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TIPS - 2020.01.03

クラウドファンディングの始め方・やり方を徹底解説! 基本の手順から、目標達成まで

今や、新たな資金調達スキームとしての地位を確固たるものとしたクラウドファンディング。しかしながら、特に個人起案者から、「どうやって始めれば良いかわからない」「なんだか難しそう……」というご意見をよく聞きます。本稿では、そんなクラウドファンディングの始め方・やり方を解説いたします。

※投資型・寄付型については割愛し、購入型のみ解説いたします。

プロジェクト開始から終了までの流れ

 クラウドファンディングは、通常下記のようなステップで進んでいきます。手間暇はかかりますが、専門知識を要するステップはなく誰でもできるようなものなので、確固たる熱意と冷静な戦略で目標金額達成を目指していきましょう。

①戦略立案
②パーティーを組む
③プロジェクトページの作成
④プロジェクト開始!経過報告とお礼を忘れずに

1.戦略立案

 他のあらゆる資金調達スキームと同じく、クラウドファンディングでも「戦略」をきちんと立てることはとても大事です。中でも、

  1. ターゲット
  2. 目標金額
  3. リターン

この3つは、必ず考えなくてはなりません。

1ターゲット

 盲点なのですが、1種類のターゲットだけではなく、より細かく分解した数種類のターゲットの仮説を持つことが重要です。一つ例を挙げます。「映画」のプロジェクトでの場合、映画ファンのみをターゲットに据えがちなのですが、要素を分解して(例えば)「有名な俳優が出るフランス映画」と定義づけます。そうすることで、ターゲットを

  • 俳優ファン
  • フランス好き
  • 映画好き

と3種類に分解することができます。そうすると、それぞれのターゲットに即したアプローチ方法や媒体が違う事がわかってくる為、プロジェクトで考えるべきリターン案やPR戦略を具体的に練ることができるようになります。

広く薄い「マス」に訴えかける事がクラウドファンディングの肝と勘違いされる場合が多いですが、情報が溢れた「ポスト大量生産大量消費社会」に差し掛かった今だからこそ、濃く深く狭い「ファン」から熱烈な支持を確保し、その「ファン」を複数に展開する事で、より幅広い層からの資金調達が可能になります。

目標金額

 目標金額については、基本的には最低限の金額を設定しましょう。この際、コレクターたちに「何に使うか」を明確にする必要があります。

 多くのプラットフォームは、目標金額にとどかなった場合は支援金を受け取れない「All or Noting」方式だけを採用しておりましたが、MOTIONGALLERYは日本で始めて目標に達しなくても資金が集まっただけすべて受け取れる「All in」方式を提供したプラットフォームです。

その後、「All in」方式が日本でも広がりを見せていますが、「All in」方式の意味が誤解されて運用されている事が多い。「All in」方式は、目標金額が未達でもプロジェクトの最低限の実行は可能であるが理想の実現には追加で資金が必要な為に行う方式であり、決して目標金額が無意味化する仕組みではないのです。目標金額はクラウドファンディングにおける、重要な起案者と支援者との約束であり、なぜクラウドファンディングを実施する必要性があるのかを明示する宣言です。

つまり、「All or Noting」方式と「All in」方式のどちらであるかに関わらず、目標金額の設定理由と内訳は、プロジェクトの信頼性を担保するとても重要な指標になります。

どちらの方式でクラウドファンディングを行うかは、プロジェクトの性質によって決定していきましょう。

https://motion-gallery.net/about_funding_method

 また必要な金額が集まったら、「ストレッチゴール」を設定しましょう。ストレッチゴールとは、当初の目標金額が達成された場合に追加で設定される目標金額のことです。ストレッチゴールを設けることで、作品のクオリティを上げたり、新たな目標を設定することができます。

https://info.motion-gallery.net/faq/57

3リターン

 クラウドファンディングの肝と言っても過言ではないのが、リターンです。この設計をどうするかによってプロジェクトの成否は大きく変わってきます。

 オススメの戦略は、ライトファンに向けて2,000-5,000円のリターンを用意し「面」での支援獲得&SNSでのPRを期待、コアファンに向けては10,000円以上のリターンを用意し「点」での多額支援を獲得、という使い分けを行うことです。

 上記3点以外にも、スケジュール感やPR戦略などをプロジェクト開始前にまとめておくと、プロジェクトが進んだ時に随時参照できます。

ーまとめー

 もちろん「そもそもターゲット選定、掲載サイト選定をどうすれば良いのかわからない……」ということもあるかと存じます。この3点はクラウドファンディングプラットフォーマーの知見が特に強く効いてくる領域。MOTIONGALLERYメンバーとのディスカッションをする中で、新しいターゲットが見つかった、新しいコミュニケーション戦略が策定されたという声をとても多く頂いています。プロジェクト設計は成功を大きく左右する為、是非MOTIONGALLERYにご相談いただければと思います。

