コレクター100人、取材50/100人達成!そして今日のダジェストは〜
vol. 26 2015-12-02 0
こんばんは。本日でコレクターが100になりました!サポート頂いている皆さんに改めて御礼申し上げます。まだまだ取材は続きますが、まず50名を取材し、働くを起点にそれぞれの生き様や信念、社会との関わり方から日々刺激を受けています。
ご存知の通り、私たちは出版のために必要な本当に最低限の資金(印刷代)を、MotionGalleryというクラウドファンディングサイトを利用して集めていますが、今回はそのMotionGalleryを始められた、大高健志さんにインタビューをしました。いわゆるネット系スタートアップでエグジットは上場だ!と意気込んでいる訳ではなく、強い信念のもと実直に活動されていることが伝わってくるインタビューでした。
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キャリアのスタートは外資の戦略コンサル。ただし裏テーマとしては大学院で映画製作を学ぶための学費捻出のため手段としての就職。数年で辞めることを宣言し、有言実行、大学院に進学する。そこでは世界有数の映画祭で評価されても次に繋がらなかったり、家を抵当にいれて何とか制作費を捻出しなくてはならない日本の現状を目の当たりにした。世界に目を向けても、フランスでは国が映画をはじめ芸術家を支援しているが、それもいつまで続くか分からないし、ハリウッドのような商業ベースという流れでもない。それでも作品でも作れるような環境を作るにはどうしたら良いのか?
そこで今の日本でクリエィティブとビジネスが共存させることを追求することが出来るであろうクラウドファンディングにたどり着いた。それは組織の「儲かるマインド」ありきではなく、個々人の「応援マインド」を集めることへの発想の転換だった。
自分がやりたいことはあくまで何かを生み出すこと。MotionGalleryを始めてからビジネスの話を持ちかけられることも頻繁だが、「出発点が違う」と感じることも多い。コンサルティングの世界でビジネスマンとして年収競争もみてきたが、勝ったところで自分のありたい姿ではない。収入はもちろん下がったが、そのお金も好きな映画や本のために使う。これまでうまくいかないこともあったが好きな事であれば心も折れない。究極的にはそこだと熱く語ってくれた。
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