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映画「くじらびと」製作支援第2弾をクラウドファンディングで実現!
銛一本で巨大なマッコウ鯨に挑む「くじらびと」を追い続ける写真家・石川梵がその映画化に挑む。映画化支援第2弾。クレイジージャーニーでも放映され話題沸騰!
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映画監督、写真家 フランス通信社(AFP)のカメラマンを経て1990年よりフリーランス。人間と大自然の共生をテーマに世界60カ国以上で撮影。写真集「海人」(新潮社)で写真協会新人賞、講談社出版文化賞。著書「The Days After 東日本大震災の記憶」で写真協会作家賞「伊勢神宮、遷宮とその秘儀」朝日新聞「祈りの大地」岩波書店ほか著書多数。ネパール大地震を描いた初監督作品「世界でいちばん美しい村」が新宿ピカデリーなど40館で全国公開。2021年インドネシアの生存捕鯨を描いた「くじらびと」で日本映画批評家大賞、JSC(日本映画撮影監督協会)賞、グアム国際映画祭観客賞など受賞
銛一本で巨大なマッコウ鯨に挑む「くじらびと」を追い続ける写真家・石川梵がその映画化に挑む。映画化支援第2弾。クレイジージャーニーでも放映され話題沸騰!
インドネシア、辺境の島で暮らすラマレラ村の人々。生存捕鯨を営む彼らは「くじらびと」と呼ばれ、生存捕鯨を400年にわたり続けています。銛一本で巨大なマッコウクジラに挑む勇壮な姿に魅かれた私はすでに29年この村に通っています。しかし、さまざまな理由からこの鯨漁は今、存亡の危機に立っています。。今回のファンディングは映画監督である私が、この貴重な鯨漁をドキュメンタリー映画「くじらびと」として記録に残すためのプロジェクト第2弾です。なお、第1回目のファンディングは2017年に行われました。第一回目のリンクはこちら
「銛一本で巨大なマッコウクジラと闘う、伝説の写真集「海人」の映画化支援」
おかげさまでファンディング目標額をみなさまのおかげで達成しました。本当にありがとうございます。これで完成への道筋がつきました。全力で完成へ向けて頑張っていきたいと思います。
目標達成を記念して1万円以上ファンディングしてくれた方、全員に写真家である石川梵撮影の下記の写真、アンデス・オリジナルプリントをプレゼントします。(六つ切 インクジェット、通常2万円以上で販売)写真家石川梵のホームページを参照ください。
そしてさっそくですが、〆切りまで1週間を残すなか、ストレッチゴールを設定させていただきました。現在、次回の4、5月取材費は本文にあるようにまだ十分ではありません。あらたな目標は350万です。より質の高い充実した取材のため、どうかご協力をお願いします。
ラマレラのくじらびと、ポートレート
鯨に銛を打ち込む瞬間
最初のファンディングでなぜ、私が今、この「くじらびと」を映画化するのか、ということについて、撮影手法を中心に記述しました。かつてない手法で、最新の機材を使い、人間の物語だけではなく、鯨の心まで映し撮る、そんな話を書きました。今回は主に文化的社会的な側面から記事を書きたいと思います。ただ、それでも第一回と重複するところが多いと思いますが、どうかご了承ください。
ラマレラ村の鯨漁は沿岸を回遊するマッコウクジラが対象です。14メートルほどの手製の舟を操り、20メートル近いマッコウクジラに跳びかかって手銛で襲い掛かります。銛が刺さると銛綱が鯨と舟を連結し、さらに攻撃を続けて鯨のとどめを刺すのです。しかし、時には鯨が反撃してきたり、舟ごと海に引き込まれることもあり、非常に危険な漁です。負傷者は絶えず、ときには犠牲者がでることもあります。
背中に銛を打ち込まれて逃げる鯨(水中に潜って撮影)
危険を冒して大きな獲物を狙うのにはわけがあります。ラマレラ村は土地が痩せ作物がほとんど実りません。1000人の村人が食べていくためにはリスクを冒してでも大きな鯨を獲る必要があるのです。「鯨一頭獲れれば村人が2ヶ月食べていける」といわれ、400年前からこの鯨漁が始まり、村人の暮らしを支えています。
獲れた鯨は浜で解体され皮、肉、脂も文字通り骨の髄まで食べ尽くされ、その油は灯火に、歯や骨まで全て利用されます。どんな言葉よりもその姿には命への感謝が感じられます。また鯨肉は女たちの手で運ばれ、山の民との物々交換に使われます。
