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「OCICA」の出版をクラウドファンディングで実現!
このプロジェクトは、2011年秋から宮城県石巻市にある、牡鹿半島の牧浜という小さな集落で生まれたプロダクト”OCICA”と、その制作・販売プロジェクトにまつわる物語をまとめた書籍を出版し、みなさんのもとにお届けするためのプロジェクトです。OCICAは、一般社団法人つむぎやが、男性漁師のサポートをしていた 女性たちに、わずかでも収入をもたらすこと、各々の役割としての仕事をつくること、そして、住民同士の交流機会創出によるコミュニティづくり(再生)を目指してスタートしました。
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つむぎやは、地域に眠る物語に手を添えてカタチにし、それをさしだす人・うけとる人、双方の人生がより豊かになるような関係性を紡いでいく団体です。 2011年秋に設立され、宮城県石巻市でのプロジェクトを実施しております。 今回書籍出版プロジェクトとして申請する"OCICA"は、石巻市牡鹿半島漁村の女性達が、土地の素材である鹿角を加工して手仕事でつくる製品ブランドです。 商品製作および販売を通した、女性達への手仕事収入創出とコミュニティ再生を目的としたプロジェクトとして、2011年秋より開始しました。 プロダクトデザインは課題解決型デザイン事務所「NOSIGNER」と連携してのものです。 OCICAのウェブサイトは下記URLからご覧ください。 http://www.ocica.jp/
このプロジェクトは、2011年秋から宮城県石巻市にある、牡鹿半島の牧浜という小さな集落で生まれたプロダクト”OCICA”と、その制作・販売プロジェクトにまつわる物語をまとめた書籍を出版し、みなさんのもとにお届けするためのプロジェクトです。OCICAは、一般社団法人つむぎやが、男性漁師のサポートをしていた 女性たちに、わずかでも収入をもたらすこと、各々の役割としての仕事をつくること、そして、住民同士の交流機会創出によるコミュニティづくり(再生)を目指してスタートしました。
このプロジェクトは、2011年秋から宮城県石巻市にある、牡鹿半島の牧浜という小さな集落で生まれたプロダクト”OCICA”と、その制作・販売プロジェクトにまつわる物語をまとめた書籍を出版し、みなさんのもとにお届けするためのプロジェクトです。
本プロジェクトへの支援金は、書籍の印刷・出版費用に充当され、リターンとして、支援者の方々には先行で書籍をお届けしたり、出版記念イベントにご招待します。
“OCICA”は、2011年3月11日の東日本大震災で、津波の被害が甚大だった
宮城県石巻市牡鹿半島で始まった、手仕事アクセサリーの制作・販売プロジェクトです。
本プロジェクトは、一般社団法人つむぎやが、男性漁師のサポートをしていた
女性たちに、わずかでも収入をもたらすこと、各々の役割としての仕事をつくること、そして、住民同士の交流機会創出によるコミュニティづくり(再生)を目指してスタートしました。
毎週、浜のお母さんたちが高台の集会場に集まり、全て手仕事で制作しています。制作メンバーは10数名。震災で自宅を流され、仮設住宅に移住した方々も半分ほどいます。生活環境の変化から、今まで仲良かった友達との交流も途切れがちになってしまった方もいたところ、集会場での作業とお茶飲みは、またみんなが集まって笑い合う場所にもなっています。
アクセサリーはネックレスとピアスの2種類・各3色。良い夢を運んでくれるお守りのドリームキャッチャーをモチーフにし、牡鹿半島ならではの素材である、鹿角と漁網の補修糸でつくられています。古来より水難・海難のお守りとして珍重されてきた鹿角と、傷付いた被災地コミュニティをつなぎとめ、癒す(修復する)という意味合いでの漁網に、復興の祈りが込められています。本商品一点ごとに、売上の一部(ネックレス:1,000円、ピアス:2,200円)が作り手の収益となります。
2011年3月11日に発生した東日本大震災によって甚大な被害を受けた地域の一つである、石巻市の牡鹿半島。三陸海岸の南から太平洋に向かって南東に突き出した牡鹿半島は、その名の通りシカが多く繁殖しています。漁業が基幹産業で、漁師のお父さんが魚を獲り、お母さんが加工して生活を支えてきた地域です。
津波によって、沿岸部の住居や水産加工施設などの多くが壊滅的な被害を受け、漁師の方々は、船や道具の多くを流されてしまいました。沿岸部には、うず高くがれきが積み上がり、被災した人たちは避難所や無事だった高台の住居に避難し、身を寄せ合って被災直後の日々をしのいでいました。
初夏を迎えるころには、助成金や保険金、船や漁具の寄付や義援金、災害ボランティアによる漁業再開支援活動などにより、少しずつ漁ができるようになり、牡蛎の養殖も徐々に再開されはじめました。
