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勇気と祈りの力を届ける「カシャ斬りの刀剣」の制作と「カシャ除け七條袈裟」の復元をクラウドファンディングで実現!
400年前、真田忍者が活躍した上州吾妻に現れた妖怪カシャ。得体の知れない妖怪に立ち向かった勇気の象徴として刀剣を制作し、祈りの力の象徴として七条袈裟を復元し、多くの人に勇気と祈りの力を届けたいとの思いで企画いたしました。
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群馬県の清見寺に伝わる妖怪カシャ(火車)退治伝説の「勇気と祈りの力」を伝えるためのプロジェクト実行委員会。代表は清見寺住職の長田正澄です。
400年前、真田忍者が活躍した上州吾妻に現れた妖怪カシャ。得体の知れない妖怪に立ち向かった勇気の象徴として刀剣を制作し、祈りの力の象徴として七条袈裟を復元し、多くの人に勇気と祈りの力を届けたいとの思いで企画いたしました。
※新たなストレッチゴールの設定につきましてはこちらこちらをご覧ください
こんにちは。清見寺住職の長田正澄です。このプロジェクトの代表を務めております。2005(平成17)年に住職を引き継いで以来、「仏さまの教えを多くの方々にわかりやすく」を信条に勤めてまいりました。
清見寺は群馬県中之条町にある今からおよそ 500 年前に開創された浄土宗の寺院です。戦国の争乱により荒廃するも、1596(慶長元)年、沼田真田氏からこの地を任されていた鹿野(かのう)和泉守が京都より崇譽岌山(ぎゅうざん)上人を招いて再興して以来、四万温泉や草津温泉、伊香保温泉を結ぶ宿場町中之条にあって往来する人々を温かく見守ってきました。
明治期には小学校の仮校舎として、また町の伝統行事、鳥追い祭の大太鼓(県重文)保管場所として使用されるなど、人々の生活に深く関り合いながら法灯が継承されてきました。(清見寺公式WEBサイトへ)
南庭園からの眺め(樹齢300年以上の大ケヤキ群が境内を取り囲む)
最近では「お寺が地域の方々のコミュニケーションの場となれば・・・」との思いからイベントを開催してきました。月に一度の「お寺ヨガ」は2018年秋からスタートしました。先生は地元で活躍するヨガインストラクターのふくだまいこ先生。本堂の厳かな空間で行うヨガは好評をいただき現在も続いています。
続いて開催したのが2019年8月の「清見寺キャンドルナイト」。ローソクのやさしい光に照らされながら、ジャズボーカリスト三善香里さんによるライブやヨガインストラクターふくだまいこさんによる椅子ヨガを開催しました。地元の住民ももちろん、遠方からもたくさんの方にお越しいただき、楽しい一夜となりました。
ボーカルの三善香里さん(左)とギターの関根彰良さん(右)
そして何といってもアーティストTETTAさんとのご縁をいただいた「中之条ビエンナーレ2017」での会場提供です。中之条ビエンナーレとは2年に一度開催される国際芸術祭で、その関連イベントとして開催されたTETTAさんによる三十三間堂プロジェクトワークショップ。観音さまのメイクアップと服装で写真を撮影し、町を歩くという楽しい企画。同芸術祭の開催ごとに清見寺境内を明るくしてくださいました。※TETTAさんについては後述します
TETTAさんによる三十三間堂プロジェクトワークショップの様子
「上野国吾妻記」(『群馬県史料集』第3巻所収)
清見寺には次のような伝説が語り継がれています。それは今からちょうど 400 年前、1622 (元和 8) 年のことです。鹿野和泉守の葬儀の際に、死人を地獄へ連れ去ると言われる恐ろしい妖怪カシャ(火車)が黒雲とともに出現。
辺りは急に真っ暗闇となり参列者はみな恐怖のあまり逃げ出しました。しかし逃げずに棺を護ったのが林弾左衛門とその孫虎太郎、そして開山岌山(ぎゅうざん)上人でした。虎太郎は刀で、岌山は祈りでカシャに立ち向かいました。
棺を奪われまいと必死に戦うこと1時間ほど。ようやく静けさがもどり青空が広がりました。虎太郎の刀を見ると切っ先三寸ほどのところに血がついていたといいます。このどんな悪鬼悪魔も寄せ付けない「勇気と祈りの力」が評判となり、清見寺は人々の信仰を集め、参拝者でにぎわったというお話です。
