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ドキュメンタリー映画『SAVE THE CLUB NOON』をクラウドファンディングで実現!
2012年4月、風営法により摘発された大阪の老舗クラブ[NOON] (前身[club DAWN])。 クラブミュージックのみならず様々なジャンルのアンダーグラウンドな音楽シーンを支えた、いわばカルチャーの電波塔だった NOONへの「感謝」、そして「救済したい」という想いを伝えるべく、豪華ミュージシャンたちは20分や30分の少ない持 ち時間でマイクをリレーする……。この映画は昨年の7月、4日間に渡り開催されたイベント『SAVE THE NOON』を追いかけたドキュメンタリー映画です。
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佐伯 慎亮 (さえき・しんりょう) 写真家 1979年広島生まれ。2001年にキヤノン写真新世紀優秀賞を受賞。被写体を特には限定せず、日常のあらゆる場面で生と死と笑いを収集する写真作家として活動。韓国やリトアニアなど、国内外での展覧会多数。2009年、初写真集「挨拶」(赤々舎)刊行。映画『あがた森魚ややデラックス』(2009年 トランスフォーマー)では撮影を担当した。その他、音楽活動なども行っている。2013年には2冊目の写真集を計画中。
2012年4月、風営法により摘発された大阪の老舗クラブ[NOON] (前身[club DAWN])。 クラブミュージックのみならず様々なジャンルのアンダーグラウンドな音楽シーンを支えた、いわばカルチャーの電波塔だった NOONへの「感謝」、そして「救済したい」という想いを伝えるべく、豪華ミュージシャンたちは20分や30分の少ない持 ち時間でマイクをリレーする……。この映画は昨年の7月、4日間に渡り開催されたイベント『SAVE THE NOON』を追いかけたドキュメンタリー映画です。
2012年4月、風営法の厳密化により摘発された大阪の老舗クラブ[NOON](前身[club DAWN])。クラブミュージックのみならず様々なジャンルのアンダーグラウンドな音楽シーンを支えた、いわばカルチャーの電波塔だった NOONへの「感謝」、そして「救済したい」という想いを伝えるべく、豪華ミュージシャンたちは20分や30分の少ない持ち時間でマイクをリレーする……。この映画は昨年の7月、4日間に渡り開催されたイベント『SAVE THE NOON』を追いかけたドキュメンタリー映画です。
インタビューでは、表現者の視点から風営法や音楽の未来についてそれぞれの視点から語られており、ライブは2012年夏の、様々なミュージシャン達の熱い演奏を記録したエンターテイメント作品としての要素が盛り込まれています。
現在映画はほとんど完成しており、東京、大阪の上映予定の劇場も決まっていま すが、イベントで演奏された楽曲に対して、“著作権使用料・出版権使用料”という問題に直面しています。出演者の方々には無償でこの映画にご協力頂いており、出演料、使用料などは一切発生していませんが、JASRAC への著作権使用料、出版権を持つ各企業への出版権使用料は避けては通れません。 これらの資金が集まらないと公開できないという状況です。
関西では2010年頃から風営法の取り締まりが強化され、約2年間でおよそ20軒ものクラブが実質的な廃業を余儀なくされました。そんなただ中の昨年4月4日、大阪中崎町の老舗ナイトクラブ「NOON」が21時43分頃に「無許可で店内にダンススペースを設け、客にダンスをさせていた」という理由で摘発、経営者を始めスタッフ8人が逮捕されるという 事件が起こります。それまでの深夜帯ではない摘発だったこともあり、クラブシーンのみならずライブハウスにまで更なる緊張を生みまし た。NOONはまさしく大阪を代表するクラブの一つで、メジャー、インディーズ関係なく世界中からあらゆる音楽家達が集うジャンルレスな場所です。
そのNOONを救済するべく、『摘発によってNOONという場所を無くしてはいけない』と、それまでNOONに深く関ってきたDJやミュージシャン、イベンター、音響スタッフの人達が集まり、決起し、それが実行に移されたイベント、それが『SAVE THE NOON』です。
4日間、日本全国から約100組を超えるDJやミュージシャン、アーティスト達が集まり連日満員御礼で開催されました。前身の[clib DAWN]から現在の[NOON]までの19年という長い年月の間、様々な人達の出会いにより培われてきた「NOONへの想い」がまさに一つになったイベントです。
