働く=普通に生活すること by 松本海央(SHOZO COFFEE STORE)
vol. 29 2015-12-07 0
おはようございます。師走の月曜日。今日はみどり荘2のある南青山COMMUNE246のコーヒーストアSHOZO COFFEE STOREの松本海央さんのインタビューダイジェストです。週の始まりに爽やかな気持ちにさせてくれるはずです。
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南青山COMMUNE246のコーヒーストアSHOZO COFFEE STORE。週1回の定休日以外、毎日お店に立つ松本海央さん。お店での毎日が海央さんの生活にとけ込んでいるように「お客様にとっても特別なものでも何でもない普段使いのお店になれたらいいな」と想いを語ってくれた。
SHOZO COFFEEは海央さんの叔父にあたるSHOZOさんが1988年に栃木県黒磯のアパートの一室ではじめたが、国連大学前のファーマーズマーケットに出店したことがきっかけで南青山にもお店をもつことになった。
海央さんは毎朝SHOZO COFFEEの森のブレンド(モカベース)をペーパードリップで入れる。お店に行き、8時過ぎから掃除をはじめる。これがお店を続けていく上で大事にしていること。カフェオレ用の水出し珈琲を仕込み、本店からスコーンやマドレーヌなどのお菓子が届き、お店を開く。今は冬時間営業のため18時閉店。
海央さん、「毎日嬉しい、お店にいると楽しい、行きたくなってしまう」のだそう。働くとは普通に生活していること。朝起きる、ご飯を食べることと一緒。そんな海央さんはいつかパリに住んでみたいという。「パリに旅行で行った際にみんな無理をしていないというか、自然体な感じがして。働いている人も自分をつくっていない感じか好きになった」。SHOZOさんも旅が好き。旅のなかで「いい街にはいいカフェがある」ことに気づいたことがSHOZO COFFEEをはじめたきっかけだそうだ。海央さんがパリで感じた気持ちはSHOZOさんが30年前に感じた気持ちと同じなのかもしれない。