今年は妖怪カシャ退治から400年となる節目の年です。そこで中之条ビエンナーレ参加アーティストのTETTAさんに、その伝説を紹介する絵画の制作を依頼しました。そして昨年秋、その絵画が完成し、町民をはじめ遠方からの参拝者にこの伝説を紹介させていただきました。
このプロジェクトは、いかなる困難をも乗り越えようとする「勇気と祈りの力」を現代に、そして未来につなげ、すべての人々が明るく元気に暮らしていけることを願って企画しました。
世の中に恐いものがあることを知り、その怖さに立ち向かう強い心を持ち、克服できた時の達成感を体験する、これは生きる上で大切なものです。文明が進歩した現代においても、人智を超えた大きな存在である神仏に祈りを捧げ、勇気を持って強く歩んでいけると信じています。
このプロジェクトでは、まず「勇気と祈りの力」を蘇らせるため、伝説に登場する「カシャ斬りの刀剣」を制作し、大正時代に焼失した「カシャ除け七條袈裟」を復元して奉納します。次に、奉納した刀剣や七条袈裟を公開して「勇気と祈りの力」を人々へ届けるとともに、日本の伝統工芸を後世へ継承する意義を多くの方々へ伝えていきたいと考えております。
中之条町には地域の貴重な文化財を保管、展示する歴史と民俗の博物館「ミュゼ」があり、地域文化の発信拠点となっています。その博物館と同じように、これまで地域とともに歩んできた清見寺が新たな魅力を紹介させていただける機会と考えております。
中之条町歴史と民俗の博物館ミュゼ
講談界における長年の功績が認められ重要無形文化財保持者(人間国宝)となった本県出身 の講談師神田松鯉(しょうり)先生。この度その神田松鯉先生による講談「カシャ退治伝説」を聴くことができる運びとなりました。
このプロジェクトのアドバイザー小板橋武氏を通して、神田松鯉先生にプロジェクトの趣旨をお伝えし、講談を依頼したところ快くお引き受け下さいました。
この講談によって、多くの方々へこの伝説が広まりとともに、「刀剣」・「七条袈裟」・「講談」という日本の伝統文化を肌で感じることができることになります。まさに日本の伝統文化を後世へ継承していくための一大プロジェクトになると自負しております。
戦いの舞台となった地に聳える岩櫃山を望む
ここ上州吾妻の地は戦国時代、甲斐武田信玄と越後上杉謙信との激しい攻防が繰り広げられ、武田家滅亡後は真田領となって、真田忍者が活躍する舞台でもありました。この吾妻の地において「鞘師・研ぎ師」として活躍する剣持直利氏。拵えの制作はその剣持氏に、そして刀身の制作は剣持氏と昔から関わりの深い長野県坂城町の刀匠宮入小左衛門行平氏に依頼いたします。
重要美術品 脇差 銘 相模国住人広光/康安二年十月日 〈号 火車切〉南北朝時代 佐野美術館蔵
黒漆小サ刀拵 室町時代 佐野美術館蔵
制作にあたり重要美術品「脇差 銘 相模国住人広光/康安二年十月日」(佐野美術館蔵)を参考にさせていただきます。この脇差は通称「火車切」とよばれ、付属の「黒漆塗小サ刀拵」とともに上杉家の腰物帳から謙信の腰刀であるとされるものです。
今回のプロジェクトではこの名刀を参考にするとはいえ、ただ模造品を製作することが目的なのではありません。私たちが目指すのは現代における日本刀の名匠によって制作された刀剣を奉納し、カシャ退治伝説の「勇気と祈りの力」を蘇らせ、多くの人々にその力を届けることです。
日本の伝統文化を受け継ぐ逸品「令和の火車切」は、まさに将来に亘る精神性の象徴となることを期待するものであります。
開山岌山上人像
カシャから遺体をまもったとされ、大正時代まで大切に保管されてきた「カシャ除けの七条袈裟」復元には、当山に伝わる岌山上人像のお袈裟をもとにいたします。あらたに型を起こし、京都の職人による伝統的な技法で織られる正絹のお袈裟となります。(依頼先の大西法衣仏具店へ)
七条袈裟の生地デザイン
このプロジェクトによって生み出されるものは、刀剣と七條袈裟というそれだけでもたいへん価値ある逸品ですが、それとともに大切にしたいのが歴史や文化に興味を持つ方々とのご縁です。「刀剣のこと」「妖怪のこと」「袈裟のこと」など、あらゆる分野に興味を持つ方とのご縁をいただくことで、これまで地域に埋もれていた歴史的事実に気づかされ、上州吾妻の新たな魅力を発信できるのではないかと考えています。
このプロジェクトによってここ上州吾妻の地をより一層盛り上げていきたいと思います。「勇気と祈りの力」を現代に、そして未来につなげていくためにご支援よろしくお願いいたします!