僕たちはそのような意義深い場所へ行き、撮影をさせて頂きました。
企画者の佐伯です。僕は普段は カメラマン、写真家として活動しています。
昨年6月、雑誌の取材でたまたまNOONオーナーの金光さんの取材撮影の仕事を受けました。そのインタビューの後、金光さんから不意に発せられた「誰か来月のイベントを映像作品として記録できる人いないかな?」という一言が、この映画を制作するきっかけになりました。
数年前にミュージシャンのドキュメンタリー映画でカメラを担当した経験があった僕は、それを聞いた時「何か自分にも出来ることがあるかもしれない」と思いました。といってもいきなり撮る覚悟ができた訳ではなく、最初は知り合いづてに撮りたいと言ってくれる人を捜し、僕はカメラマンとして撮影を手伝う程度に考えていました。でもそんな人はなかなか見つかりません。
自分にとってNOONは DAWNの時からよく行っていた場所(田舎者の僕をドギマギとクラブデビューをさせてくれた場所)で、自分自身がバンドで出演したこ ともある場所でした。自分も当事者であると自覚すると共に『誰かがこれをやらないといけない』とだんだん思うようになってきたのです。
そんな時、友人の映画監督の宮本杜朗が無理矢理に予定を合わせてくれ、なんとか協力できると言ってくれました。時間のない中、NOONのマネージャー・陽平さんと も話し合いを重ね、そして撮影に臨みました。出来るだけ多くライブを撮影し、出演者の方々にインタビューを試みました。会場のオンジェムとNOONのスタッフの方々、出演者の方々の多大なるご協力をいただき、僕と宮本は数名のスタッフと共に4日間、カメラを手に全力で走り抜けました。
「なぜクラブで踊ってはいけないのか?」そのような切り口でテレビ、新聞、ネットなどのあらゆるメディアがこの問題を取り上げてきました。そういった報道では、弁護士、クラブ経営者、音楽ライターの方々の意見はよく目にしますが、クラブやライブハウスを生業の場としているミュージシャンの声はなかなか表立って記事にはなっていません。この映画は、そのミュージシャン達それぞれのダイレクトな声をより多くの人に伝えたい、という思いが核になっています。
風営法に対しての問題を冷静に捉え、疑問を通して自分たちが生きている今の社会をより深く知り、これからの未来を考えていく、そういうきっかけになればという気持ちで製作しています。
そして、記録としての役割。「2012年の夏にこういうイベントがあった」という事 実を、音楽を愛するこれからの世代にも伝えていく事を目的にしています。
この映画は、風営法のあり方について深く掘り下げて考察していく、という内容の映画ではなく、あくまで「最初の一歩」です。その「最初の一歩」が、見た人の今後へと、きっと繋がっていきます。その役割がこの映画にはあるものと確信しています。
『SAVE THE CLUB NOON』の始まりは友達で写真家の慎亮との立ち話からでした。2012年6月18日。夏の夜。
慎亮「この前取材で金光さんの写真撮ってんけど、誰かSAVE THE NOONの映像撮ってくれる人おらんかなーって言ってはってな」
僕「ふんふん」
慎亮「やらん?」
僕「やりたいけど時間ないわー。7月18日からクランクインやもん」
慎亮「やんなー」
これでこの会話は終わりました。
だけど、映画監督である僕も写真家である慎亮も関西の音楽シー ンにはめちゃくちゃお世話になってきました。だから「時間がないからってやらんでええんか?これは一つ恩返しのチャンスちゃうか?」 とモヤモヤしはじめました。なぜなら僕は今まで友達と映画を作ってきましたが、その友達のほとんどがクラブやライブハウスがなかった ら出会っていません。つまりクラブ・ライブハウスがなかったら今まで映画を撮ることすらできなかったかもしれません。撮れていたとし ても映画学校を出てない僕は協力してくれる人もなく一人で、車のタイヤを擬人化し、転がるタイヤを主人公に孤独な映画を撮っていたことでしょう。
事情は多少違えど慎亮もクラブやライブハウスがなかったら現在の写真家佐伯慎亮はいなかったことでしょう。
そもそも僕と慎亮も出会ってなかったと思います。
そう考えると、どうしてもやりたいな、という気持ちになってき ました。その場で別プロジェクトのラインプロデューサーに電話をかけ、事情を説明し、7月18日のクランクインを19日にできないか相談すると「何とかする」と男の一言を頂きました。
