パーティメンバー紹介⑤:林匡宏
vol. 21 2020-03-16 0
絵師として、リアルタイムで、みんな意見を反映したライブドローイングをしたりしてます。
代表の林です!こんにちは!
突然ですが、つながる力ってめちゃすごいなと、つくづく思います。ちょっと前から我々の環境は、とあるウイルスにより激変しました… さまざまな業界が厳しすぎる影響を受けています。しかしこんな状況だからこそ、繋がり合い、窮地を乗り越える、だけでなく!さらに新しい価値まで作っちゃおうぜ、みたいな機運があちこちで生まれている、そんな気がします!
我々のゲストハウスも、宿泊客、来街者、商店街の方々、通りすがりの地元の方、奇妙なチャレンジャー、子どもから高齢者まで、さまざまな人たちがごちゃまぜになり、つながって、つながって、つながりまくるなかでいろんな挑戦をして、商店街にちょっと素敵な日常と、少し変わった空気感を創りたいなと思っています。
こんな感じで、ゲストハウスで人がつながります。
いま、36歳です。子どもが3人います。ゲストハウスを創りたい(すなわち会社辞めよう)と思っていると妻に打ち明けたのは、たしか、ちょうどお腹に3人目がいる辺りで、妻的にはありえないタイミングでした(笑)。そりゃそうですよね… 感謝しかない…
そして、普段は「絵師」やっています。最近、自分が何者かを説明する時が最も難しいのですが、フリーランスで全国いろんな街にお邪魔して、行政や企業の皆さん、地域の方々がわいわいと街のことを議論する内容を、その場でイラスト化するライブドローイングという手法で、アイデアを繋げたり、実現方法を考えたり、あるいは絵の中の企画を実験的に実施してみたり… 地域に面白いことが生まれるスタート地点をお手伝いしています。今、思えば、この手法を最初に試したのが江別でした。
2019年に実施した「3EBETSU」というイベントのコンセプトドローイング。
江別との出会いは、6年前に遡ります。30歳になった時、何となく節目なので、何かしておこうかなと思って、社会人やりながら大学院に入学し、博士論文の対象地に選んだのが、ここ江別!
当初は、JR江別駅周辺で活動を始めました(ゲストハウスがあるのは3駅隣の大麻駅)。よくあるさびれた郊外の市街地… と思いきや!神社、川、市発祥の歴史を紡ぐレンガ倉庫などなど、他にはない魅力がたくさん!!こんな街で活動がしたいと思い、空き古民家や河川敷で仲間とともに街の魅力発信や交流を創る活動を始めました。
江別の本当の凄さを感じたのは、このあと!つながる、つながる、江別だけではない、野幌や大麻(「おおあさ」と読みます)など他地区で活動する、尋常でないくらい江別愛を持っている挑戦者のみなさんと、芋づる方式で繋がっていきました!みなさん志はそれぞれですが、芯に熱いものを持って日々行動を起こしている姿に、そうか、この顔の見えるスケール感、そしてつながるパワーが江別なのだな、と思いました。
「ミズベリング江別」という取り組みで、地元産を集めたマルシェを開催。
いてもたってもいられずに、信頼できる仲間とともに法人設立!紆余曲折あり、場所は大麻地区になり、不動産取得!やったこともないけどリノベ!施工会社さんとの調整、スケジュール管理、全てが手探りでしたが、なんとかプレオープンまでたどり着きました。
そこへ、次々と現れる一風変わった人たち(笑)。このゲストハウスのなかで、自由な時間を過ごしながら、それぞれがチャレンジをしていて、またその人達を介して人がつながる。僕らがやりたかったのは高尚なまちづくりではなく、「何となく面白そう、行ってみよう、やってみよう」という空気感を創り出すこと。
仕事がら、都市のスケールで街を見ることもありますが、このような草の根の幸せが街を面白くするための基礎単位なのだなと。何よりゲストハウスが素晴らしいのは、コミュニティの組み合わせに無限の可能性があること。誰が来るか分からない。泊まりに来ただけなのに、経営陣になっちゃった人もいます(笑)。その 反町さんは、日本各地を飛び回り会議をつくるプロ。キッチンカーを乗り回し、カワイイと美味しい楽しいを届ける秋山さん。音を創り出す人には、初めて出会いました、櫛引くん。江別愛に溢れ頼れる兄貴、出口さん。優しさとセンスの塊である、プログラマーの石塚くん。3人で始めた、この挑戦。空間も、メンバーも、取り組みもどんどんアップデートしながら波を超えていきます!ぜひ、ロキの空気感を楽しみに来てください!
ただみんなでご飯を食べているだけ、の図。
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クラウドファンディング担当の堀です。いまさら、多くを語ることはありません。ここまで、お疲れさまでした。そして、これからもよろしく。
それにしても、文中に「!」が多いなあ……笑