『ノコプロジェクト2015』をクラウドファンディングで実現!

ワルリ族の人たちと一緒に家を作ることから始まる。「ノコプロジェクト2015」

ノコ=もう十分です、というインド西部の先住民ワルリ族の言葉があります。ジャングルと共生する彼らの「ノコ」の精神をリスペクトし、一緒に拠点を作ることから始める社会彫刻としてのプロジェクト。

Funded successFUNDED

このプロジェクトは、目標金額800,000円を達成し、2015年5月29日23:59に終了しました。

コレクター
69
現在までに集まった金額
859,300
残り日数
0

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このプロジェクトは、目標金額800,000円を達成し、2015年5月29日23:59に終了しました。

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ノコ=もう十分です、ストップ、I don’t want more. というインド西部に暮らす先住民ワルリ族の言葉。ノコプロジェクトでは、彼らと一緒に家作りから始め、「家を建てる」というワクワクする気持ちや体験を通してワルリの村の人々を知る。そして、家を建てた後にそこを拠点にひろがってゆく人々の暮らし…エネルギー、農業、医療、食、産業、アート、教育など様々なコトの未来を考え、一緒に学び、世界に発信する基地を目指す“社会彫刻”としての取り組みです。

Earth Oven-アースオーブン-制作秘話

vol. 21 2015-04-20 0

「家」完成セレモニーで展示した「ノコ・デザイン」。
「家」は住。では、食は?
その一角を担うのが「アースオーブン」だった。
その指揮をとったのは、安曇野のシャロムコミュニティ・臼井健二さん。
現地に入ってから何が出来るかを考えます、と日本でのミーティングで話していた臼井さん。現地入りして3日目に、「アースオーブンは、こうやって作るんだよ」と、夕飯を食べ終わった後の土間で空間デザイナーの酒匂さん、チーフディレクターのおおくにと話を始めていた。アースオーブンは、臼井さんたちが運営する安曇野のシャロムヒュッテ、シャンティクティにもあって、美味しいごはん作りに欠かせない。

いつものWall Art Festivalの時もそうだけれど、私たちWall Art Projectは、毎日のごはんをとても大切にしている。ご飯をきちんと食べて、精一杯の力を出す。いいものを作る。シンプルだけど、確実な方程式。

その場で現地で手に入る材料は何か、ラジェーシュさんを交え話合い。構想が固まった。翌日、材料を調達しに行くことに。いきなりすごい早さで動き出した。思い立ったらすぐに行動することが出来る。それが自分たちで何かを作る時の醍醐味かもしれない。ダハヌの町で材料を調達。首尾よくジュート製のジャガイモと玉ねぎを入れる袋、岩板、オーブンの型用竹カゴ、煙突用空き油缶などを手に入れることが出来た。それから数日間、アースオーブン作りは、家作りと並行して一つのプロジェクトとして進んでいった。
土運び、チョップナーなどハードワークな家作りに疲れたら、ゆっくりコツコツ進んでいくアースオーブン作りに参加する、という息の合ったパートナーのような関係。

まずは、基礎を作る。土台の土台だ。岩を並べ、土を入れ、砂利を敷き、水をまいて、チョップナーでたたく。「家」の土間本番へ向けて小さな予行演習。大工チームのアシスタントのシータさんとジプリーさんに習いながら見様見真似でやってみる。飛び散る土で全身泥んこになる。チョップナーでたたいた土台の上に、ジュート袋に土を入れ、四角くととのえた“アースバッグ”を積んでいく。焼きレンガのような固形ではないので、必要に応じて形を調整しながら使えるのが便利。
アースオーブンは文字通り、土と砂と藁からできている。その3つをうまい具合に水で混ぜ合わせ、レンガ状にしていく。それをこねて、成形しながらオーブンとして形作る。藁は、納豆を作る時と同じ原理で、発酵すると粘性が出て、粘土が乾燥した時のつなぎとしての役割を果たす。アースバッグの土台の上に石板を敷く。水平は、ペットボトルの水で確認。竹かごをオーブンのドーム型として、濡れ新聞紙をかけ、3つの素材でできたブロックで第一層を作り出す。


粘土作り。

淡々と、オーブンを形にしていく臼井健二さん。数多くのアースオーブンを作ってきた経験に裏打ちされた安定感。

アースオーブンに並んで、オンドル式2連かまども作られた。空気の抜け道を計算して作られたかまどは、少ない木で高火力を実現する。臼井朋子さんと代表のおおくに。技が光る。

4日後、アースオーブンは形になり、ピザを試し焼き。おいしい!!

そして、来るチューズデーマーケットに出品するクッキーも続けて焼かれた。のりちゃんの大活躍。(チューズデーマーケットについては、別記事にて)
しかし、アースオーブンは一旦完成したものの、火を入れることでひびが入ってしまい、第2層を作ることに。造形をどうするのか。ここで白羽の矢が立ったのは、美大で彫刻を学ぶ平山くん。彼は現地入りしたその時から、粘土をいじり、小さな生き物の像をコツコツと作り続けていた。
現地の土と親しくなった彼に、皆で作ったオーブンの形を任せよう、とミーティングで決定。平山くんはデザインを考え、モデルをつくり、満を持して制作へ。しかし、どうしてもひびが入ってしまい、砂や牛ふんを混ぜるなど工夫しても、思ったように形になっていかなかった。粘土そのものの質を上げることが必要、と気付いた平山くんは、素材の土をふるいにかけて、出来るだけきめ細やかな粒子になるように、サポートする他のメンバーと改善していった。うまくいかなかったら、じゃぁ、どうすればいいのか。試行錯誤が次への一歩を生み出す。

乗って来た平山くん。徐々に造形が進んでいく。

オープニングセレモニーの前日、ついに完成!早速翌日の試食や下ごしらえが進む。
平山くんはピザも焼ける。
写真で火が噴出しているところにやかんを載せればお湯が沸き、鉄板を置けばチャパティというパンが焼ける。さらに、溜めた雨水が煙突部分にとおっているパイプを通り、お湯となってお皿洗いやシャワーにも使えるという、多機能ぶり。これが臼井式アースオーブン。
この屋根を作るのも、一大プロジェクトになっていた。建築家の石井瑞穂さんを中心に、みんなで組み上げた。最後の方は、夕方暗くなっても、「あと15分だけ!」と熱が生まれていた。
アースオーブンを見た学校の先生が、「うちの学校でも作ってもらえないだろうか。給食をつくるためには、多くの薪が必要なのだが、アースオーブンが木の消費量を減らせるというのは素晴らしいアイディア。材料も身近にあるものばかりだから、子どもたちも自分の家で作れるでしょう。他の学校にも広めたいです」と申し出てくれた。「火のあるところに、人が集まってくるんだよ」と臼井さんは言う。このアースオーブンがあるかぎり、ノコプロジェクトはいつも賑やかなものであるだろう。

text by okazu
photo by akko

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    • ワルリ画家 ラジェーシュ・チャイテャ・バンガード氏 直筆ワルリ画(約43㎝×43㎝) 1枚
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