改修のアップデート Vol. 2!
vol. 2 2025-02-07 0
〈棟の梁や柱の補強〉
棟の梁も完全に腐朽しています。
取り替えするにあたり、古い梁を撤去しました。
せーの、えいって引っぱったらあっけなく取れてしまう梁。
そこに新しい梁を入れ替えたり、柱が無くなっている(!?)ところに柱や梁を追加するなど構造の補強を行いました。
2024年6月28日
〈床の断熱材と下地施工〉
気づけば季節はすっかり夏!
この日の熊野市は、なんと日本で3番目に暑い街だったそうです。
熱中症に気をつけながらの作業——というより、30分働けば暑さで休まざるを得ないほどの厳しい環境でした。
そんな中、熊野市の崖地に建つ大正期の古民家のリノベーションプロジェクトが進行中。
床材を施工する前の下地を、みんなで協力して作りました。
今回は学生7名に加え、7年前の卒業生が東京から駆けつけて参加してくれました!
作業では、古い根太を補修しながら、必要な箇所には新たな根太を追加し、合板を張っていきました。
建物には母屋棟と増築棟がありますが、それぞれ手分けし、各自の判断で作業を進めたことで、大幅に工事が進みました。
さらに、天井の仕上げが完了し、床の断熱材の敷き込みも完了!
加えて、新しくトイレになる場所の床下地づくりも無事に終わりました。
暑さに負けず、みんなの力で着実に進んでいます!
2024年8月16日
〈下地張りが完了しました!〉
これからは土足禁止。靴を脱ぐというワンアクションで、空間への意識が一変しました。
かつて廃墟だったこの場所が、いよいよ人が暮らす空間へと生まれ変わります。
また、シャワーユニットを設置する予定の地面を整地し、
かつての玄関だった場所には、新たに壁と窓の設置作業を開始。
窓には、古い建具から取り出したガラスや木枠を再利用し、
新しい命を吹き込みながら、持続可能なリノベーションを進めています。
少しずつ形になっていくこの場所の変化を、これからもお楽しみに!
2024年9月17日
〈ハネ材の搬入作業〉
熊野の頼れる製材所 ノジモク さんのご協力のもと、床材として使用するハネ材を現場に搬入しました。
ハネ材とは、製材の過程で生じた品質検査を通過できなかった材木のこと。
今回の作業では、なぜ品質検査に通らなかったのか、どのくらいのペースでハネ材が発生するのか、といった貴重なお話を伺いました。
ソトノノノは、軽トラックの進入も困難な狭い道の先にあるため、搬入はすべて手作業。
みんなで協力しながら、一つひとつ手で運び込みました。
手間はかかりますが、その分、使う木材への理解と愛着が深まる大切な時間になりました!
2024年11月17日