2.パーティーを組む

 クラウドファンディングは、お一人で取り組んでいるプロジェクトも多く、MOTIONGALLERYではその様なチャレンジを全力でサポートしています!
 一方で、プロジェクトのビジョンを共有する人がスタート地点で多ければ多いほどは成功の確率は高くなり易い。そのため、プロジェクト開始から支えてくれるチームメンバーを予め見つけておくことも重要です。

プロジェクト開始までに余裕があれば、下記の役割を担う方を見つけましょう。

  • リーダー(実行者)
  • デザイナー(プロジェクトの魅力を引き出す画像/動画の制作者)
  • エヴァンジェリスト(PR担当)
  • ポーター(リターン担当)

 「チーム」でクラウドファンディングに取り組むことで、関係者の輪が広がり第三者的視点も得られる為、コレクターからの信頼感も得られます。RPGの様にパーティーを組んでゴールを目指すと考えるとワクワクしてきませんか?!

3.プロジェクトページの作成

 戦略チームが決まったら、プロジェクトページを作成していきます。どんなプロジェクトを行いたいのか、その熱意を伝える文章を作成しましょう。ここで重要になるのが、「キービジュアル」と「メイン動画」です。この2つは、いわばプロジェクトの「顔」になる存在です。これらは、プロジェクトの意図と目的を明確にし、支援者(以下、コレクター)の興味を惹くアセットなので、時間はかかりますが作成することを強く推奨します。

 クラウドファンディングにも、いわゆる「ワンマーケット・ワンメッセージ・ワンアウトカム」の原則は通用します。クラウドファンディングによくある失敗例として「熱意が先行しすぎてファンディングページの情報量が多くなり、結果としてコレクターの意欲が削がれてしまう」というものがあります。プロジェクトに賭ける熱量は保ちながらも、見やすくわかりやすいファンディングページを心がけると良いでしょう。

 プロジェクトページの作成が終わると、審査のフェーズに入り、プロジェクト実行の見通しが立つかどうかを運営サイドが判断します。場合によっては、プロジェクトがより良い結果になるようこちらからご提案を差し上げる場合もあります。

4.プロジェクト開始!経過報告とお礼を忘れずに

 プロジェクトが始まったら、こまめにコレクターに対しての経過報告をしましょう。プロジェクトが進んでいることをきちんと示すことで、コレクターたちへの感謝の意を形で示すことが出来る上、コレクターたちのプロジェクトへの愛着を強めることができます。

 また、リターンの発送も忘れてはなりません。リターンにもよりますが、この作業は意外とヘビーなので、担当者を立てることが望ましいです。

※注意点

  • ロジェクトをストップさせないこと・ストップが見込まれる場合、コレクターに真摯な報告をすること

 コレクターの観点からすると、見知らぬ他人にお金を払うには言うまでもなく「信頼感」が必要です。起案者はプロジェクト成功までのロードマップと計画を立て、その計画通りにプロエクトを履行することが重要です。もしもそれが叶わぬ場合は、誠心誠意コレクターの方に事情を説明し改めて進捗と想定スケジュールを報告しましょう。

  • 目標金額が適正かを精査すること

 人間の心理は不思議なもので、「100万円目標で150万円が集まっており、ストレッチゴールが設定されているプロジェクト」と「300万円目標で200万円が集まっているプロジェクト」であれば、前者の方が盛り上がっているように感じるものです。目標金額が多額すぎないか、一度冷静な目で見つめなおしてみることも重要です。

  • プロジェクトを拡散させること

 クラウドファンディングで一番重要なことは、実はここかもしれません。どれだけ熱意ある素晴らしいプロジェクトページを作っても、それが誰にも認知されなければ徒労に終わってしまいます。SNSを基本手段として、PRサイトへの売り込みやオフラインでのイベント開催などあらゆる手段を使ってプロジェクトを拡散させましょう。

ここでお話したTIPSは、MOTIONGALLERYを運営してきた10年間で得られたものの一部でしかありません!起案される方にお渡ししているハンドブックでは事例とともにより詳しくノウハウをご提供しています!是非クラウドファンディングを立ち上げたいと思い立った時にご相談ください!


この記事を書いた人

MotionGallery編集部

MotionGallery編集部です。

https://twitter.com/motiongallery/


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