY は、クラウドファンディングにはそのようなお金の流れを変える力があると考えています。
お金とクリエイティブとの関係性を、これまでの「お金を増やす」事をモチベーションにした投資・融資から、アイデアやビジョンへの ”共感” と ”参加” をキーワードに個人個人が自分の意志や思いで社会を創っていく「体験を増やす」事をモチベーションにした関係性に変える事で、1 人 1 人が持っているそれぞれのモノサシで社会をよりよい場所に変えていけるのではないかと。
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- クラウドファンディングで日本人クリエイターは何を得ているのか?
- あなたのアイデアひとつで映画や書籍が実現!映画界の新しい風となるのか!?
- 【コラム】「MOTION GALLERY」と大高健志さんのこれから
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- クリエイティブな社会をつくるために、みんなの“舞台“を増やしていく。クラウドファンディングサービス開始から 6 年。
- MOTION GALLERY がメディアに初登場!記念すべき第一号の掲載は R25 です!!
- 日経新聞に MOTION GALLERY が大きく取り上げられ、代表へのインタビューも掲載頂きました!
- ビジネスメディア「現代ビジネス」にクラウドファンディング業界のリーディング・サイトとして MOTION GALLERY が取り上げられました!
- ソトコト 8 月号は「これからのお金の使い方」。クラウドファンディングが徹底解剖されています!
- 現在クラウドファンディング実施中の佐々木監督が、Asahi Shimbun GLOBE に登場!
- 「クラウドファンディングの夜明け 新たな金融は根付くのか」と題し、週刊ダイヤモンドにインタビュー記事を掲載頂きました!
- 「MOTION GALLERY」で行われた大成功事例を分析!「ハーブ&ドロシー」のクラウドファンディング分析記事が TECHWAVE に掲載!
- 映画製作に『クラウドファンディング』:映画「ハーブ&ドロシー」のクラウドファンディングの軌跡がTBSで特集されました!
- 朝日新聞の be 版に、クラウドファンディングの特集記事が掲載されました!
- 環境や社会貢献の分野にも「クラウドファンディング」
- 月刊「事業構想」に MOTION GALLERY が掲載されました!
- 文化通信に、MOTION GALLERY の映画に於ける実績についての特報が掲載されました!
- 日経新聞&日経 MJ に MOTION GALLERY のインタビュー記事が掲載!
- メディア掲載!毎日新聞(夕刊)に MOTION GALLERY による映画製作資金調達の広がりが記事になりました!
- 日本のクラウドファンディングサイト MOTION GALLERY が海外の Indiegogo と提携、日米同時のプロジェクト掲載が可能に
- クラウドファンディングで日米業者が提携 -- 2 サイト同時の資金調達が可能に
- ウェブで夢やアイデアを応援・実現しよう
- あのヒット映画も調査報道も、CF で社会変革
- 短編アニメーションをクラウドファンドで、大川原亮監督「ディスイズマイハウス」支援募集開始
- 連載「経営者に聞く」
- クラウドファンディングの「MOTION GALLERY」公式サイトリニューアルしサービス拡充
- めざましテレビ
11 Reasons
なぜ魅力的なプレゼンターが MOTION GALLERY を選ぶのか。
それは、MOTION GALLERY が持つ 11 の特徴が関係しています。
MOTION GALLERY は、2011 年に日本のクラウドファンディングの先駆けとしてスタートして以来、国内最安値の手数料で運営し 1 円でも多くのお金をプレゼンターに届け続けています。ですが、それは単に「安い」のが良いという事ではありません。経済的なモノサシだけでは測れない価値を社会に生み出す為に、何が出来るのかという事を考え続けているその姿勢の一端に過ぎません。MOTION GALLERY が選ばれる 11 の理由からそれを感じてください。
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国内最安の手数料 5%
目標金額達成時の手数料は、2011 年のスタート当初から一貫して国内最安 10%(プラットフォーム手数料 5%+決済代行手数料 5%。消費税別、詳細はこちら)。プレゼンターには集まった支援総額の約 90% が支払われます。 どこよりも 1 円でも多くクリエイティブな活動に資金を届けるプラットフォームです。