僕「SAVE THE NOON撮るわ。やりたいやらせて」
慎亮「え?いけるん?」
僕「いけるようになった」
慎亮「制作費ゼロやけど・・・」
僕「・・・」
慎亮「・・・」
6月26日、人のいないNOONのダンスフロアで打ち合わせ。
カメラマンのギャラ、録音技師のギャラ等は僕と(そのほとんどを)慎亮が払い、その後になんとか取り戻すことになりました。
7月14日~17日の4日間たくさんのライブがありましたが、毎日いろんなジャンルの音楽が鳴りました。ヒップホップ、アバンギャルド、ロック、パンク、歌もの、ジャジー、ハードロック、ブラバ ン。ジャンルとはいいましたが、ほとんどがどのジャンルに属すとは言い難い音楽ばかりでした。それは各ミュージシャンが音楽に対して 真面目に取り組んでいることの表れだと思います。NOONというハコはそういうミュージシャンが出演するハコなんです。こんな NOONを取り締まれる風営法はアカンな、と思いました。
ミュージシャンの方々もノーギャラ出演でインタビューさせて頂きましたが、誰もが快く参加して頂けました。
この風営法の問題は単にクラブだけの問題ではありません。全ての音楽が避けれない問題であり、またそれだけでもありません。民衆が社会にどう関わっていけるのか、という3.11以降、現在進行形 の重要な案件も含まれていますし、歴史的に政治上の過程を経て、民衆が獲得してきた様々な自由も、ひとたび風営法をまたぐと、その先には暗い雲が広がっている気がします。そこが問題です。
映画監督 1981年京都生まれ
・長編映画
05年『吉村佳雄WALKING,SLEEPING』中之島映画祭グランプリ受賞
06年『石売れず』
07年『フリフリ坊主』CO2企画制作総合プロデューサー賞受賞、OSKARIADA2008(ポーランド)、日本ハンブルグ映画祭(ドイツ)
09年『尻舟』東京(UPLINK,ポレポレ東中野)、大阪(シネヌーヴォ)、広島(横川シネマ)劇場公開 高崎映画祭
13年『太秦ヤコペッティ』シマフィルム京都連続第3弾 今春、劇場公開決定
・短編映画
06年『明日香荘の人』Berlin Asia Pacific Film Festival(ドイツ)
11年『こぼれっぱなし』第3回恵比寿映像祭、MOOSIC LAB 2011
・PV
オシリペンペンズ『時は来た』、DODDODO『猫がニャ~て 犬がワンッ』、似非浪漫『ギガ大将』、オニ『あじさい』、チャットモンチー『春夏秋』※撮影参加、YDESTROYDE『必殺』、トンチ『イナズマドン!』、water fai『YYTV』
そもそも「風営法」について、僕は何も知りませんでした。小バコといわれるクラブやライブハウスのほとんどが「敷地面積の関係上飲食店としての届け出しか出来ない」というのは聞いていましたが、そんな場所は日本中のどこにでもあるし、そんなもんだろう、くらいの認識でした。
一連のクラブ摘発の理由が「客にダンスを踊らせた罪」だというのを知った時、僕の中では「風営法」と「ダンス」が全く繋がらなかったのです。何が問題で、何を規制対象にしているのか? ダンスを踊らせた罪?? 踊ることに許可がいる??? 何時であろうと関係ない??? 調べていく内に分かったのは、この法律が、野外フェス、カフェやバー、ダンス教室など、昼も夜も関係なくそこで音楽が鳴っていて人が踊るのであれば全ての場所が規制の対象になるという現実でした。これはハッキリ言って、日本中全ての音楽愛好家にとっての大問題だ!! と思いました。
なぜダンスを規制対象にして音楽の場所を奪うのか? 確かにクラブに出入りしている人の中には酔っぱらって迷惑をかける様な事だってあるし、騒音問題で近隣ともめていたクラブもあると聞きます。 NOONの場合も18年前のDAWNの頃、オープンした翌年の95年に一度騒音問題で摘発を受けています。しかしそれ以降は「防音対策はもちろん、付近の清掃などを行なう事により町の一部として認知されるようになっていった」とオーナーの金光さんはインタビューで答えています。
よくメディアで言われているのが、クラブは「ドラッグの温床」というイメージ。芸能人の事件などもあり、そういうイメージが世間一般に広がっているようです。しかしながら、大阪の一連の摘発ではドラッグに関する犯罪は一切発覚していません。「客を踊らせた」以外の罪は何も出ていないのです。クラブ摘発で警察がやっている事は、万引きを取り締まるために駄菓子屋を無くしてしまうのと同じくらい不可思議なことと言えるのではないでしょうか?
