<2021年7月12日更新>
2021年3月31日まで受付を行っておりました、
下記『AIDファンディング・プログラム』ですが、昨日4月25日より開始された新型コロナウイルスの第3次緊急事態宣言の影響をふまえ、日本全国の興行場・飲食店・宿泊施設等を支援するクラウドファンディングのサービス手数料を”無料”にする「AIDファンディング・プログラム」の受付を本日7月12日(月)から9月30日(木)まで再開いたします。
要項等は前回の「AIDファンディング・プログラム」と同様とし、
受付期間をら9月30日(木)迄として再開させていただく形となります。
何卒宜しくお願いします。
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新型コロナウイルスの被害や損害を被られた方々には、心よりお見舞い申し上げます。
MOTION GALLERYは、新型コロナウイルスの影響で中止もしくは延期となったイベントや施設を支援するクラウドファンディングプログラムを、2020年2月27日から約4ヶ月間実施してきました。また、それ以降も、緊急事態宣言解除以降で起こっている文化表現活動およびソーシャルグッドな活動におけるコロナ対策の変化を踏まえ、対象プロジェクトを拡充した『AIDファンディング・プログラム』(以下、本プログラム)としてアップデートし、クリエイティブ分野における『新しい日常(New Normal)』の実現をサポートさせて頂いております。
本プログラムが適用となったプロジェクトは、目標金額への到達の有無に関わらず集まった資金を受け取ることができるプロダクションファンディング(ALL-IN形式)が適用されます。通常は、国内最安値の10%の手数料となる所を、MOTIONGALLERY手数料を無料(5%→0%)、決済手数料(5%)のみでクラウドファンディングの実施が可能となります。
2月以降、日本政府から新型コロナウイルス感染拡大防止のため、大規模イベントの自粛要請があり、イベントを中止・延期せざる得ない状況となったことで、プロジェクト準備中の起案者様や、掲載中の起案者様からコロナ対策を起因としたイベントやプロジェクトの中止に関して数多くの相談を頂いておりました。また、これまでご一緒したクリエイターの方々がイベント中止の為に発生する資金の問題に直面されている姿を目の当たりにし、「新型コロナウイルスの影響で中止もしくは延期となったイベントや施設を支援するクラウドファンディングプログラム」で支援を行ってきました。
https://motion-gallery.net/blog/suportprogram
イベント主催者様やクリエイターの方々の他、店舗等の人が集まる場所自体の永続的運営も幅広くカバーしたことで、この約4ヶ月で約10億円の資金がさまざまな文化活動やソーシャルグッドな活動の支援に繋がりました。特に、日本のクラウドファンディング史上最高額を記録した「ミニシアター・エイド基金」をはじめとしたエイド基金により、営業自粛に喘ぐさまざまな文化施設を支えることができました。
そんな中、緊急事態宣言も解除され、エイド基金を通じて休業補償をみんなで支えた映画館や劇場なども興行を再開するなど、新しい日常に向かって新しいフェーズに入ってきています。それは、withコロナ、afterコロナ、postコロナと呼ばれる状況を見据え、感染拡大防止と経済活動や社会活動の継続の両立を目指すNew Normalをこれから作り上げて行かなくてはいけないというフェーズです。今後、ソーシャルディスタンスを保てるような新しい取り組み(オンライン化・座席を1席空ける等)と、それにより発生する行動変容や機会損失を何らかの形で補填し均衡を保つという、答えがすぐに出ない上にそれぞれの業界や場所で最適解が違うような、答えの出ない取り組みになるのだと思います。
MOTIONGALLERYもこれまでのプログラムを更にアップデートし、新たに求められるNew Normalの実現に対するチャレンジをサポートしてまいります。
New Normalの実現をサポートする『AIDファンディング・プログラム』
(1)対象プロジェクト
●新型コロナウイルスの影響で開催予定であったイベントや興行等が中止もしくは延期となり、会場費や運営費などの損失が発生したイベント及び興行の主催者及び関係者
●新型コロナウイルスの影響で開催予定であったイベントや興行等の中止を受け、イベントのオンライン化や映像作品化など不特定多数の接触を防いだ形での開催に変更することで、新たに会場費や運営費などが発生したイベント及び興行の主催者及び関係者
●新型コロナウイルスの影響で自主的に休館・休業を選択された映画館・美術館・劇場・イベントスペース・飲食店・宿泊施設の運営者の方々、もしくは、新型コロナウイルスの影響で営業に損害を受けた飲食店・宿泊施設等の運営者の方々、及びその方々や医療従事者にお金や物資を届ける事を目的とした活動を行う支援団体の方々
●【NEW!】「New Normal」に対応するための新しい取り組みを行おうとするイベント及び興行の主催者及び関係者、製作者、映画館・美術館・劇場・イベントスペース・飲食店・宿泊施設の運営者の方々
*「New Normal」に対応するための新しい取り組みとは、これまでの活動を続けつつも、「New Normal」に適応すべき、ソーシャルディスタンスを確保するための取り組みを行う活動のことを指します。
具体的な事例としては、
・ソーシャルディスタンス確保の為に座席数を減らして公演を行う、等
(2)プログラム内容
●MOTIONGALLERYの手数料を無料とさせていただきます。決済手数料(5%)のみでのクラウドファンディング実施が可能となります。
(3)クラウドファンディングページでの記載事項
●興行や営業の中止/延期/代替開催/休止/予約キャンセル等により発生した損害額、もしくは、「New Normal」対応のための活動内容やその費用を明記すること。
●クラウドファンディングで集めた金額はその損害や追加予算の補填、もしくは「New Normal」対応費用に充てること。
●損害額や対応費用を超えて支援金が集まった場合の資金使途を予め明記すること。
(4)公開~振込までのスケジュール
●申し込み期間
~2021年9月30日
●審査期間
申し込みから1営業日以内に本プログラムの適用有無をご連絡いたします。
●公開期間
公開準備ができたものから順次公開いたします。
●振込期間
プロジェクト終了日の翌月末日~翌々月初週に支援金をお振込します。
(5)お申し込み方法
下記フォームからお申し込みください。
お申し込みの際に「AIDファンディング・プログラム」へのお申し込みである旨もご明記ください。
https://motion-gallery.net/start_project
本プログラムへの願い
コロナ禍により緊急事態宣言解除後も、クリエイティブな活動・ソーシャルな活動に甚大な影響が可視化されつつあります。
MOTIONGALLERYとして、「新型コロナウイルスの影響で中止もしくは延期となったイベントや施設を支援するクラウドファンディングプログラム」に続き、皆様のダメージの軽減に寄与できればと願っております。
何卒宜しくお願いします。