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オーナーシップは 100% のまま
ファンディングが成立して集まったお金は、投資・融資では無い為、リターンでコレクターに誓約した内容を実行すること以外の返済などの義務や制約は発生いたしません。プロジェクト・作品のオーナーシップは 100% プレゼンターに帰属したまま、集めたお金を基に活動に取り組むことができます。
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2 つの資金調達の仕組みで柔軟に
活動の本格化を控えているプロジェクトがローンチ資金を集めるのに適している「All or Nothing 方式」と、プロジェクトのスケールアップや作品のクオリティを上げるために必要な資金を募るのに適している、目標達成しない場合でもファンディングが実行される「All in 方式」の 2 種類をご用意しています。(2 種類の資金調達について)
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専属スタッフがサポート
プロジェクトの成功には、クラウドファンディング独自のノウハウが必要です。これまでに 4000 件以上のプロジェクトを扱ってきた MOTION GALLERY の豊富な経験をもったスタッフが、あなたのプロジェクトの魅力を最も表現できるプロジェクトページの完成へと導きます。
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最短で翌日掲載が可能
掲載のお申込みから掲載開始までの時間は、プレゼンターのプレゼンテーションのご準備状況に依ります。平均 1 週間程度ですが、我々はプロジェクトの最適な掲載タイミングを重視し柔軟な対応をしております。最短で翌日の掲載も可能な準備をしてお待ちしております。
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豊富な決済手段
VISA、マスター、ダイナースなどのクレジットカードだけでなく、銀行振込やコンビニ決済、キャリア決済にも対応しています。どんな方にも応援の輪に参加頂ける環境を整えています。
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MOTION GALLERY からは、過去に様々なプロジェクトが飛び立って行きました。豊富な成功事例のデータや、アドバイスを蓄積し、そのバトンを新しいプレゼンターに繋いでおります。ファンディングを始める前、そしてファンディング最中での迷いも解決し、目標達成に近づくサポートになっています。
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自治体からのサポート
MOTION GALLERYでは、地方自治体との連携も積極的に進めており、より大きくプロジェクトを育てて行ける環境の整備に日々取り組んでいます。(東京都によるクラウドファンディング助成プログラム)
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各種のメディア連動で PR が可能
映画.com や greenz など、各種メディアや団体とのアライアンスによってプロジェクトをより多くの、より遠くの人に発信できる環境を整備しています。キュレーションパートナー一覧
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強固な支援コミュニティ
既に 4000 件を超えるクリエイティブなプロジェクトが、50億円以上のお金を集め、活動をスタートさせています。そんな先見性と応援意欲が高い MOTION GALLERY のコレクターのみなさんとアイデアやプロジェクトの実行過程を共有・交流する事で、お金を集めるだけではなく新たなファンとの出会いも生まれます。プレゼンターとコレクターが 1 つのチームとして支え合いながら実現に向けて動くという点も新しいクリエイティブ活動の形です。
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いち早く集まったお金をお届け
クラウドファンディングが完了したら、プロジェクトに直ぐに取り掛かりたい。そのお気持ちに応える為に、クラウドファンディング終了からプレゼンターにお金をお届けするまでの期間が最短になるように日々努力しています。現在は掲載終了日の翌月末にお届けしています。
History