こんな村が21世紀の現在残っているとは、まるで奇跡のようです。そんな「くじらびと」の村を記録に残そうと、私はドキュメンタリー映画の撮影を始めました。その模様が2017年にTBS「クレイジージャーニー」により取材、放映されると大きな話題となり、twitterでは神回と呼ばれ、同番組の年間ランキング2位にも選ばれました。
クレイジージャーニーより
とかくタブー視されがちな鯨漁ですが、漁や鯨解体の様子を通し赤裸々なくじらびとの生き方を見たことで、「これが本物の生きるということだ」「鯨が可哀想という自分の考え方がいかに上面しか見てないかわかった」などと視聴者から熱い感想が返ってきました。現場からストレートに事実を伝えるドキュメンタリーの大切さをあらためて感じました。
私は取材チームを率いた本格的な撮影を企画、このモーションギャラリーで撮影の進捗に合わせ、3回に分けてでファンディングを行うことにしました。第1回のファンディングについては下のリンクを再度記しておきます。
「銛一本で巨大なマッコウクジラと闘う、伝説の写真集「海人」の映画化支援」
おかげさまで1回目の資金調達に成功し、2018年4月から撮影を始めました。
ところがこの取材中にある悲劇が起こったのです。ひとりの若い銛打ちがマンタ漁の際、海中に引き込まれ、行方不明となりました。村は悲しみに包まれ、全ての漁は中止されました。信仰深いラマレラでは、荒ぶる海の神を鎮めるためさまざまな儀式が行われました。
この出来事は鯨撮影にも影響が出ました。漁の中断や出漁舟の減少もあり、40日に及ぶ取材にもかかわらず、鯨が一頭も獲れなかったのです。
しかし、大きな学びもありました。まるで家族の一員を失ったかのように村全体が若者の死を悲しむ姿から、現代の社会が失いかけている濃密なコミュニティが浮き彫りになりました。漁師や、それを支える家族、友人たちが、その心情、考えをカメラの前で露わにしました。銛うちが犠牲になったのはとても悲しい出来事でしたが、この事件を通してラマレラの心とでも呼ぶべき大切なものに触れ、取材することができました。
こうした結果を踏まえて、私は撮影期間を一年延長することに決めました。これは予算的にもスケジュール的にも非常に勇気のいる決断でした。またファンディングをしてくれた方にも待っていただかなければなりません。しかし、これだけ手応えのある取材ができ、深いストーリィーが撮れているのであれば、鯨漁の撮影を予定通りさらに追い込み、とことんまで取材するべきだと考えたのです。そして予告していた第2回目のファンディングを、今、このタイミングでお願いすることにしました。
この映画はある家族を通して描かれます。くじらびとである父親に憧れる主人公の少年エーメン。妹のイナ。無口だが家族思いで働き者の父バロン、そして心優しい母親アガタ。
主人公のエーメン少年
父親のバロンと娘のイナ
強い絆で結ばれ、支えあって生きる家族の姿は、見る人の胸を打つことでしょう。
1、ラマレラ村の鯨漁は存続の危機に瀕しています。鯨漁に反対する国外の団体からの圧力が一番大きな要因です。鯨漁が残酷だという主張ですが、この映画を通してその背景や、文化、信仰、社会的役割について深く考察します。この映画は海外でも広く上映され、事実に向き合った真摯な議論が巻き起こることでしょう。
2、このいつ滅びるかもしれない生存捕鯨を記録映画に残すことは、文化人類学的にも貴重な財産となることでしょう。それは商業主義的映画手法では不可能であり、29年間この村に関わってきた、私だからこそできるという自負があります。
3、かつての日本の鯨組を彷彿させるラマレラ村の鯨を中心とした社会。強い家族の絆。銛うちの誇りとそれをとりまく濃厚なコミュニティ。雄々しく生きる男たちとそれを支える女たち。現代の日本では忘れられかけている美しい世界がこの村にはあります。この映画を通してその「大切なもの」を今の日本に伝えたいと思っています。
この映画の監督を務める石川梵は、写真家としてこれまで世界60カ国以上の国々で「大自然と人間の共生」をテーマに、撮影を重ねてきました。その作品は「伊勢神宮」(朝日新聞社)「海人」(集英社)The Days After 東日本大震災の記憶」(飛鳥新社)「祈りの大地」(岩波書店)など写真集や文字本として数多く出版されています。
