プロジェクトをブログやサイトで紹介
テキストエリアのコードをあなたのブログやサイトのHTMLに張り付けると、右にあるようなプロジェクトウィジェットが表示されます。
4組の女性同士のカップルの日常を編んだドキュメンタリー映画「ふたりのまま」の劇場公開をクラウドファンディングで実現!
「親である・親になりたい」4組の女性同士のカップルの日常を編んだドキュメンタリー映画『ふたりのまま』の劇場公開を目指します。
”見えない存在”にされてきたかぞくの声に、光を。あなたの力が必要です。
テキストエリアのコードをあなたのブログやサイトのHTMLに張り付けると、右にあるようなプロジェクトウィジェットが表示されます。
1983年生まれ。レズビアンで、精子提供を受けて同性パートナーとの子育てをしながら多様な家族の姿を社会に伝えている。絵本『あおいらくだ』の著者の一人。一般社団法人こどまっぷ代表理事として、LGBTQ+当事者やその子どもたちの支援に取り組むほか、足立区の当事者団体も運営。新宿では「足湯カフェどん浴」などを経営し、誰もが安心して過ごせる場づくりを目指している。
「親である・親になりたい」4組の女性同士のカップルの日常を編んだドキュメンタリー映画『ふたりのまま』の劇場公開を目指します。
”見えない存在”にされてきたかぞくの声に、光を。あなたの力が必要です。
はじめまして。子どもを育てたい/既に子どもがいる LGBTQ をサポートしている当事者団体「一般社団法人こどまっぷ」共同代表の長村さと子です。絶賛イヤイヤ期の3歳の子どもを同性のパートナーと育てている「ふたりのママ」の一人でもあります。
15年ほど前に、子どもがほしいLGBTQ当事者の人たちが、その想いや悩みをシェアできるような場を作りたいと思って交流会を開くようになり、団体として本格的に活動しはじめてからも11年が経ちました。これまで女性同士のカップルや子どもを持ちたいと望む女性たちを中心に、1000組以上の相談を受け、支援に力を注いできました。
支援してきた方々の中には、妊娠に至った方もいれば、困難な状況に直面し諦めざるを得なかった方もいます。自分自身で妊娠出産をするのではない形で、かぞくを育む道を選んだ方もいます。私自身、長年活動を続ける中で、この世の中にはたくさんの「かぞくのかたち」があり、たくさんの「かぞくへの思い」があることに気づかせてもらってきました。
一方で、活動を続けるなかでよく葛藤も感じてきました。いまの日本の法律では、「こうあるべき」と法律が思い描く「正しい家族のかたち」があり、そこからはみ出す「多様なかぞく」の存在は非常に不安定なものです。
同性パートナーシップ制度は全国の自治体に広がりましたが、異性カップルと同じ「婚姻の平等」は今も認められていません。同性カップルが子どもを産みたいと思った場合に、それを受け入れてくれる医療機関を見つけるのは非常に難しく、さらにその数少ない選択肢まで禁止する「特定生殖補助医療法案」が2025年には通る見通しです。同性カップルの親をもつ子どもたちはすでに国内に少なからず暮らしていますが、行政、企業、保育園や学校などでも、そうしたかぞくのことを想定した制度づくりやコミュニケーションは非常に限られているのが現状です。
私が出会ってきたLGBTQファミリーの大半は周囲の限られた範囲でしかカミングアウトをしていません。差別や偏見、言葉の暴力などにさらされること、何より子どもたちがそうした言動に直面することを懸念して、顔や姿を隠し、関係性も秘密にして生きていくことを選ばざるをえないかぞくが多いのが現状です。
でもそうして隠れざるを得ないからこそ、「いない存在」のようになっていることには悔しさを感じます。存在を認知されていないからこそ、暮らしやすい社会はいつまでも育まれず(むしろ生きにくくなることも起き……)、逆に暮らしやすい社会が育まれないからこそ、安心して姿を見せ、声を届けることができない。そんな悪循環が起きていると感じてきました。
「私たちはここで懸命に生きている」