◆カシャ斬りの刀剣制作 350万円
◆カシャ除けの七條袈裟 130万円
◆返礼品等 60万円
◆クラウドファンディング利用手数料
※これらの制作にかかる費用の一部を今回のプロジェクトで募らせていただきたいと考えています
プロジェクトメンバーは住職の長田正澄(代表)と寺の役員、及び歴史に精通している檀信徒の方で構成されております。その中には観光ボランディアで活躍している方も含まれています。またアドバイザーとして3名を招聘いたしました。
◆代表 長田正澄
1973年中之条町生まれ。大正大学大学院文学研究科修士課程終了(史学専攻)。第13回アジア大会(1998/バンコク)カバディ日本代表。2002年4月~2005年3月まで地元中之条小学校に勤務。2005年12月、先代で父正淳の遷化により第17世住職を引き継ぐ。
小学校教員の経験から難しいことをわかりやすく話すよう心がけている。檀信徒の方々への布教を大切にしながら、大本山増上寺布教師会に所属して増上寺での大殿説教と写経会での法話、さらには町の写経体験教室の講師などを勤める。いのちの尊さと思いやりの心を伝えていけるように日々精進している。元中之条町文化財専門委員(2005~2016)。現在浄土宗特任布教師、大本山増上寺布教師。
第1回プロジェクト実行委員会の様子(令和4年2月9日)
◆丸山 昭 ◆唐沢 清治 ◆唐沢 昇 ◆神藤 道男 ◆剱持 肇
◆剱持 勝 ◆髙橋 俊昭 ◆髙橋 義人 ◆髙橋 宏之 ◆寺嶋 逸雄
◆蜂須賀克明 ◆綿貫 英男 ◆綿貫 光彦
◆アドバイザー 剣持直利(鞘師・研ぎ師)
◆アドバイザー 小板橋武(株式会社測研取締役会長・元歴史と民俗の博物館運営審議会委員)
◆アドバイザー 山口通喜(歴史と民俗の博物館館長)
◆アドバイザー 郷原 匠(中之条町地域おこし協力隊・ミュゼ学芸員)※7月11日~
TETTA (Satoko Sugimoto)
学歴
1982 神奈川県生まれ
2007 多摩美術大学美術学部絵画科油画専攻卒業
2009 多摩美術大学大学院美術研究科絵画学科油画領域修了
仏像をモチーフとした絵画、写真、パフォーマンス、アートプロジェクトを制作。仏像は一体ごとに、その作られた地域や時代によって、大きく様式が変化する “時代の合わせ鏡” のようなものです。 私は仏像をモチーフとすることで、「今」という時代を表そうとしています。 様々な土地に足を運び、人々との交流を通して、今の時代が求める救済の姿を作品に具現化し ,、500 年後、1000 年後の人々に 私の生きた時代をつたえる役割を果たしたいと願っています。
代表作のひとつは 2010 年からスタートした「三十三間堂プロジェクト」。 このプロジェクトでは現代人が菩薩に変身したポートレートを集めています。現在参加者は 1900 人を越え、1 万人を目指し進行中。 この作品は、京都の三十三間堂へのオマージュです。三十三間堂には 1000 体の仏像が並びます。 その様はさながら、戦乱や飢餓と言った過酷な時代の中で救いを求める “人々の祈り” が具現化したものと言えます。私はその様式に倣うことで、移ろいゆく時代の中で、今をひたむきに生きる人々の救済となる作品となることを目指しています。
三重大学人文学部 教授 山田雄司先生
上州吾妻に伝わる妖怪カシャ退治伝説。死者の亡骸を奪う妖怪とされるカシャから棺を守った刀剣と七条袈裟を制作して、多くの人に勇気と祈りの力を届けたいという本プロジェクトに賛同し、応援します。
カシャ斬りグッズを製作!
