歴史と格式が息づく空間―日本工業俱楽部にて、特別見学会を開催しました。
vol. 10 2025-05-11 0
東京建築祭開催直前の週末となった5月10日、普段はなかなか足を踏み入れることのできない日本工業俱楽部という特別な空間にて、特別見学会を開催しました。
雨天にもかかわらず、集合時間までにお集まりいただいたご支援者の皆様、どうもありがとうございました!
ガイドは、保存再生プロジェクトを当時ご担当されていた神奈川大学の野村和宣さんと、三菱地所設計の須藤啓さん。
丸の内全体、そして日本工業倶楽部の歴史を振り返るレクチャーのあと、設計時や施工時ならではのストーリーをお話しいただきながら外観も含めて巡る見学会は、建物の表情だけではなく、歴史的な奥行きの両方を堪能できる、贅沢な時間でした。
見学を終えて振り返ってみると、日本工業俱楽部そのものが時代を超えて継承された「意志」の象徴であり、その背後には計り知れない情熱と挑戦があったのだと実感しました。語られる一つ一つのエピソードによって、日本工業俱楽部にまつわる物語を追体験できたように感じます。
そんな特別な時間をご支援者の皆様と共有できましたこと、心より感謝いたします。
東京建築祭はいよいよ、5月17日よりスタートとなります。
クラウドファンディングをご支援いただいた皆さまにもお楽しみいただけるよう、心を込めて準備を進めてまいります。
引き続きのご支援を心よりお願い申し上げます。
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