プロジェクトへの想い
vol. 3 2018-09-18 0
この1年、様々な出来事がございました。
いろんな皆様に助けていただきました。
咲き誇るとまではいかなくとも、
「白ばら」は痛みながらもまだ咲き続けられています。
皆様のおかげです。
昨年、大杉漣さんが消防設備改修が終わった「白ばら」を観に来ると決まってから、
掃除隊も出動しました。
歯が欠けガタガタだったダンスフロアの床も新調できました。
不安定だった電気系統を安定させる工事もできました。
待望の女子トイレもウォシュレットに直せました。
皆様のおかげです。
それでも試練が続く荊(いばら)の道
昨年秋の台風で、西側の壁が崩落してしまいました。
また年末の爆弾低気圧で、屋上の防水シートが飛ばされてしまいました。
諦めず、腐ることなく
皆様からの応援に応えるために
白ばら復活を目指し続けました。
ご支援くださった皆様がいてくださったから。
2015年12月30日、57年の歴史に最後の幕を下ろした「白ばら」
さまざまな紆余曲折をへて、新しい文化交流拠点として再出発。
昨年末、二年越しで「白ばら」のバトンを引き継ぐことができました。
ありがとうございます。
本業の旅館経営と白ばら保存活動の二足の草鞋ですので、
毎日は開けることはできなく、水金土の週3日間の営業と、
ご利用くださる各種イベントの日だけのオープンです。
活動の主旨に賛同いただける沢山の仲間(お客様)に支えていただきました。
皆様に支えられ生み出された利益は
すべて修復資金につぎ込ませていただいております。
暗かった表玄関の壁面に照明もつけられました。
SIROBARAの浮きあがった看板もライトアップできてます。
湿度対策、カビ抑制対策、暑さ対策も施せてます。
グラスを冷やす冷蔵庫も製氷機も揃えることができました。
それでも、手が届かなかった最大の難問「雨漏り」は深刻です。
何もしてなかったわけではないのです。
いろいろな設計士、建築関係者、業者さんに相談もしました
しかし老朽化が進む現状にだれもが躊躇し、断られ続けました
その間も、玄関周りの電気系統が点かなくなったり
フロアの照明が点かなくなったり
雨漏りの弊害は、白ばら全体を蝕んでいきます。
ありがたいことに、5月後半に救世主が現れました。
リスクを顧みず大井建設さんという建設会社の社長が、
「まち遺し活動」の意気に感じてくださり、
利益度外視で協力してくれることになりました。
大きな工事のまえに出来る対策を相談しながら進めていきました。
梅雨入りにそなえ屋上の構造クラック(ひび)をコーキングで埋めました。
新しく発生した雨漏りを集めてトイレの排水までもってくる応急手当も実施しました。
先だっての記録的豪雨ではトイレ部分の雨漏りの原因が明確になり
正面壁面に高所作業車をだし窓枠周辺のコーキングを実施しました。
すべて原価に限りなく近い破格の作業費で請け負ってくださいました。
そして9月あたまに、壁面改修工事と屋上の防水関連工事の見積もりが出揃いました。
かなり難航したみたいです。赤字になるギリギリの数字をだしてくれたのです。
ようやくラスボス、最後の難関に対峙するチャンスが巡ってきました。
2ヶ月かけ悩みながらも描き続けた夢の形に最後の魂を書き込め
第2期クラウドファンディングのプロジェクトを公開いたしました。
長すぎるという理由でシステムから弾かれ何度も想いを込めた文章の保存を拒否されました。
開業から7年、Motion Gallery史上初めてのエラーケースとのこと。
まだまだお伝えするべき真実の物語を落とし込めていませんが
これ以上は追加できないという状況で、サイは投げられました。
最善は尽くしました。あとは天命を待つのみ!
最初の2週間が成否のカギを握ります。
一人当たりの金額の多寡ではなく支援者の数がとても大事だと感じてます。
目指すはあと8日で200人の支援者!!
そして、第1期工事のファンディング前半での着工!
終了を待たずに動いてしまう、あわてんぼうの物語
このクラウドファンディング自体が現在進行形で予見不可能!
奇跡を生み出せるのはこの台本をそれぞれの解釈で演じ切ってくれる主役のみなさま
なぜか私は「信じています」。かならず実現すると。
辛い時も嬉しい時も、いつも皆様を想い
過ごしてきたから。”⌒∇⌒”
どうかどうか、このプロジェクト「白ばら物語Season2」に弾みをつけていただけますようお力添えのほどよろしくお願い申し上げます。
ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー
P.S. 長すぎて読むの大変だからもっと簡単に表現して欲しいと、以前白ばらを応援してくださった某新聞社のK記者から電話がありました。それで想いを短くまとめてみました。