応援メッセージ:鈴木文夫さん(映写技師)
vol. 22 2014-02-23 0
この連載では、CATiCをサポートしてくださっている素敵な方々からの応援メッセージを載せています!
日本一の映写技師と言われ、小津安二郎監督、山田洋次監督と同様に芸術選奨文部科学大臣賞(映画)を映写技師として唯一受賞している鈴木文夫さんから応援メッセージをいただきました。
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====================私が「カンボジアに映画館をつくろう!」のスタッフの方と知り合いましたのは、桶川での映写技師養成講座でのことです。そちらの講座に受講生として参加いただいたのがきっかけでした。
弊社は移動映写といいまして何もない空間に映写機、スクリーン、音響機器を持ち込み、仮設の映画空間(映画館)を作り、映画を皆様に楽しんでいただくことを仕事としております。
現在地域コミュニテイの崩壊が問題になっておりますが、映画には、人々を結びつける力があると思っています。
神社の境内でお祭り、学校の校庭での野外上映、関心のある作品を上映する(自主上映)などそれらを企画し、実現するためには多くの人の参加、協力が必要だからです。
映画を鑑賞した後、映画の感想を語り合ったり、食事をしたり等共通の時間、空間を楽しむことができます。
「カンボジアに映画館をつくろう!」という活動はまさに移動映写そのものであり、普段映画を見る機会が少ない方に映画を鑑賞していただくすばらしい活動だと思います。
カンボジアの子供たちに映画を見ることによって、皆で同じ空間、時間を過ごしたという大きなプレゼントをあげることができると思います。
一人でも多くのカンボジアの方に映画の魅力を伝えていただければと思っております。 活動を応援いたしております。
鈴木映画
http://www.suzukieiga.co.jp/
鈴木さんと出会うきっかけになった埼玉映画ネットワークはコチラ
さまざまな映画情報や活動をおこなっています。
ちなみに、鈴木さんのご指導のもとでプロジェクターではなく、
フィルムで上映出来た瞬間は本当に感動しました。
byコースケ
過去の記事
■第一回: 漫画家の今谷鉄柱さんから応援の絵をいただきました
■第二回: 応援メッセージ:鎌倉幸子さん(シャンティ国際ボランティア会)
■第三回: 応援メッセージ:直志浩仁さん(株式会社 浩仁堂 代表取締役)
■第四回: 応援メッセージ:鈴木文夫さん(映写技師)
■第五回: 応援メッセージ:大野晴生さん
■第六回: 応援メッセージ:甲斐秀幸さん(新日本映画社)
■第七回: 応援メッセージ:原田尚さん(株式会社リコー)
■第八回: 応援メッセージ:三輪悟さん(上智大学アンコール遺跡国際調査団 研究員)
■第九回: 応援メッセージ:藤枝昭さん(株式会社オーエス)
■第十回: 応援メッセージ:加藤ひろあきさん(ミュージシャン・翻訳家)
■第十一回: 応援メッセージ:橘珠里さん(モデル)
■第十二回:応援メッセージ:柴田一成さん(映画監督、プロデューサー)