そう声をあげて、今の状況に少しでも風穴を空けたい。そんな気持ちから今回ドキュメンタリー映画『ふたりのまま』を作りました。
映画『ふたりのまま』は、私にとって友人でもある、「ママである」あるいは「ママになる」4組の同性同士のカップルの日常を編んだ、約90分のドキュメンタリー映画です。4組はそれぞれ異なるかぞくのフェーズにいます。
以上のように、「同性カップルが子どもをもつことや子育てすること」を軸にさまざまな変化の時期を記録しました。
友人関係だからこそ、取材用の整えられた姿や言葉ではなく、日々の飾らない暮らしをカメラに収めさせてもらえましたし、また私自身も女性カップルで子育てをしている同じ立場の当事者だからこそ、悩みや不安、時に社会の不条理に対する憤りを含め、本音を話してもらえたようにも感じています。
そうした「距離感の近い」映像から、異性カップルであれば向き合わなくて済む社会的障壁や、それに伴う苦悩の数々のリアルを知っていただけると思いますし、同時に、妊娠・出産・育児・子育てに関わる悩みや葛藤、喜びや愛情は「かぞくのかたち」によらず共通するところが多いことを、きっと感じていただけるのではないかと思っています。
「日本に存在しているLGBTQファミリーの存在を、そしてリアルな思いを、知ってほしい」という思いで作った『ふたりのまま』。この「知ってほしい」の相手はさまざまです。
まずは当事者、特に若い世代の当事者たちです。「LGBTQファミリーの存在が見えていない」のは当事者にとっても同じだからです。これまで数多くの当事者の人たちと出会ってきましたが、「自分が同性のことが好きだと気づいてから、かぞくをもつことはできないものだと諦めてきた」という声や、「子育てをしている家族もいると聞くけれど、具体的なイメージが湧かない」と言った声を少なからず聞いてきました。逆に私たちの交流会などを通じて、実際に子育てをしているかぞくと出会ったことで「実現できることなんだ」と希望を感じてくださった方は数えきれないほどいます。
百聞は一見にしかずで、子どもを育てているカップルや、子どもをもつ選択肢を選んでいるカップルと、この映画を通じて出会ってもらうことで、ロールモデルのような存在を見つけてもらえたり、未来に少しでも希望を感じてもらえればと願っています。
2番目は同性カップルに育てられている子どもたちです。いま「特定生殖補助医療法案」という法案が今国会で通過するとみられています。この法案は同性カップルや事実婚、選択的シングルなど法的婚姻にはない人たちが、第三者からの提供精子・卵子を使った治療を医療機関で受けることができなくなる内容を含んでいます。これは国家が「誰に生殖の権利があるか」を決め、「あるべき家族像」から外れる人を排除するものだと感じます。こうした法や制度の構造が、「親」の側に対する差別や偏見を生み出すとともに、本法案で刑罰対象となる生殖補助医療で生まれてきた子どもたちにとっても、出自や存在を否定されるようなものだと感じています。
今回の映画を通じて、親たちが深く望んで生まれてきた存在であることを感じてもらえればと思うと共に、この法案に対する社会的な問題意識が高まり、子どもたちのアイデンティティと人生を一緒に大切に考えてくれる人が少しでも増えればと願っています。
そして3番目は上の2つには当てはまらずとも、「正しい家族のかたち」に違和感や生きづらさなどを感じている方々です。「お父さんとお母さんがいて、子どもがいるのが幸せな家族」という決まった家族観を、法律や制度を含め、社会のさまざまな場面で感じてきた方は、LGBTQ当事者にかぎらずいらっしゃることと思います。多様なかぞくのかたちが確かに日本に存在していること。みんな悩んだり迷ったりしながら、自分らしくかぞくの選択をしていること。正しいかぞくのかたちなどないこと……。そうしたことをこの映画の四者四様のかぞくから感じていただくことが、安心感や勇気の源になればうれしいです。