法律はもちろん守るべきものだと思います。皆で平等に守っていくべきルールです。ですが、いろいろな法律がある中で、「この法律ってどうなんだろう」と一度ゆっくり考えてみることも必要だと思うようになりました。「やっぱりおかしいんじゃないかな」と提案し、皆で議論していくことで私たちの社会生活は成り立ち、発展して行きます。
「この問題は風営法だけの問題にとどまらない」と、いとうせいこうさんもインタビューで話しています。3.11以降のこの国の政治、社会システムのあり方に多くの人が憤りを感じているように、僕 自身ももう2年以上前の生活には戻れないと感じています。その為には何をすべきなのかを、身近な暮らしの中に模索していました。風営法問題についても地続きでいろんな事と繋がっているな、と漠然と考えていたそんな時、金光さんから今回のイベント撮影の話を聞いて 「ハッ」としたのです。
風営法のダンス規制の動きはクラブだけにとどまっていません。 現在進行形で様々なダンス教室、社交ダンスサークルやサルサバー(男女ペアで踊ることも摘発理由になっている)、海の家までもが対象になっています。音楽を愛する自分たちの大切な空間を守るために、そしてこれからの世代に引き継いでいくためにも、この法律について声を上げる時が来ています。
インタビュー経験なんてなかった僕ですが、幸いなことに僕の嫁さんがこのイベントに出演していたこともあり、インタビューをさせてもらった約半分の方々は嫁さんや友人から紹介してもらい、初対面の方々も「NOONの為になるのなら」と協力して頂きました。撮影中、驚いた事があります。会場となったオンジェムは風営法を取得し直し、こけら落としのイベントとしてSAVE THE NOONを開催しました(意味深ですね)。その場所での母親のライブを観ようと、ウチの息子が祖母に連れられてやって来たのですが、風営法を取得しているため18歳未満は入場できなかったのです。楽しみにしていた息子は泣きながら近所のドーナツ屋へ連れて行かされましたが、母親の仕事を見ることを法律が禁じているのを目の当たりにし、本当に情けない気持ちになりました。確かに風営法はそういう法律ですが、今まで数多くのライブを息子にも見せて、或いは参加させてきましたが、それが違法行為につながることだったなんて。。。
制作、編集を進める中で、著作権使用料と出版権使用料などの高額な金額にも驚きました。しかし、楽曲の使用許可を得ず、無理矢理公開 するなんてそれこそルール違反です。避けては通れないモノとして、皆様と共にこの難関をなんとかクリアしたいと思っております。
長々と書きましたが、とにかく、現場のミュージシャン達の様々な声を聞いて頂きたい、そしてあの4日間の最高のライブパフォーマンスの数々を是非観て頂きたいのです!
ご賛同いただける皆様のご支援、どうか、どうぞよろしくお願い致します!!
写真家 1979年広島生まれ
・個展
03年『狂気の今日昨日』
05年『嘔吐マチック』 /FUKUGAN GALLERY〈大阪〉
09年『挨拶』、11年『コノキシ』/AKAAKA〈東京〉
・主なグループ展
02年『写真新世紀10周年記念展』東京都写真美術館〈東 京〉
07年『Comical&Cynical 韓国と日本の現代写真』ドーンセンター地下プール跡〈大阪〉
08年 同、韓国偏〈パジュ〉
11年『Internalized World』 ヴィリニュス国際写真フェスティバル〈リトアニア〉
・受賞 01年 第23回キヤノン写真新世紀優秀賞
・書籍 09年『挨拶』 赤々舎
・映画 09年『あがた森魚ややデラックス』 監修:森達也 監督:竹藤佳世 トランスフォーマー
1925年 警視総監の知人の息子がダンスホールで知り合った女性と駆け落ちしたのを 発端に摘発が行なわれたと言われている
1948年 風営法制定(改正) ”ダンスホールが買売春の取引に使われている”との認識 から「ダンスをさせること」が規制の対象となる
1982年6月 歌舞伎町ディスコナンパ殺人事件
1984年~ ディスコなどでの取り締まりを強化するため風営法改正、摘発が相継ぐ
1997年 社交ダンスブームや国際ダンススポーツ連盟などの働きかけにより、国会内 に『ダンススポーツ推進議員連盟』が発足、3万人の署名簿を添えた請願書を 提出
1998年4月 14年ぶりの風営法改正により、社交ダンス教室への風営法 適用除外が実現
2008年3月 大阪ミナミのクラブで暴行致死事件が起こる
2009年8月 DJとしても活動していた元アイドルの酒井法子が覚醒剤取締法違反で逮捕
2010年1月 アメ村のクラブ内でのトラブルをきっかけに京産大生が暴行を受け死亡
2010年12月 アメ村「AZURE」「DONFLEX lounge」一斉摘発
