応援メッセージvol.11
vol. 37 2022-08-15 0
皆さま、いつも応援ありがとうございます!
クラウドファンディング終了まであと3日となりました。
本日は中之条町の割烹「金幸」金井馨さんからうれしい応援メッセージをいただきましたのでご紹介させていただきます!
◆金井 馨さん《金幸》
長田君が始めたカシャ退治伝説。小学校4年生で出会った頃はこんな活動的な人になるとは思いませんでした。しかし今、形の見えないコロナに怯える人々に勇気と元気を与えようと先頭に立っている長田住職に、脱帽と共にしっかり応援しないと、と思っています。
頑張れ住職!!
見えない(カシャ、コロナ)の共通の妖怪退治をお願いいたします。
私達も住職と共に闘います!
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金井馨さん、応援メッセージありがとうございました!
1887年(明治20)に創業した金幸さんは、馨さんで4代目。昭和初期、閑院宮(かんいんのみや)春仁王や朝香宮(あさかのみや)様が宿泊された由緒ある割烹店です。
閑院宮春仁王(金幸玄関にて、1932年頃)
この日お話を伺ったお部屋は、宮様がお風呂とされていた場所を改装した十畳の和室。現在畳になっている部分の下が風呂場になっていて、湯船につかって庭を眺めることができたそうです。また現在は床の間になっている部分は、蒸気で湯を温めるための焚き口だったといいます。
天上の中央部分には換気口があって、湯気を逃がす工夫がされていたそうです。さらに天窓の引き違い戸にはステンドグラスがはめ込まれ、ここにも湯気を逃がす工夫が施されました。
ステンドグラスの引き違い戸(開けた状態)
天上の中央に換気口があった(現在は照明が取り付けられている)
宮様が宿泊されたのは2階で、ふすまで仕切られた上段「松の間」に宮様が、下段「竹の間」に侍従が宿泊されたそうです。隣接する「小倉院」と名付けられた蔵には、宮様がそのときお使いになられた食器やお膳が展示されています。
2階の「松の間」と「竹の間」
閑院宮様が使用されたお膳一式(徳利は珍しい蓋付き)
また、宮様だけでなく中之条町出身の衆議院議員小渕光平氏や、のちに内閣総理大臣となる佐藤栄作氏、そして小渕光平氏の子息小渕恵三元内閣総理大臣も訪れました。
佐藤栄作ご夫妻(中央、1958年)
ビリヤード道具一式と「吾妻撞球倶楽部」の写真
「小倉院」を案内してくださった金井キクエさん(馨さんの母)
中之条町の歴史とともに歩んで来た金幸さん。美味しいお食事をいただきながら、町の歴史も学ぶことができます!(※蔵見学は事前予約をお願いします)
《金幸》
〒377-0423 群馬県吾妻郡中之条町大字伊勢町乙987
℡:0279-75-2013
お弁当も販売中(要事前予約)
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小渕恵三氏(のちの内閣総理大臣)、後ろ中央は田村守氏、一番左が長田
金井馨さんは、少年野球チーム「中之条イーグルス」の指導者で、私が小学校時代にはコーチとしてお世話になりました。練習中はとても厳しい鬼コーチぶりでしがた、それ以外はいつもやさしくしてくださり、今でも親しくさせていただいています。
土曜日の授業がお昼前で終わると、持参したお弁当を金幸さんで食べてから練習に向かいました。いつもお味噌汁を出してくださいました。上の写真はその時、偶然にも金幸さんを訪れた故小渕恵三氏(のちの内閣総理大臣)との記念写真です。一番左が私です(当時小学5年生)。
金井さん、これからもよろしくお願いします。いつまでもお元気で!
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最後までご覧いただきまして誠に有り難うございました。クラウドファンディング終了まであとわずか。最後まで全力で走り続けます!
応援よろしくお願いします。
カシャ退治プロジェクト実行委員会 代表 長田正澄