フードスタイリング担当 荒井直子さんからメッセージ頂きました!
vol. 28 2017-09-22 0
今回のプロジェクトでは本当に大きな力になってくださっています。フードコーディネーターで国際中医薬膳師、自由大学「ブレンド茶をつくる」教授の荒井直子さん。プロならではの視線、そして仲間としての嬉しいメッセージです。
自由大学「ブレンド茶をつくる」教授の荒井直子です。今回のプロジェクトでは、フードスタイリングのサポートなどを担当させていただきました。
<きっかけはポートランドから>
プロジェクト参加のきっかけは、2015年に参加した自由大学「CREATIVE CAMP in ポートランド」。カメラマン、デザイナーなど、数名の仲間が今回のプロジェクトに携わっており、私にも声をかけてくれました。ポートランドでの出会いが、こんな風にその先もずーっと続く関係になるなど、当初は想像もしていませんでした。プロジェクトの中心メンバーである「乾物のある生活」の卒業たちでも、同様の気持ちを持っている方が多いのではないでしょうか。学んだことと、それぞれ持つスキルとが合わさり、ひとつのものを創り上げていく面白さ、そこに、改めて自由大学の面白さを感じました。
撮影初日。アシスタントの川田さんにアドバイスをしながらスタイリングを作り上げていきます。
<実際に撮影に携わってみて>
本業がフードコーディネーターである私にとって、撮影は珍しいものではありませんが、今回レシピを考案した「乾物のある生活」の卒業生の多くは、撮影が初めて。そこに、私自身、たくさんの発見と学びがありました。皆さんの乾物への思いや、レシピへの愛情に触れるたび、気持ちが引き締まり、いつも以上に、丁寧に撮影したい気持ちになりました。でも、求めたのはクオリティだけではありません。ここに至るまでのストーリーや、常識にとらわれない視点など、クオリティ以外にも重要なファクターがたくさんあることを、今回の撮影では強く感じました。
この日一日で17品の料理をスタイリング。その仕事ぶりは圧巻でした。
<多彩なレシピに無限の可能性>
私自身、乾物を使ったレシピをつくることがありますが、今回、皆さんのレシピが実に多彩で驚きました。書籍に載るレシピは、そのごく一部なのが勿体無いですが、それだけでも乾物の新たな可能性を感じることができるのではないでしょうか。また、この書籍に関わった経験が変化やきっかけづくりとなり、次の何かに繋がっていく、そのような変化の過程を何度も目にし、そこにも無限の可能性を感じました。
荒井さんの手によってより魅力的になった料理たちは、本の中にたくさん登場します。
<レシピだけじゃない本の魅力>
「乾物の本」というと、乾物料理が載ったレシピ本のようなものを想像しがちですが、今回の書籍では、実にたくさんの視点から「乾物」というものを見つめています。テーマとして取り上げているのは乾物ですが、そこには、今の時代の「生き方のヒント」がたくさん隠されていると思います。この書籍を読んだ人が、乾物からヒントやインスピレーションを得て、それぞれのライフスタイルの変化や、次の発信へと繋がっていくと嬉しいなと思います。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
乾物は未来食!「 KANBUTSU〜DRYで ピースな革命〜」
本・クラウドファンディングの情報はこちらから↓
https://motion-gallery.net/projects/freedon-univ-k...
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・