一方で、おもに男性漁師の漁業サポートや水揚げされた牡蛎の殻むき作業が仕事だった浜の女性たちの仕事は、沿岸施設のほとんどすべてが破壊されてしまったため、再開もままなりません。行政の計画では、宮城県に点在する漁港のうち、いくつかを拠点港として早期に再建する方針ですが、小さな漁港・工場の修復は、まだまだ先です。
また、人々の生活環境も大きく変わりました。津波により家を破壊されてしまった人は、狭く小さな仮設住宅でのくらしを余儀なくされており、住み慣れた家でのくらしとの違いは計り知れません。
そんな状況の中、浜のお母さんたちの中から、「ただ支援を受けるだけでなく、自分たちでも何か貢献したい」「工場がやられて加工の仕事ができないから、新しい仕事がしたい」「ひとりで過ごしていると、どうやって時間をつぶせばいいかわからない……」といった声を耳にし、何か役割としての仕事を生み出せないかということで始まったのがOCICAプロジェクトです。
半島に点在する漁村を回ってお話を続けるなかで出会ったのが、牧浜という半島西部の集落に住むお母さんたち。牡蠣養殖が盛んな集落で、仕事を失った方も多いなか、一つ一つ鹿の角を磨き始めるところから、プロジェクトはスタートしました。
プロジェクトの立ち上がりから約一年、様々な人の力や応援の声によってOCICAは着々と拡がりを見せ、2012年8月現在で、全国20以上の店舗やイベント、オンライン販売を通じて、現時点で1,000個以上のOCICAネックレス・ピアスを販売するに至りました。そのプロセスを振り返ると、このプロジェクトの不思議な特徴と魅力に気付かされます。
それは、素材としての鹿の角に出会うところから今まで、仕入れ・加工・デザイン・制作・流通・販売様々な局面で、このプロジェクトが、様々な人の「縁」と「想い」に助けられて進んできたことです。
偶然にしては出来過ぎているような出会いの中で、誰かに強制されるのでもなく、誰かが過度に負担を負うのでもなく、それぞれが持てるものを気持ちよく差し出し合い、自分ならではの役割を担う、そんな関係性がいつしか育まれてきました。そのせいか、OCICAにかかわる人々は、みな楽しそうです。
その様子を見ながらふと、OCICAプロジェクトの価値とは、製品の販売や売上以上に、そこに至るまでのプロセスや、人々の関わり合いにこそあるのではないかという考えが浮かんできました。
津波の被害を受けた人たちが、そこから立ち上がって集まり、手を動かしてモノをつくって、終わったら集まってお茶っこをして、たくさん話をして笑って帰る。このすべてのプロセスが揃って、OCICAプロジェクトなのではないか。そう感じるようになりました。
そんなOCICAプロジェクトの背後にある、ヒトとモノと、土地の物語を、みなさんにもお届け出来たら…そんな想いで出版プロジェクトは動き出しました。
OCICAプロジェクトにおけるプロダクトデザインは、課題解決型デザイン事務所NOSIGNERが担当しました。NOSIGNERとは、関係性や背景といった、モノのうしろにある「見えない無形の価値を表現する職業」という意味です。
牡鹿半島という土地ならではの素材として、半島に群生する鹿の角を素材として利用し、漁師町のアイデンティティである漁網の補修糸を巻きつけてインディアンのお守りであるドリームキャッチャーをかたどったネックレス・ピアスをデザインしました。復興への祈りを込めて、幸運を呼ぶお守りとしてみなさんの元にお届けしています。
今回出版する書籍のデザインも引き続きNOSIGNERが担当、OCICAプロジェクトならではの特徴を活かした、こだわりの書籍となっております。ページを進めるごとに、少しずつ物語が紡がれていく過程を、お楽しみください。
今回出版する書籍は、その発行・販売スタイルも独自な手法を取っています。書籍執筆・編集・デザインを、つむぎや・フリーの編集者・NOSIGNERの3者で協働して進め、出版社を介さず、直接に印刷会社に製作してもらいます。販売に関しても一般的な出版流通ルートは使用せず、これまでOCICAを大切に届けてきたのと同じような方法を模索して届けていく予定です。こちらのMotion Galleryでの事前予約注文販売を皮切りに、OCICAネックレス・ピアス販売店舗さんでの先行販売を開始する予定です。その後は徐々に各種イベントを開催しての対面販売、ECサイトを通した販売など、様々なチャネルを活用して温度感を大切にしながら、みなさんのもとに書籍をお届けしようと考えています。
活動に共感してくださる色々な人々の手を借りて拡がったOCICAと同じく、想いを共有してくださる人の手や声を介してお届け出来るような、そんな販売方法に挑戦しようと思っています。
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