ワルリの人々とニワトリ〜ワルリ画ギフトその3〜
vol. 14 2017-03-02 0
ワルリ族の家庭で、人間以外のメンバーといえば、牛。
田んぼを耕し、牛ふんは肥料に、家の床や壁の素材に大活躍。
もし、ご飯が残ったら、牛が食べます。
猫。
屋根裏に保存している米を狙うネズミを狩るハンターです。
ひなたで寝そべる姿は他っとした気持ちにさせる、癒し系でもあります。
そしていつの間にか子を宿し、増えます。
そして、ニワトリたち。
僕が滞在させてもらっているラジェーシュさんの家には、三家族が飼われています。
親の羽の中に隠れたり、地中の虫を探し、親子であちこち、行ったり来たり。土間にフンをしてしまうので、「ツー!ツー!」と長い棒で追い払われるのが常ですが、見ていて飽きません。木の上くらいまでだったら意外と飛べる、など発見もいろいろあります。
ひよこが一羽、親鳥の背中に乗っています。
ですが、ニワトリたちは、観賞用に飼われているわけではなく。
もっと、リアリスティックな目的で飼われています。
「まぁ、卵やチキンカレーだろうな」と、みなさん思われることでしょう。
そう、お客さんを迎える時は、飼っているニワトリをしめ、カレーにします。
例えば、こんな感じです。
左下です。おいしいんです。これは、バナナと合わせています。
こちらのバナナは数種類あり、野菜のように使うものもあります
さて、ここまでは想像の範囲内、普通のことなのですが、ある日のこと・・・・。
シャーマンでもあるラジェーシュさんの父、ピタージーが若鳥をとある方法で・・・・。
このエピソードの続きは、コレクター限定公開します!
〜ピタージーのとっておき健康レシピ〜
下記の写真は、Tusharがギフト用に描いてくれた家の中で休む人と、ニワトリたち。
猪苗代でも、語り部の鈴木さん(昭和21年生まれ)が子どもの頃は家の下でニワトリを飼っていたそう。
ちなみにですが、ワルリの家では床にあまり物を置かず、壁にかけるか、吊るすかします。そうして、床面積を最大限に確保します。僕も日本ではなるべく床に物を置かないで壁を活用するようにしています。それだけで、家が広くなった気がするのです。
ワルリ画A5サイズ painted by Tushar Vayeda
おかず