バックアップ
vol. 11 2018-10-02 0
ページのデータ量が多い為、進捗をアップできない状態になっています。その為、アップした文章や画像を大幅にに削除しなければなりません。元の文章をアップデートに残させてください。
ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー・
2015年12月30日、日本最北のグランドキャバレーとして57年の営業に幕を下ろした「白ばら」、昭和44年に新装されたこの空間は、どんなテイストにも化学反応を起こしてしまう重厚な器。
黒ずくめにし爆音を閉じ込めるライブハウスでは味わえない音のまろやかさや、ステージングに負けない存在感、ふっと自分が何処にいるんだろうと錯覚しそうなタイムスリップ感。ここには言葉では言い尽くせない独特の宇宙が広がっているのです。
このプロジェクトは、このMagical Boxを守りたいという単純な想いからスタートした単純な物語です。 しかし、次から次へと良い意味でも悪い意味でも変化が自動生成される、奇想天外な物語。
展開がまったく読めない!!だから面白い!!でも、やっぱり辛い・・・ときもある。
クラウドファンディング(以後CFと表記します)に初挑戦した昨年、ラスト3日間で170万円近く集まり奇跡的に達成したあの日の興奮から早1年2ヶ月が過ぎました。その節は、白ばら物語の当事者としてご参加いただきありがとうございました。(このプロジェクト文の最後にエンドロール動画を載せました。)
あのCFの後に何も問題が起こらなければ此のストーリーはほぼ終了だったのですが、そうは簡単に問屋が卸さないのが「白ばら物語」!
それでは、昨年、皆様とともに上演し大盛況のうちに楽日を迎えた白ばら物語3章「クラウドファンディング編」(リンク)に引き続き、歓喜に咽び、不安に慄いた、感謝の第4章をこれから紐解きます。昭和の残り香と灯火を新時代に遺す「夢」を広げる第5章を皆様にお伝えし、ともに同じ「未来図」を分かちあえる仲間との邂逅(出会い&再会)の喜びに胸膨らませながら物語を進めさせていただきます。長い文章になりますが、よろしくお付き合いのほどお願い申し上げます。
※全部読むのは面倒だな〜という方むけに、こちらで想いを短くまとめてみました。
目次にある項目をクリックしていただくと関心のある部分に飛ぶこともできます。
※9/22追記: クラウドファンディング開始10日目にもかかわらず皆様のご支援のおかげで第1期工事を発注することができました。まだまだ2期工事、3期工事と長丁場ですがどうか引き続きご支援賜りますようお願い申し上げます。詳しくはアップデート記事で
※9/29追記: おかげさまでクラファン開始から17日目にあたる本日から第1期工事が始まります。まずは足場設置から、工事の進捗は都度アップデートいたします。2期工事も残り13万4000円で発注ができる段階まできました。引き続き応援のほどよろしくお願い申し上げます。
■目次
- 白ばら物語とは →ページにジャンプ
〜閉店から第1期クラウドファンディングまでの歩み - 第4章 第1期クラウドファンディング編 →ページにジャンプ
〜ご支援を形に!白ばら再開までの道のり - 第5章 新生「白ばら」チャレンジ編 →ページにジャンプ 〜喜びと悲しみのシーソーゲーム / 支えてくださったイベントの数々
- 第6章 第2期クラウドファンディングへの挑戦 →ページにジャンプ
〜今回のプロジェクト概要 - 白崎映美さんメッセージ →ページにジャンプ
- 主な特典 →ページにジャンプ
- 想定されるリスクとチャレンジ
- スタッフ裏方紹介 & 2017CFエンドロール 白ばら物語の出演者 →ページにジャンプ
- 最後のメッセージ 「希望」「展開」 →ページにジャンプ
1. 白ばら物語とは
私たちが初めて入店した2013年2月28日に、偶然にも日本最北端の現役グランドキャバレーの称号を得ていた「白ばら」。まことしやかに囁かれる閉店の噂に触発され、昭和の時代を照らす灯台として残り続けて欲しいと、我武者羅に応援し続けた日々。しかし力及ばず、2015年末、惜しまれながら閉店。それでも諦めず、贅を凝らした煌びやかなこの宝石箱のような空間を「昭和大衆文化遺産」として後世に、勝手に、残そうと闘い続けるバカな市民たちの5年に渡る(またそれ以後の)紆余曲折を記録したノンフィクションです。
3歩進んで2歩下がる♬ 昭和の名曲「365歩のマーチ」ってのはまさに「白ばら」のために作られたような歌。 波乱万丈、どん底もあれば有頂天もあり、 悲しい別れに嬉しい出会い、感謝感激雨あられ、極寒猛暑に生まれる感動秘話・・・事実は小説より奇なり。これほど「奇なる」を量産していただかなくとも結構ですと役者一座が涙ながらにお願いしても、此の物語の構成作家先生(天)はお構いなしに棘(イバラ)の脚本を書かれる。「ほら来やがったスットコドッコイ、苦労上等!有難て~ことじゃねーか」
と負けず嫌いな劇団員はマゾのように上気して虚勢をはる。
これじゃまるでSMじゃねえかっ! はい、(S)白ばら(M)物語ですから!
数寄者にこよなく愛され、悲劇を喜劇に「白薔薇座」の幕は今日も開きます。
■第3章までのあらすじ
〜閉店から第1期クラウドファンディングまでの歩み
3章までのダイジェスト
現役グランドキャバレー白ばらは惜しまれながら2015年12月30日に閉店し、3ヶ月後には電気の契約も解除し廃屋ビルとなる寸前だったのです。ビルのオーナーである奥羽観光さんが維持管理費(固定資産税、電気基本料月額6万円)を賄っていけるように「貸しスペース」としての再生を目指しますと交渉し、なんとか踏みとどまってもらい、2016年はイベント開催に奔走した年でした。
8月には余りの赤字垂れ流しに諦めを決意したのです。9月はお休みさせていただき、年末までは月1回開催し終了する気持ちだったのです。10月、放心状態だった私に舞い込んだイベント利用の申込み。手伝ってくれる仲間を募集したところ沢山の人が集まってくれました。
再開への希望が微かに見え始めたと思った矢先、消防署の立ち入りが入ります。そして、出された結論は、、、消防設備を整えなければ不特定多数を入れてはならない!・・・イベントが打てなくなりました。当然、お店として開業することもできません。そこで悩んだ挙句、クラウドファンディングに思い切って挑戦し、全国の皆さまからのご支援を仰ぎました。ここまでが第3章までのあらすじです。
詳しくは前回のクラウドファンディングの プロジェクトページをご覧ください。