たまには自家製乾物ネタw
vol. 24 2017-09-14 0
先日、都内のマンションの25階で、乾物の集中講座を開催している中で、「自家製乾物を作ろう」の時間を設けました。
お天気も良かったので窓際にこんな風に並べてみたら、、、。
その二時間後は、こんな感じ。
根元を切り落としたら手でふさに分けて重ならないように並べるだけ。
参加者の方にお持ち帰りいただいたのでその後の写真はないのですが、完全に乾くとこんな感じになります。「宇宙人みたい」というご感想をいただくことも。
乾燥させることで細胞壁が壊れ、その中に含まれる栄養成分が人体に吸収されるようになると言われています。東京農大の江口文陽教授は、エノキ氷が冷凍によって細胞壁が壊れることで、キノコキトサン、βグルカン、エノキタケリノールなどの有効成分の吸収率を高めることができるとしていることから、乾燥させることからも同様の効果が期待できるやも?
実はNHKの「あさイチ」で、こんな紹介も。
日本薬科大学・渡邉泰雄医療薬学科長「えのきたけだけに存在する脂肪酸は内臓脂肪を減少させる働きがあります。われわれはこれをエノキタケリノール酸と名付けました。内蔵脂肪の減少は高血圧、高脂血症、動脈硬化の予防になるんです。干して水分の抜けたえのきたけは細胞膜が破れて成分が多く出ます。細かく切るとエノキタケリノール酸はさらに増加します」
ほとんど失敗なしに作れる乾燥エノキダケ。
乾燥したら密封せず、木箱や紙箱など通気性のある容器で保存してください。
「もう生のエノキに戻れません!」と言う声も多々。
特に戻すことなく、このままお味噌汁や鍋物に。炒め物にも、他に野菜などが入っていて水気があるならその水分で戻ってしまうくらい。使い勝手もいいのです。
シャキシャキの食感が新鮮です。
おためしくださいね。