長野県出身の映画監督・塚田万理奈の新作映画『刻』を
10年かけて16mmフィルムで制作したい

映画『刻』クラウドファンディングは本日含め残り3日となりました。現時点で228人の皆さまから1098万円のご支援を頂いております！

こんにちは。『刻』プロデューサーの今井太郎です。

『刻』は今年中学編を撮影し、来年高校編、そして2026年以降に大人編を撮影する予定です。実はまだ今年、来年分の予算も確保できていない状況なのですが、クラウドファンディング終了後は地元企業に協賛をお願いしたり、海外からの出資を探したりという活動を続ける予定です。

今までは本当に苦しかったのですが、今回皆さまにご支援いただき目標を突破した事で風向きも変わり、今後の活動の強力な後押しになると思っています。

世の中大変な状況が続いていますし、『刻』も10年後の未来に向けてのスタートラインに立ったばかりです。残りの3日間はクラウドファンディングでご支援頂いている方々、クラウドファンディングに様々な形でご協力して頂いている方々、『刻』に様々な形でご協力してくださっている方々、皆さま一人一人のお気持ちを考えつつ、感謝する3日間にしたいと思います。

さて本日は、スタッフ紹介としてクラウドファンディングをご担当いただいている波多腰遥さんを紹介したいと思います。

クラウドファンディング担当：波多腰遥（はたこし はるか）

1994年生まれ、長野県安曇野市出身。長野高専環境都市工学科卒。飲食店運営会社に務める傍ら、2019年に個人事業『遊覧潜水』を開業。クラウドファンディングの編集・実施支援やライター、イベントの企画運営などを行なう。携わったクラウドファンディングは長野県内を中心に50件以上に及び、累計支援額は約6,500万円。

波多腰さんの『刻』への想いを波多腰さんのTwitter @h2hahaha から抜粋して紹介させて頂きます。

これまで50件以上のクラウドファンディングに関わってきたけど、どれとも全くと言っていいほど重ならないプロジェクトです。少し近い未来に対して共感や賛同をしてもらって支援をいただくことが多いなか、『刻』が上映されるのは10年後。制作側でさえ、どんな未来になるかわからない。

難しいとわかっていたけど、それでも僕が『刻』に関わっているのは、塚田さんの映画に救われた経験があるからだろうなあ、と振り返っているところです。人間の持つ弱さを包み隠すことなく弱さとして映すような、弱さを肯定してくれるような、弱さの先で不器用ながらも向き合う姿勢であったりとか。

クラウドファンディングに支援が集まってほしい、というよりも、僕は彼女たちの映画が、届くべき人に届いてほしいのです、きっと。そのためには当然、お金が必要なわけだけれども。彼女たちが一切の妥協なく死ぬ気で作っている映画を観てほしいんです。

資金を募るクラウドファンディングではあるけれど、それと同時に、10年の年月を刻み込んだ一本の映画が上映される、という表明でもあります。それを待っていてほしいです。僕は『刻』の中身のことはなんにも知らないけど、絶対に名作だ。なんの根拠もないけど、これだけは自信を持って言える。

今回のクラウドファンディングは大きな金額の目標を達成し、期間も4ヶ月と長かったのですが、それだけ大変だったと思います。準備期間含めてこの5〜6ヶ月間、かなりの時間を我々と共にしてきました。

目標が達成できたのはここまで頑張っている塚田監督の気持ちが皆さまに通じたからだと思いますが、その裏で波多腰さんのサポートがなければ達成は難しかったかも知れません。波多腰さんは映画のクラウドファンディングは初めてなのですが、今までの経験からの的確なアドバイスとリーダーシップで我々を導いてくれています。

その方法論は一般的に言われている根回しやインフルエンサーを使ったやり方ではなく、そのプロジェクトの本質や体制に合わせて背伸びしない、自分たちの出来る範囲での現実的なやり方を提案してくれました。目標達成はそのリーダーシップの下で、塚田監督、助監督の月原はる菜さん、スタッフや協力してくださった皆さまが一生懸命努力した結果だと思います。

そして波多腰さんの人間性で精神面でも我々をサポートしてくれています。本当に感謝しています。

クラウドファンディングは『刻』完成までに残り2回実施する予定ですので、波多腰さんとも10年間のお付き合いとなります。その間、クラウドファンディングだけでなく、同じ『刻』を作るチームの仲間として時間を過ごしていく事になると思っています。作品が完成したら肩書きはクラウドファンディング担当ではなく、プロデューサーになってるかも知れませんね（笑）

それでは本日のカウントダウントークのご案内です。

5月8日 22:00〜22:30
『刻』クラウドファンディング カウントダウン トーク 残り3日！

Q&Aの日！

塚田万理奈監督が皆さまからのご質問にお答えします。ライブ配信中にYouTubeのチャット欄にご質問をご記入ください。たくさんご質問いただけると嬉しいです！

ライブ配信URL: https://youtu.be/gYSXWCdomL0

既に目標金額は突破しましたが、『刻』の未来の為、『刻』をより多くの人々に知ってもらう為にも、SNSでこの公開アップデートをシェアして頂ければ幸いです。

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『刻』の完成に向けて、最後まで皆さまへの感謝の気持ちを忘れず頑張って参りますので、引き続きよろしくお願いします。

映画「刻-TOKI-」実行委員会
プロデューサー　今井太郎