MOTION GALLERY の歴史は、
まだ見ぬ未来や価値を生み出そうとする勇気と情熱に溢れるプレゼンターと、
そのビジョンに“共感” し “参加” した 1 人 1 人の思いで社会を多様で豊かにして来た歴史です。
MOTION GALLERY は、2011 年 7 月 14 日に誕生しました。それ以来、応援金額・コレクター数ともに前年比 200% 超えとなる広がりを続けており、これまで、500,000 人以上のコレクターがプロジェクトを支援し、50億円以上がファンディングされ、4,000 件以上のプロジェクトに資金提供されています。
2011 年のスタート以来、MOTION GALLERY の手数料は一貫して国内最安値となる 5% (+決済代行手数料 5%)で運営し、1 円でも多くのお金をプレゼンターに届けて参りました。同時に、詳細なプロジェクトデータの分析を基にした的確なアドバイスや効率的な管理ツールをプレゼンターに提供するなどの手厚いサポートにより、掲載プロジェクトの目標達成確率 60% 以上を維持し続けています。
これまでに、次世代を作る学生のプロジェクトから、やなぎみわ氏や宮島達男氏などの国際的現代美術家の方々まで、アーティスト、映画制作者、舞台制作者、パフォーマー、アニメーター、文筆家、デザイナー、実践者、開発者などのすべてのクリエイターが自身のクリエイティブ的熱狂を、活気あふれるコレクターと共有して来ました。また、第 65 回カンヌ国際映画祭コンペティション部門正式招待作品となった、イランの巨匠アッバス・キアロスタミ監督『ライク・サムワン・イン・ラブ』を皮切りに、国際映画祭で受賞・ノミネートされる作品が続々と誕生しております。
2011 年
3.11に東日本大震災が起き、その後震災復興に向かっていく世情の中で、日本にはまだなかったクラウドファンディングという仕組みが、7月14日フランス革命の日に誕生しました。その名も『MOTION GALLERY』。その第一号のプロジェクトで制作された、アッバス・キアロスタミ監督作『ライク・サムワン・イン・ラブ』がカンヌ国際映画祭コンペティション部門にノミネートされ、大きな第一歩が始まりました。
2012 年
2年目となったMOTION GALLERYは、クリエイティブな形で広がっていきました。
震災からの復興をテーマに活動するアクセサリーブランド『OCICA』、次世代を担うクリエイターが集まって開催された無差別級紙芝居フェス、インストバンド『ソノダバンド』のアナログレコード制作など、多様なプロジェクトが生まれました。
後にカンヌ国際映画祭で高く評価され国内外から注目を集めるようになる深田晃司監督の衝撃作『さようなら』製作プロジェクトも2012年から始まりました。
2013 年
クラウドファンディングが日本に誕生して3年目、まだ1,000万円の大台を超えるプロジェクトは日本に生まれていませんでした。その歴史的な快挙を成し遂げたのが、映画『ハーブ&ドロシー ふたりからの贈りもの』。1,000万円の目標をはるかに上回る1,460万円が集まり、大きな社会現象となりました。まだまだ日本で広がりを疑問視されていたクラウドファンディングの可能性に多くの人が目を向け始める大きなきっかけとなりました。
2014 年
MOTION GALLERYが誕生して4年。ひとつひとつの魅力的なプロジェクトをみんなで一緒に育み、累計で、
コレクター数1万5,000人/応援額2億円を突破するまでに成長しました。
ゲーム界のレジェンド・飯野賢治氏の最後の企画『KAKEXUN』を実現する挑戦、そして2021年に『ドライブ・マイ・カー』が第74回カンヌ国際映画祭にて日本映画初となる脚本賞を受賞、2022年には同作が第94回アカデミー賞作品賞を始めとする計4部門にノミネートされる快挙を遂げる、濱口竜介監督の代表作『ハッピーアワー』制作プロジェクトなど、これまでの歴史とこれからの未来が交差する年にもなりました。
2015 年
2015年はこの1年間だけでこれまで4年間の累計応援額を大きく上回る金額が集まり、
日本におけるクラウドファンディングの飛躍を大きく感じさせる年に。
空族『バンコクナイツ』やPE’Z ラストライブを始め、1,000万円の大台を超えるプロジェクトが多数誕生しました。
しかし金額だけではありません。日本を代表する橋口亮輔監督の新作『恋人たち』やアジアで活躍する音楽家・半野喜弘監督『雨にゆれる女』、そして後に情熱大陸に出演する松本花奈監督『脱脱脱脱17』など良作も数多く誕生しました。
2016 年
創設6年目となるこの年も、プロジェクト数・コレクター数・応援額ともに倍増し、
ますますMOTION GALLERYの広まりを感じる年になりました。
