Work-Value Creation!
vol. 8 2015-10-21 0
おはようございます。おかげさまでクラウドファンディング目標まで33%まで来ました!ご参加どうもありがとうございます。現在、取材を進めるとともに、第一回公開編集会議の計画も立てていますので、日程が決まりましたらご案内させていただきます。引き続きどうぞ宜しくお願い致します。
昨日は、5歳でオーストラリアに移住して、数十年ぶりに日本に住んで働くことにした気候変動をメインテーマとしている国際環境NGO 350.orgの日本キャンペーナー古野真さんにインタビューをしました。
「いま東京で ”働くとは何か” を考える本」取材8/100
みどり荘メンバーはものづくりに関わっているクリエーターが多いようなイメージですが、その中に同じノリでNGOやNPO、財団を立ち上げて活動をしている人も多々います。真さんもその一人。この夏に、リラックスして新しい考えに向き合えるところだと感じてメンバーに。
NGOは、日本では活動家のようなイメージもなきにしもあらず。それを変えていくということも含めてこれからのNGOの可能性は無限大。真さんは、民主主義の中で市民社会が必要だという文化がまだ日本には根付いていないと言います。そこで難しいことは言わず、求めている未来を絵で描くことが大事ではないかと、デザインやアートとの融合にも力を入れている。またNGOのチームメンバーは世界中にいて、毎日のようにスカイプを通じて連絡を取り合う。時には数十人がPCの画面上で議論をかわすこともあるそうだ。
元々はオーストラリアの環境省で働いていたけれど政権が変わってこれまでやっていたことが水の泡になってしまった。ならばもっと自分で活動しようと思い、対岸の位置づけである環境NGOで働くことにした。サモアやパラオなど様々な国の現状を見て、やはり格差のない社会が必要だと強い信念を持って活動している。
仕事の一番のモチベーションは?と聞くと、即答で”Euality”と答えた。公正な社会にすることが最大のモチベーションという。それは移住してからやはりアジア人、日本人というところで差別を受けたり世界中を旅した経験、そして祖父が日本で育ったドイツ人のハーフで戦争は駄目だと言われてきたそんな原体験による。
働くことは"Value Creation"。仕事もお金も必要なものを作り上げていくことだ、と語った。