あと一週間で、73万円の道のり
vol. 57 2019-07-18 0
期日前投票に行きました。
これから選挙権をもつことになる小学4年生と、
選挙にいくのをひとりでは躊躇しそうな人を誘って行ってきました。
政治の世界は遠いですが、それでも日々の生活や仕事に
おおきな影響をあたえるものですから、選挙に行くことは大事と思います。
昔は、女性に選挙権がなかったんですね。
それが当たり前だと思っていたから、なかったのであって、
「それ、ちょっと、変なんちゃうん」言い出した人がいて
「わたしも、そうおもててん」という人が何人もいて
社会のなかで、その声が大きくなって、政治的駆け引きもあったと
おもいますが、選挙の仕組みも変わっていったんでしょうね。
仕組みが変わると、
やがて、仕組みの罠があって、
それが当たり前になっていくんですね。
時間がたてば、なんだってだいたい変化してるのに
仕組みだけは同じまま。
仕組みを見直す、のは、今を生きる人間の役目ですね。
さて、井戸を掘りはじめたのも、そんな思いがあります。
便利さや清潔さを追求するあまり、
汚いもの、不衛生なもの、不合理なものを追いやってしまっていないでしょうか。
生きるためには、つきまとうそれらを
あっち側において、蓋をして、
あっち側でそれを片付けてくれる人たちがいる仕組みを
疑わない。
お金を払えば、税金を払えば、それでいいでしょ、と。
でも、生きるって、サービスしてもらうことじゃない、と思うんですね。
これは、わたし自身も反省です。
釜ヶ崎という街にながれつく人たちは、
「あっち側」にくくられがちです。
でも、まさに、いのちをつなぐインフラを作ってきた人たちなんです。
彼らといっしょに、いのちをつなぐ「水」を汲み出してみようと、いう試み。
これは、数ヶ月のプロジェクトですが、
ここに到るまでの、関わり合いや思いがあり、いろんな角度から それらを
あらわすためにも、映像や冊子もつくる、というクラウドファンディグです。
あと一週間あまりで、あと73万円。
どうか、応援よろしくおねがいします。
世の中のあちこちで、クラウドファンディング流行りで、もううんざり、、と
思われる方も多いと思います。
そういう方には、お金よりも、ぜひ井戸掘りを体験いただきたいです。
土を掘るって、めちゃくちゃおもしろいですよ。
遠くて無理、からだが無理という方には、
「大阪で井戸掘ってるらしいで」と話題にしてください。
まだまだ掘ります。つくります。
たぶん9月くらいまで、かかるとおもいます。
よろしくおねがいします。
写真は、昨日の作業着を干してる庭のようす
井戸の枠がさがったため、ロープを張って危険防止。
いつも、砂をおとしている水場