2016年を振り返って見えてきたテーマは『語り継ぐ』。
これまでのレガシィの魅力はそのままに、形を変えて未来に語り継ぐようなプロジェクトが多く誕生しました。
フィルムカメラの良さをデジタル時代にインプリする『ロモグラフィー』のプロジェクトや、石井岳龍監督初期作のデジタルリマスター化、大阪シネ・ヌーヴォのリノベーション。古き良き時代の叡智を学び未来を生み出そうとする土台が生まれたこの年が、振り返ると大きな意味を持つ年になるかもしれません。
2017 年
例年に引き続きこの年も、プロジェクト数・コレクター数・応援額ともに前年比倍増の成長を記録します。
この年は週刊文春のグラビアを飾った『築地魚河岸ブルース』や調査報道に挑戦するワセダクロニクル、WOWOWと連動したアニメ制作『映画の妖精 フィルとムー』などメディアを騒がせるプロジェクトが多く生まれた年でもありました。
そして2つの大きな動きも始まりました。日本各地のローカルな場所と映画をマッチングして双方を盛り上げる映画上映プラットフォーム『popcorn』がMOTION GALLERYの姉妹サイトとしてオープン。また、MOTION GALLERYが単なるプラットフォームではなくクリエイターとして映画制作にもコミットし、プレゼンターの皆様に映像制作機能も提供する映像制作レーベル『MOTION GALLERY STUDIO』もスタートしました。ドキュメンタリー映画『建築を、あきらめる(仮)』は、『MOTION GALLERY STUDIO』が制作し『popcorn』で上映する、新しい取り組みの第一弾となりました。
2018 年
引き続きプロジェクト数・コレクター数・応援額ともに倍増し、
MOTION GALLERYを利用してクリエイティブな社会づくりを行う皆様の情熱を改めて感じました。
なにより2011年の創業当時には考えられなかったような大きな規模のお金がクリエイティブで社会的な活動に届くようになった今でも、起案したプロジェクトの60%以上が目標金額を達成しています。
我々のサポートが高水準で行われ続けている事を示す嬉しい指標です。
またこの年から、東京都のクラウドファンディング助成プログラムも始動。
様々なローカルの課題を解決するプロジェクトも盛り上がりを見せています。
2019 年
プロ冒険家の阿部雅龍さんが人類初の南極冒険に挑戦するプロジェクトや、品川ヒロシ監督の『リスタート』など、
可能性を切り拓くビッグプロジェクトがたくさん生まれた年になりました。
特に孤高のバンド『フィッシュマンズ』の魅力に迫る映画制作プロジェクトや、柳美里さんの「フルハウス」第二弾プロジェクトは、2,000万円に迫る応援を集め、大きな話題に。
また、地方自治体と取り組むガバメントクラウドファンディングがMOTION GALLERYで開始。北海道下川町を皮切りに、和歌山県、広島県呉市、奈良県へと広がっていく、起点の年になりました。
2020 年
新型コロナウイルス感染症の影響を受け、いち早く支援プログラムを開始。各地の宿やお店、劇団やイベント主催者など、
たくさんの方にご利用いただきました。
深田晃司監督・濱口竜介監督が発起人となって有志で立ち上げた
「ミニシアター・エイド(Mini-Theater AID)基金」は、国内最速で1億円を突破。最終的には3億3,000万円を超える応援を集め、
SNSやメディアでも大きなうねりを生み出しました。
各地のミニシアターの存続を願う人々の想いが形になった、
クラウドファンディングの力を改めて感じるようなプロジェクトでした。
また、継続支援型のプラットフォーム「BASIC by MOTION GALLERY」、“これからの文化と社会のはなし”をテーマに届けるPodcast番組「MOTION GALLERY CROSSING」、
アートを触媒に社会に変化を創り出すアーティストを支援する
「社会彫刻家基金」を開始。“当たり前”が急激に変わってしまった中で立ち上げた、
クリエイティブな活動を応援し続けるための、新しい挑戦です。
代表の大高がキュレーターとして関わった「さいたま国際芸術祭2020」の開催もこの年でした。オンラインだけではなく、
リアルなプロジェクトにも積極的に取り組んでいきます。
2021 年
文化的な取り組みに焦点を当て、その価値を世の中に伝え、ともに多様な社会をつくっていく。
そんなプロジェクトが多く生まれた1年でした。
犬童一心監督のダンスドキュメンタリー『名付けようのない踊り』が、見えなくても聞こえなくても作品を体感できるバリアフリー上映を実現。
また、世田谷区豪徳寺にある明治建築の洋館「旧尾崎邸」、荒川修作+マドリン・ギンズによる世界初の死なないための住宅「三鷹天命反転住宅」、
