【応援コメント15】川上眞澄美さんからコメントをいただきました!
vol. 16 2024-06-29 0
インテリアデザイナーであり、スモールラグジュアリーホテル「東山 四季花木」のオーナーでもある、川上眞澄美さんからコメントをいただきました。
「出会い」は眞澄美さんからいただいたコメントに譲るとして、京都に暮らし始めてすぐ、電話があり、「いま、下にいるんだけど、降りてこられる?」と言われ、部屋を飛び出しました。そこにはカッコいい外車が停まっていて、運転席にいた眞澄美さんが降りてこられ、「はい、これ! 京都にようこそおこしやす!」と、「田酒」の一升瓶をプレゼントしてくれたのです。
粋(いき)なお人や……!!!
そのあとも”ホテルの屋上でシャンパン片手に送り火を見る”という粋な会に誘っていただいたり、狂言と薄茶を味わう「桜の宴」や、映画『フィシスの波文』の初日上映会+ホテルでの懇親会に誘っていただいたり。応援コメントをくださった小山薫堂さんは「情報が集まりそれを発信する人がいる場所がメディアとなる」といつもおっしゃるのですが、眞澄美さんはホテルを単なる宿泊所として捉えておらず、まさにメディアとして機能させているなあと思いました。
私が「粋」でしたいことも、(規模は小さいですが)同じことです。粋な女性の後ろをひた走るぞ!
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ライターの堀香織さんとは、雑誌『Forbes Japan』で取材いただいたとき以来のお付き合い。インテリアデザイナーから、自らホテルを創ってホテル経営者へと転身した、その挑戦に興味を持ってくれたようで、私史上最大の映えある雑誌への登場となった。
それ以来、上洛の度にお会いし、数回デート。生い立ちや元カレや真面目な仕事の話。会って数回でお互いが裸になれる。シャイな私にとってそれは、香織マジック! 来るたびに「京都はいいよー!」って言っていたのだけど、気づいたら彼女はもう京都市民になっていた(笑)。
という感じで、感性が高く、行動力も人一倍。なにしろ「人」という生き物が好き。人と人を結びつける才能もすごい。あっと言う間に2年と少しで、京都の友人が50人できたという。驚異的だ。
人を紹介する際に特徴を語る、それぞれの逸話の記憶力が飛び抜けていいのには、流石ライターだなといつも驚かされている。人として私も惚れる。何事にも大らかで、魂が熱くて、情が深い。性善説が彼女の魅力だ(ロマンス詐欺には騙されないように、充分気をつけてね(笑))。
こんなスマートで、老若男女を惹きつけてやまない素敵な女性に、長年彼氏がいないのが不思議だったのだが…
なんとこの度、最愛の彼氏ができました!
それが仁王門通りにオープンした、「日本酒サロン 粋」です。
彼女の熱いサロンづくりの想いを聞きつつ、割烹や日本酒バーでのバイトの掛け持ちの合間に物件探しをしていた当初からの経過を知っている私は、このチャレンジへの努力をずっと見てきた生き証人。
香織さん、京都のどこにもない、素敵な場になったね(涙)。
"人、出会い、縁、紡ぐ"
まさにこれは形は違うが、奇しくも、私達のホテルの意図と同じだ。
これから日本酒を通して人々が出会い語り合う、めくるめく楽しい数珠繋ぎの日々が、この「日本酒サロン粋」で繰り広げられることでしょう。アートと音楽も含めて。
インテリアデザイナー/ホテル「東山 四季花木」オーナー
川上眞澄美