働くこと=傍(はた)を楽(らく)にすること
vol. 46 2015-12-24 0
こんにちは。あと2日を切っているクラウドファンディング。サポートありがとうございます。100%は達成しましたが、ちょっと増えるとカラーページが増えたり、色々本自体のスペックもよくなりそうなので、まだまだ本の予約的に応援していただけると嬉しいです!!!
今回のダイジェストは井上高志さん。home'sでおなじみの不動産サイトの運営をしているNEXTという会社を創業し、現在も第一線で活躍している方。会社は一部上場し、世界を見据えた経営をされています。え、これまで登場した方々とちょっと毛色が違いますか?
井上さんが代表をつとめる財団(Next Wisdom Foundation)のチームがみどり荘2にいて、みどり荘運営のmirai instituteがその財団の企画などをお手伝いしているという、ちょっと身近な存在です。それにしても、上場企業の社長を取り上げて私たちが表現したい「働くの再定義」の趣旨にあうのか?なーんてことも思いますが、ところがどっこい、どういう意思をもって創業したのか、ご自身がどのように「働くこと」に対する考えを持って日々前に進んでいるのか。。。「会社で働く」こととは異なる視点等々、そこからの学びやヒントは大きいと思いました。
下記はかなりダイジェストバージョンですので、ぜひ本で読んでいただきたいです。
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大学4年生のとき5年後に起業をしようと決意。そして有言実行。その会社を1部上場企業まで大きくし、昨年はバルセロナの会社を買収しさらに世界規模で活躍している。
小さいころからリーダーシップを発揮して現在に至るのかと思ったら、大学4年生で決心をするまでは、目標は無くその場の場を要領よく楽しく過ごしていればよいような性格で、はじめてリーダーになったのは起業して社長になった26歳の時だという。
起業を決心した理由は、過去何も成し遂げてこなかった自分への後悔と未来を見据えて行動していた友人との差に愕然としたことだった。
ただ、その決心からが只者ではない。大学卒業後起業することを会社に宣言して就職。躊躇したら前にでる、選択肢があれば険しい道を選んできた。起業時は、貯めた100万円のうち70万でパソコン一式を揃え、前年の住民税を払ったら手元に5万円。ここからのスタート。「本気」でやれば、前に進めることを証明した。
働くことは、傍(はた)を楽(らく)にすること。会社の社是は「利他主義」。他者への貢献は、究極的には自己愛でもある。金銭的満足よりも精神的満足のほうが心地がよい。傍を楽にしながら、まだまだやることは残っているし、理想像は既に頭の中にある。それを毎日妥協せず利他の精神を持ちながら本気で取り組んでいるのだ。