応援メッセージが届きました!
vol. 2 2025-06-11 0
プロジェクトが始まって11日が過ぎました。
現在達成率26%!まだまだ達成には遠いです。
ですが皆様からの温かいご支援・応援メッセージに元気を貰っております。
本当にありがとうございます。
ここで寄せられている応援メッセージをご紹介します!
選択的夫婦別姓の法改正を求める当事者団体を立ち上げていらっしゃる井田奈穂さんからです。
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"私にとって、人生で一番大変な、同時に一番楽しかった経験が、2人の子の子育てでした。
まだ言葉を話せない子が私の言うことを繰り返して覚え、歌うようになり、やがて歩き出し、毎日想定外のことが起こりました。泥臭い忍耐も、一緒に爆笑した瞬間も、ギラギラした衝突も、焦りながら病院に運んだ経験も、果てしないように思われた送り迎えも、お弁当作りも、全部ひっくるめて、私たちは家族になりました。ああ、最後におててをつないだのはいつだっけ。彼らが成人した今、振り返ればほんの短い期間で過ぎ去った、とても愛しい時間でした。
一人ひとり誰でも、この世に生まれ落ちた時から他者です。他者同士がたまたま家族になるのです。それは親子でも同じで、すべては縁。他者が時間を重ね合わせて暮らせる期間は有限です。それを目一杯使って、慈しみ合って、支え合って暮らすこと。これは憲法で誰にでも保障されているはずの権利です。国の制度や社会の許容度が追いついていないからと、産んだり、育てたり、家族になったりすることを諦める必要なんてない。みんなにそう言いたくなる映画です。
一般社団法人あすには 代表理事 井田奈穂
企業広報、ライターとしての活動の傍ら、再婚での改姓をきっかけに、2018年選択的夫婦別姓の法制化を⽬指す当事者団体を創設。2023年法⼈化し、現職。900⼈を超えるメンバー登録者、経済・法曹団体などと地⽅議会・国会へのロビー活動を協働。2024年国連⼥性差別撤廃条約に基づく⽇本審査にNGOとして参加、4度目のより強い改善勧告につなげた。同年、ForbesJAPAN「いま注目のNPO50」に選出。「あすには」ではジェンダーに関する社会調査や、包括的性教育や企業研修などの教育事業も展開する。共著に「選択的夫婦別姓は、なぜ実現しないのか?:日本のジェンダー平等と政治」(花伝社)
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