黒川紀章が手がけたメタボリズムの代表的な集合住宅「中銀カプセルタワービル」といった歴史的建造物のクラウドファンディングが注目を集め、
TVでも特集が組まれました。
その他、電通とともに広告サービスプラットフォーム「AD MISSION」を立ち上げ、
誰でも届けたい想いとメッセージを広告として発信できる仕組みをつくりました。
ひとりひとりの声を、「社会を動かすかけ声」に変えていく。創業時からの想いがしっかりと形になっていった2021年でした。
Not Only Funding
MOTION GALLERY は、アイデアから形にしたあとまで、
あなたのプロジェクトをずっとサポートします。
MOTION GALLERY は、単なるお金集めだけを目的にしたサービスではありません。お金だけでなく共感と仲間を集めるクリエイティブ・コミュニティとして、提携・主催するさまざまな活動であなたのクリエティブなアイデアの起点からマネタイズまでサポートを行っています。クラウドファンディング期間だけでなく、プロジェクト全体を通しての価値最大化を一緒に考える。それが MOTION GALLERY です。
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月額型クラウドファンディング
BASIC by MOTION GALLERY
創作にまつわる人々の日常的な活動を支援する、ベーシックインカム・プラットフォームです。コミュニティを育みながら継続的に資金を受け取り、日々の活動の基盤を充実させることができます。 -
研究
自由大学
クラウドファンディング学を定期的に開講しています。「お金もスキルも、仲間とシェアして未来をつくる」をテーマにクラウドファンディングについてみんなで研究しています。 -
クリエイターコミュニティ
Midori.so
クリエイターが集まる場所でランチ会を行っています。プロジェクト中のプレゼンター同士やクリエイターとの交流を応援します。 -
出版
レーベル
まだアイデアの段階でも大丈夫。出版のプロジェクトであれば、あなたにぴったりの出版の形をレーベルとして一緒に考えていきます。 -
映像制作
MOTION GALLERY STUDIO
“ひらめきだけで、かたちになる”
資金調達と映像制作をワンストップで提供する業界初の映像制作サービスです。 -
映画館
K2 | シモキタ - エキマエ - シネマ
2022年にオープンしたミニシアター。下北沢という文化の“るつぼ”のような街を背景に、様々な文化と繋がり、時代を超える価値を街にひらいていく映画館です。 -
Podcast番組
MOTION GALLERY CROSSING
編集者の武田俊と演劇モデルの長井短が、アートやカルチャーにまつわる話題を、ゲストとともに掘り下げていくPodcast番組。毎週水曜に最新エピソードを配信しています。 -
広報
greenz 連載、映画.com コラム
クラウドファンディング終了後、実際にプロジェクトが実現した姿を追い、プレゼンターそれぞれの物語をより多くの人に伝えています。 -
社会を動かす”かけ声”
AD MISSION
MOTION GALLERYと電通が展開する、 個人でも企業でも「届けたい想いを持つ人」なら誰でも広告媒体を活用してメッセージが発信できる新しいサービスです。
Vision
MOTION GALLERY が大切にしていること。
それは、現代芸術家ヨーゼフ・ボイスが提唱したビジョンである『社会彫刻』の概念の実現です。
MOTION GALLERY はクラウドファンディング黎明期であった 2011 年に誕生し、これまで映画、音楽、舞台をはじめとするアートから、まちづくりや場所づくりなど地域に向けた活動まで、様々なプロジェクトを応援してきました。
ひとりが勇気を持って立ち上げたプロジェクトに、誰かが共感し、支援する。クラウドファンディングに集まる支援は、単なる消費活動の結果ではありません。今より創造的な社会を一緒に実現するために託した思いであり、応援される人も応援する人もみな等しく、これからの未来をつくる“クリエイター“なのだと言うことができます。
クラウドファンディングを立ち上げることは、とても勇気のいることです。私たちはこれからも、プロジェクトひとつひとつが秘めている可能性を丁寧にすくい上げ、実現に向けて並走し、形にしていきます。何よりも、ひとりの思いや活動が社会をより良い場所へ変えていくことを、MOTION GALLERY は信じています。
みんなの思いや活動を形にし、創造的な社会を作り上げる活動全てがアートであるという芸術家ヨーゼフ・ボイスのビジョン「人間は誰でも芸術家である。」を具体化する場所。それが MOTION GALLERY です。