2017年にはクラウドファンディング の資金を元に製作した初監督作品「世界でいちばん美しい村」を公開。ネパール地震を背景に「人間にとっていちばん大事なものは何か」を問うこの映画は、SNSを中心とた口コミで広がり、新宿ピカデリーを始め全国40館で公開。一年にわたるロングランを達成。個人製作の映画としては画期的なヒットとなりました。
日本を代表する探検家、写真家、新進気鋭のフォトジャーナリスト、漫画家が映画「くじらびと」製作を強力にサポートしてくれています。
グレートジャーニーの探検家関野吉晴氏・水中写真の第一人者中村征夫氏
サンデーモーニングでおなじみのフォトジャーナリスト安田菜津紀氏・自然界の報道写真家宮崎学氏・漫画家の髙橋ツトム氏
今回のクラウドファンディング の総額は250万円となります。
2019年4、5月の取材費に充当するつもりです。
映画「くじらびと」総制作費 2,000万
(撮影取材費)
2018年(4、5, 8,12月) 取材費 600万
(うち300万は前回のファンディングから充当)
2019年(4, 5月) 取材費 400万
(うち250万は今回のファンディングから)
同6月-11月までポスプロ作業費 1000万
(ファンディング額検討中)編集、ナレーション、サウンドミックス等
同年12月に完成 全国公開&国際映画祭出品
総制作費2000万のうち葯半額を追加ファンディングも含めて獲得を目指します。残り1千万は、外部スポンサー、助成金、自己資金で充当。また、リターン費用、ファンディング手数料で計200万別途計上予定
2度目の支援者の方に配慮し、石川初監督作品「世界でいちばん美しい村」DVD(非売品)のコースも用意しました。また、2回目の方で、お名前のエンドロール等掲載については、合計金額でアップグレードします。(例、前回1万円x今回2万円 合計3万円 エンドロールお名前掲載へ)
<「鯨人」サイン入り本進呈>
集英社新書から発行されている新書「鯨人」に石川のサインを入れてプレゼント
鯨人(集英社)(写真集ではありません)
<映画「世界でいちばん美しい村 DVD>
(非売品 1月15日発送)
<映画公式サイトにお名前クレジット掲載>
お名前を映画公式サイトに掲載致します。公式サイトは、映画公開時のオープンとなります。
<映画前売り券>
全国共通の映画前売り券を公開前にお送りします。
<映画エンドロールにお名前掲載>
一定金額以上のファンディングをされた方は映画の最後に個人、企業、団体名をクレジットとして掲載します。
その他、アフターパーティー、プレミア試写ご招待、監督石川との鯨料理会食と映画についての解説、くじらの村、撮影地の案内などもあります。
自然が相手の鯨取材です。万が一鯨がでない場合は、延期せざるを得ません。1年目は正にそうでした。しかし、すでに2年目に入っており、これだけのあいだ鯨が出なかった例は、近年ありません。確率は限りなく低いといえるでしょう。
この映画はかつて私の鯨の写真集がそうであったように、その斬新な映像とともに、その内容が世界に驚きをもって迎えられることでしょう。
私はこの映画を鯨漁問題という限られた枠の中で完結させるつもりはありません。生きていくこととはどういうことか、生き物が生き物を食べるということはどういうことなのか。何百万年と繰り返されてきた命の営みを、命の重みと悲しみを、この映画が象徴し、命というものを見つめ直す機会となる、そんな映画にしたいと考えています。
前回の「世界でいちばん美しい村」(2017)の製作時もそうでしたが、私の場合、映画を作る段階から自分のFacebookなどで情報を共有し、意見交換をするなど、映画づくりの場もファンディングをしてくれた方々と共有しています。映画をつくるところからいっしょに悩み、苦しみ、そして楽しむ、それこそファンディングの醍醐味ではないでしょうか。
いっさいの妥協なくこの映画を完成に導くため、どうかみなさまのこの映画づくりへのご参加をお待ちしています。
3000 円
10000 円
14000 円
20000 円
23000 円
30000 円
33000 円
50000 円
53000 円
100000 円
103000 円
150000 円
300000 円
500000 円
1000000 円