2011年~ アメ村「Joule」「TRIANGLE」「Lunar Club」「sound channel」など、 京都「Sam&Dave」「BUTTERFLY」などが摘発、その他多くのクラブが 風営法摘発の波を受け営業を自粛していく
2011年6月 六本木のサルサバー「Salsa Sudada」摘発
2011年11月 福岡「Kieth Flack」、半年後には「O/D」が摘発
2011年12月 京都「WORLD」で臨時のバーカウンターをつくったことが無断構造変更に あたるとして摘発
2012年4月 大阪「NOON」、福岡「O/D」摘発
2012年5月 西麻布「alife」摘発
2012年5月 『Let's DANCE署名推進委員会』発足(京都)
2012年6月 こくた恵二衆議院議員が『ダンス規制に関する質問主意書』を国会に提出
2012年7月 イベント『SAVE THE NOON』開催
2012年7月 高知市内の高齢者社交ダンスサークルが、市役所からの指摘で風営法違反 を理由に活動をストップ
2012年8月 書籍『踊ってはいけない国、日本 - 風営法問題と過剰規制される社会』 磯辺涼編著、刊行
2012年9月 六本木「FLOWER」にて金属バット集団撲殺事件、その一ヶ月後に摘発
2012年10月 『福岡クラブカルチャー向上委員会』発足(福岡)
2012年11月 Let's DANCE法律家の会発足 100人を越す弁護士や行政書士が名を連ねる
2012年11月 警察庁が風営法一部改正に対するパブリックコメントを発表
2012年12月 Let's DANCE署名、目標としていた10万筆を突破
2013年2月 Let's DANCE署名推進委員会が法改正に向けてロビー活動を開始
2013年3月 渋谷区議会が「ダンス規制」の見直しを求める請願を前会派一致で採択、衆 参両院に提出する意見書案を決定
2013年4月 書籍『踊ってはいけない国で、踊り踊り続けるために-風営法問題と社会の 変え方』磯辺涼編著、刊行
2013年4月 『クラブとクラブカルチャーを守る会』発足(東京)
2013年5月 Let's DANCE署名推進委員会の集めた15万筆を越える『ダンス規制の見直し を求める請願署名』を国会に提出。超党派の衆参議員約60名による『ダンス 文化推進議員連盟』が発足)
2013年5月 『六本木「Vanity」摘発
2013年5月 アルゼンチン大使館が風営法のダンス規制に対してTV番組内で抗議
なお、風営法によるクラブ摘発の波の前には、クラブ界隈での事件が関係していると見られます。上記にある事件や、騒音問題、クラブ周辺でのトラブルなどが摘発に踏み込む要因であると警察は見解を発表しています。また、芸能人の薬物による逮捕やクラブ界隈の事件の報道のあり方が、世間一般のクラブカルチャーに対するイメージの悪化に拍車をかけています。
(以下は私的見解)これらの事件が、”クラブ”という不特定多数の人間の集まる場所が原因である、とするには無理があります。深夜の居酒屋やカラオケ店、人の集まる場所であるなら駅であっても同様の事件は起きています。事件に関係した場所である”クラブ”が目の敵にされるのは不自然ではないでしょうか? 騒音問題やトラブルなどはそれらに即した法律で対処されるべきであって、取り締まるべきは「ダンス」ではないはずです。まして、社交ダンスやサルサなどのダンスにまで当てはめられているこの風営法は、やはり時代に合っていないと言わざるをえません。
この映画にはライブ、DJ、ダンスフロアの映像が必要不可欠です。 楽曲使用の許可(出版権使用料)は、各レーベルの方と交渉していますが、それとは別に著作権使用料をJASRACに支払わなくては楽曲を使用できません。これまでと、これからの諸々の費用を含め、皆さんにお力添えを賜りたく、このサイトへの掲載に至りました。
プロジェクト資金の内訳
▲著作権使用料110万円
▲出版権使用料50万円
現場製作費56万円
ポスプロ費、宣伝費等84万円
計、約300万円
(▲レーベルや出版権を持つ会社と交渉中、今後変動の可能性あり)
クラブに行って楽しいお酒を飲んで踊った事のある方、風営法によるダンス規制に疑問を感じ、この映画のスピリットご賛同頂ける方、是非とも皆様のご支援をお願い致します!
このファンディングが成功し映画が無事完成しましたら、下記の劇場での上映を予定しています。
・渋谷UPLINK(東京)
・第七藝術劇場(大阪)
500 円
3000 円
5000 円
10000 円
20000 円
30000 円
50000 円
100000 円
200000 円
300000 円
500000 円