変えたい気持ちがあるのなら
vol. 19 2019-08-06 0
今日は、去年ウガンダに渡航した風太くんの記事です。
初海外で、初アフリカ!ウガンダをどう感じたのでしょうか。
「何かを変えたいと思う気持ちがあるなら、今すぐ飛び出すべきです」
18才、等身大の旅行記です。
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日々渋滞の道路、ウガンダでもISUZUのトラックは走る
道の真ん中の僅かな段差に立って、手売りのジュース、手売りのほうき、手売りのガム、歩道では隙間なく、山積みの衣服、下着が並べられ毎日がフリーマーケットの様な日本ではとても観られない光景がある
初めての海外、去年、僕は父とともにウガンダに行ってきました
父に誘われる前から別の世界を見てみたいと思っていてなかなか行動に移せなかったのですが、突如現れたチャンスに「価値観が変わるかも」という期待を込めて、飛び込みました
現地の小学校では子どもたちと仲良くなることから始めました
初めは若干抵抗があると勝手に思っていましたが、好奇心が旺盛でとても親しみやすくかわいらしかったです
どうしたら子どもたちが喜んでくれるかを考えながら、授業を見たり、参加したりして交流を深める一方、子どもたちの生活様式や生活事情などを初めて知り、自分の中で価値観が変わり始めました
そこからこの cinema starsのプロジェクトへの意識が変わり始めました
最初は自分はただのボランティアで高校生で、「彼らに何かできることをしたい」という気持ちが、「光を与えたい」という気持ちに変化しました
今回の企画に賛同し協力して下さった現地の方々もいらっしゃり、とても熱意が感じられて、どうにかしたいう気持ちがとても伝わって、自分のモチベーションにも繋がりました
今の自分にできることをなんでもやっていこうと思い、積極的に装飾や会場の設置に協力するようになりました。
本番ではたくさんの子どもたちが押しかけ、見事に成功
初めて観るもの全てに喜んでくれる子どもたちには笑顔が溢れ、映画はもちろん、音楽もとても楽しんでくれました
小さい子もみんな、必死に生きる彼らに、幸せや希望を少しでも感じてもらえたと実感しました
何かを変えたいと思う気持ちがあるなら、今すぐ飛び出すべきです
行動に移すことでその何かが具体的なものに変わっていき、「誰かのためにしたいこと」を見つけられると思います
日本は便利な国、それが当たり前にならない気持ちを持ち続け、広い視野で大事だと僕は考えるようになりました
cinema starsのプロジェクトに参加できて、本当によかったと思っています
純粋に楽しかったし、世界の広さ、自分の未熟さも知ることができて、今後の人生の課題を見つけられたように感じています。
Text : Futa Kurushima, Photo: Taro Kurushima