井戸を掘りすすめる
vol. 10 2019-04-27 0
井戸掘り講座5日目。
風は強いけれど、天気もよい。
昼には「泥水でてるんやね、FBを読んだよ」と言って、
「使ってないから」と胸までのビニールの長くつ(新品)を届けてくれました。
参加者も覚悟してきてくれた方は、着替え一式を持っての参加です。
穴の中には一人しか入れません。
汲み上げた水や砂を、流れ作業でバケツを動かします。
みんなで声をかけあいます。
交代でやってみます。
穴から上をみると、上から砂が落ちてきて、目が痛くなります。
「掘り方」をしてたOさんは、「部屋さがしたらヘルメットでてきた」とオレンジ色のヘルメットを持参。これには、透明のプラスチックの泥除けがついています。
「セメントの粉が目に入らんようにするやつや」
いろんな道具が必要です。
泥水を汲むのに、子ども用のひしゃくが役にたちました。
赤い筋の入った粘土もでてきます。
ときどき、砂の感じが変わると、「地層」を感じます。
その時代に何かが起こったのでしょう。
この日は20cmは掘りすすめたでしょうか。
地道な作業ですが、しばらくそうやって、掘りすすめていくことになります。
途中で、買い出しチームが矢板を買いに出て生きました。
また、講座のない日に、釜ヶ崎の達人たちは四角い箱を作ってくれることでしょう。
自分たちで作る、と言っていたのに、釜ヶ崎の達人たちに頼りっぱなしです。