上にも書いたように今の日本において、LGBTQ当事者であること、さらにはかぞくがいる/かぞくがほしいことを公に打ち明けるのは、まだまだ不安やリスクが大きく難しいのが現状です。今回撮影させてもらった4つのかぞくも、普段、周囲の安心できる範囲でしかカミングアウトをしていません。一部の方は映画の中でも、声の出演のみで顔は見えないようにしています。
それでも映画を撮ることを承諾してくれ、劇場公開を目指すことにも賛同し、応援してくれたことに対して感謝の気持ちでいっぱいです。同時に、その覚悟と勇気は、日本の社会と子どもたちの未来に少しでも希望の光がともることを願ってこそだと思っています。
ぜひこのページをご覧いただいている皆さんにも、4つのかぞくの思いにも心を馳せてもらえればうれしいですし、今回の作品はプライバシーを守るために劇場や上映会での上映のみで、広報にあたっても顔がわかるような写真は使用しない予定なので、その点も今後作品をご覧いただいた際に、一緒に大切にしていただければありがたいです。
今回の作品は、LGBTQファミリーのリアルな声をとにかく知って欲しい一心で、映画制作の経験がない私・長村が撮影し、共感してくれる方の編集協力のおかげで映画として完成しましたが、当初は草の根で上映会をやっていくイメージでいました。
しかしドキュメンタリー映画の配給経験がある方々に観てもらったところ、「大切なメッセージが詰まっているし、ドキュメンタリー映画としても魅力的だから、ぜひ劇場公開を実現しましょう!」と背中を押していただき、現在、劇場での公開を目指して動いています!今回はその配給宣伝費用の一部をぜひみなさんにも応援いただけるとうれしいです!
【目標額:140万円】
以下は、東京での1劇場での公開を想定した最低限の費用です。目標額も下記の費用の一部で設定していますが、多くのご支援が集まるほど、公開劇場を増やしていける可能性も高まります。ぜひ応援いただけましたら幸いです。
▼1000 円:応援の気持ちを届けたい
▼5000 円:映画を名前で応援参加したい(個人・団体・LGBTQ関連)
映画のエンドロール後に、お名前をテキスト表示させていただきます。表記できるお名前は、本名またはニックネーム・団体名で17文字以内となります。希望するお名前をリターン購入時に該当欄に記入してください。
映画の公式Webページにお名前をテキスト表示させていただきます。表記できるお名前は、本名またはニックネーム・団体名で30文字以内となります。希望するお名前をリターン購入時に該当欄に記入してください。
いずれも支援時に名称を決めることが難しい方は「未定」と記入していただいたうえで、MOTION GALLERY上のメッセージ機能で、8月11日(月・祝)23:59までに必ずご連絡ください。期限を超えた場合はお名前を入れることが出来ません。ご了承ください
▼6000 円:試写会(都内)に参加して応援したい
試写会は東京23区内で、日程は下記の3日間を予定しています。クラウドファンディング期間終了後、希望の参加日程・人数の確認のご連絡をさせていただきます。
①9月20日(土)11時00分〜12時45分頃
②10月13日(月・祝)11時00分〜12時45分頃
③10月21日(火)19時30分〜21時15分頃
※2名までご参加いただける権利になりますが、お二人揃って同日程でのご参加とさせていただきます。
※試写会は映画館など映画上映用のスペースではなく、いわゆる「市民上映会」のスタイルでの開催予定です。あらかじめご了承ください。
▼7000 円:LGBTQ +の子育て団体を応援したい
▼10000 円:オンライン上映会に参加して応援したい
2026年1月にZOOMにてオンライン上映会を開催します。1口応援あたり2名様までご参加可能です。(※お好きな時間に観ていただく配信ではなく、決まった日時にZoomの画面共有の形で上映いたします。一般的なストリーミング配信よりも画質等は落ちてしまう点、予めご了承ください。)
▼30000 円:映画を名前で応援参加したい(企業)