こちらのデザインをもとに、素材や色を選びながらブラッシュアップしていきます。それぞれ出来上がりまでの様子はアップデートで紹介します。
【オリジナルお守り①】【オリジナルお守り②】
素材:①織物(金糸織り込み予定) ②織物(金糸織り込み予定)と小刀(塩化ビニール袋入)
【カシャ斬りの図手ぬぐい】
クラウドファンディング返礼限定品です!
「清見寺縁起カシャ斬りの図」(TETTA製作)を手ぬぐいにしてお届けします。カラーリングは現在悩み中。
サイズ:35×90㎝ 素材:綿100% 製法:手捺染
【オリジナル御朱印帳】
TETTAデザイン。クラウドファンディング限定の御朱印を書き入れてお届けいたします。
サイズ:大判サイズ 横12×縦18(見開き横24×縦18)㎝
【アーカイブBOOK】
TETTAさんによる「清見寺縁起カシャ斬りの図」のラフから完成、そして刀剣、七条袈裟完成までを写真入りの本にしてお届けします。ただし刀剣については本年10月頃までの工程を収録いたします(刀剣の完成は2023年夏の予定)。
(注)アーカイブBOOKは刀剣の完成写真(2023年夏)まで収録することに変更いたします。お届けは2023年9月頃になりますことをご了承ください(2022.7.12追記)。
【刀剣奉納帳に記名】
【七条袈裟奉納帳に記名】
【七條袈裟の裏地に記名】
ご支援いただいた方の芳名を奉納帳に記名、または七条袈裟の裏地に墨書します。刀剣と仏さまの力によってお護りいただきます。
【奉納式にご招待】
刀剣と七条袈裟を本尊阿弥陀如来に奉納する式典にご招待します(2023年夏頃予定)。お土産付き。
◆刀剣制作
作刀 令和4年4月~
下研ぎ 令和4年8月~
彫り 令和4年9月~
拵制作 令和4年10月~
仕上げ研ぎ 令和5年4月
完成 令和5年8月頃
※あくまでも目安です。各工程の進み具合により変更する可能性があります。
◆七条袈裟制作
糸の色合わせ 令和4年4月~
紋型製作 令和4年5月~
生地見本織り 令和4年6月~
金襴生地織り始め 令和4年7月~
金襴生地織り上がり 令和4年8月~
仕立て 令和4年9月~
完成 令和4年11月
※あくまでも目安です。各工程の進み具合により変更する可能性があります。
・このプロジェクトはオールイン方式で行われるため、支援金額が目標に到達しない場合でも、不足する資金は清見寺で補填し、刀剣と七条袈裟の制作及びリターンのお届けは必ず行います。
・返礼品はクラウドファンディング終了時からの製作となりますので、お手元へお届けするのは2022年11月下旬頃となります。
最後までご覧いただきありがとうございました。
ここ吾妻の地は少子高齢化と過疎化の進展によって、人口減少が大きな課題となっています。この傾向はこれからも続くことでしょう。しかし日本全国の方々へ「魅力ある吾妻」を発信し続けることが大切であると考えています。その魅力は遠方の方々へ届くだけでなく、私たちの将来を担う子ども達の郷土愛をも育むことにつながるのです。このプロジェクトが地元の子ども達や地域活性化のための一助となれば嬉しい限りです。
本プロジェクトがきっかけとなってたくさんの方々が上州吾妻の地を訪れ、「勇気と祈りの力」を肌で感じ、明るく元気に過ごしていただけることを願っています。多くの方々に「勇気と祈りの力」を届けるために、ご支援のほどよろしくお願いいたします。
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