劇団員だけの公演
vol. 6 2024-08-09 0
今回は山本です。
今作品『子どもと大人と食堂と。』は出演者が劇団員だけの公演です。
前回ですと、2022年8月に小劇場楽園での『寂しさがしゃがみ込んで、寂しさは立ち上がって。』で作・演出大西で出演が槌谷、山本の二人芝居でした。
それ以来2年ぶりなんですね。
前回は槌谷、山本が劇団員になったタイミングで、そして今回は鈴木、小林が劇団員になったタイミングという感じでの公演。
通常のTOKYOハンバーグの公演は出演者が10人を少し越えるくらいなんですね。
で、今回は5人。大西含めて6人。
なので、いつもよりは小さな座組です。
だからといって何かが大きく変わるかというと、特にそうでもなく、いつも通り稽古は進んでいきます。
ただ、今回は、TOKYOハンバーグでは今までにやったことのないことを2つ挑戦しました。
僕はTOKYOハンバーグの劇団員になって3年ぐらいなので昔のことはわかりませんが、TOKYOハンバーグを18年やっている大西が「やったことのない」と言ってるので、やったことがないんでしょう。
で、その一つが人形を使っての芝居。もう一つが影絵。
写真:ありせさくら
前者については大西の記事と鈴木の記事に書いてありますので、それをご参照ください。
後者については、後日大西が記事に上げると書いておりましたので、そちらを楽しみにお待ちください。
これは、やはり気心知れた劇団員だけの公演だから新しいものに挑戦してみたということなんでしょうか。
そういえば、前回の『寂しさがしゃがみ込んで、寂しさは立ち上がって。』では、今作品では鈴木と小林がやってましたが、LINEでのやり取りで、LINEスタンプっていうのがありますね、それを俳優が表現するというのを槌谷、山本で挑戦しました。それが今作品にも活かされているということで、何事も新しいことに挑戦していくことは大事な事なんだなと改めて思う次第で。
写真:ありせさくら
とはいえ、実験的なことは一歩踏み出すのはなかなか勇気のいるもので、踏み出してからもなかなか難しい局面にぶち当たるものでもあります。
頭の中で『おもしろいな』と思っても、いざ実際に形にしようとするとやはり難しいものです。
と、なんかわかったような感じのことを書いといて、僕は何もしてないのでアレですけど…。
ですけどね、人形を作るにしても影絵を作るにしても、みんな良くがんばってました。
で、作って終わりではなくて、劇中でそれらをどう活かしていくか。
これもまた大変な作業だったと思います。
人形と一緒に演じるというのも、どのようにすればより効果的か、人形の向きとか俳優が持つ時の高さだとか、細かい所まで演出の大西と俳優達がすり合わせて決めていくんですね。
写真:ありせさくら
演出家のリクエストに応えて演じるだけでも大変なのに、人形と一緒に演じるんですから、やってる本人達は本当に大変だったと思います。
そして影絵も、より効果的魅せるため、音楽に合わせて進めて行くので、3人でやってましたが、なかなか手数も多くて大変だったと思います。
写真:ありせさくら
まあ、この辺は、実際にやった当人からお話しするのが一番良いと思いますので、多分誰かやってくれると思います。
いろいろ新しいことに挑戦してみた本作品でしたが、東京公演ではありがたいご意見をたくさん頂戴しました。
本当に多くの皆様方にご来場いただきまして、感謝の気持ちでいっぱいです。
ありがとうございます。
そして、長野公演は、再来週が初日になります。
個人的な事ですが、長野県は昔、TOKYOハンバーグに参加するずーっと昔ですけど、まつもと演劇祭に参加したことがありまして、会場は上土劇場という映画館を改修した、当時はピカデリーホールという名前でしたが、それ以来の長野県での公演です。
今回は長野県の上田市にある犀の角が会場です。
小林が上田市出身ということで、里帰りした時の記事を上げてましたが、ぜひそちらもご覧ください。
長野公演に向けての稽古は始まっております。
基本的にやる事は同じなんですが、舞台の構造が違うので、長野公演に合わせての作品の再構成をしております。
まあ、なかなか大変です(笑)
こちらに関しては、吉本が記事にしておりますのでそちらをご参照いただければと思います。
TOKYOハンバーグとしては初の長野公演。
僕も久しぶりの長野です。
これを機に、新しいご縁ができ、また昔からのご縁もさらに深め、そして未来に向かって行くご縁を作れればと思います。
長々とダラダラまとまりのない文章を書いてしまいましたが、これで終わります。
最後までお読みいただきありがとうございました。
そして、改めてまして、多くのご支援をいただき、本当にありがとうございます。
多くの皆様方のお支えあってだと改めて実感しております。
感謝の気持ちでいっぱいです。
重ねてのお願いで恐縮ですが、引き続きお力添えいただければ幸いです。
ありがとうございました。