東京都内で開催する3日程の試写会(①9月20日(土)11時00分〜12時45分頃、②10月13日(月・祝)11時00分〜12時45分頃、③10月21日(火)19時30分〜21時15分頃)もしくは2026年1月に開催予定のオンライン上映会に3名様までご参加いただけます。
クラウドファンディング期間終了後にご希望の日程をお伺いします。(3名様、同日程にてご参加いただけるとありがたいですが、難しい場合には別々の日程でご参加いただくことも可能です。)
▼60000 円:映画の自主上映会を企画したい
劇場公開が実現した際には、東京ならびに開催する都道府県での劇場公開終了後(2026年春以降目安)に自主上映会の開催が可能になります。2025年10月末までに劇場公開が決まらない場合には、2026年1月以降、開催可能です。同日内2回まで、最大100名までの参加人数で開催可能です。開催日程については、個別にご相談させていただきます。2027年1月末までに開催をお願いします。
(※こちらの権利に含まれるのはDVDのお貸し出しのみです。上映機材や会場等はご自身で御手配ください。)
▼100000 円:ムービースポンサー(企業)
・掲載ご希望のロゴデータはご支援いただいたのちに送信いただく方法をご案内いたします。8月11日(月・祝)23:59までに必ずお送りください。期限を超えた場合、掲載できない可能性があります。
・試写会での掲示をご希望の広告(動画or画像)のご支給方法もご支援いただいたのちに別途ご連絡いたします。8月31日(日)23:59までにお送りください。
・監督長村は行政・教育機関等・民間企業が主催の講演会でこれまで数多くの講演を行ってきました。「ふたりママ」「LGBTQファミリー」「LGBTQと生殖」「パートナーシップ・ファミリーシップ」「新宿二丁目と居場所」などご希望のテーマに合わせて60分以内の講演会を開催します。テーマや日程については個別にご相談させていただきます。なお講演会の開催期限は2027年1月末までとさせていただきます。また都内から公共交通手段で1時間以上かかる場合には別途交通費のご負担をお願いいたします。(オンラインでも可能です)
劇場公開を目指すのに先立ち、海外の様々な映画祭へ応募しています。そして嬉しいことに、以下のとおり、すでにいくつかノミネートや賞をもらえています!(2025.6.1時点/随時更新します!)
すでに東京の劇場へのアプローチを始めていますが、映画館も基本的に先々まで作品が決まってしまっているため、上映してもらえることが決まっても、早くて2025年晩秋〜2026年頭頃の公開になると見込んでいます。仮に2025年12月に劇場上映が決まった場合として、以下のようなスケジュールを考えています。(決まった公開日に合わせて前後にずらしますが、実施する内容や流れは基本的に以下で変わりません。)
▼2025年8〜9月
・チラシ・ポスター・予告編・公式サイト・DCPなど劇場公開に必要な素材の製作
・レビューコメントの依頼・収集
▼2025年10〜11月
・プレス関係者への紹介依頼(試写会開催を含む)
・その他作品の認知度向上につながるような企画の実施
・劇場公開時のトークイベントの企画調整
・地方劇場へのアプローチ
▼2025年12月
・劇場公開
・地方劇場へのアプローチ
すでに映画は完成しています。もし目標額を達成しなかったとしても、劇場公開に向けて必要なこと、できることは実行していきます。ただ、みなさんからの応援が集まるほどに、宣伝のための企画や広報物製作などをより広く&多く行うことができ、映画をもっと多くの地域・人へ届けられる可能性が高まります。ぜひ応援をご検討いただければ幸いです!
(※2025年10月末までに劇場公開の目処が1つも立たない場合は、箱貸ししている映画館もしくはそれに準じる施設や、監督・長村が運営しているスペースで、2026年中に3回以上の上映を行います。)
最後までお読みいただきありがとうございます!
1000 円
5000 円
残り35枚
6000 円
残り96枚
7000 円
残り37枚
10000 円
残り5枚
30000 円
残り10枚
60000 円
残り5枚
100000 円