「人が集まる、文化が集まる! まちの個性派映画館」
vol. 5 2024-12-20 0
今回は応援コメントをいただいたわけではないのですが、ある意味で応援いただいていると思い、書籍のご紹介をします。
11/22に発売された「人が集まる、文化が集まる! まちの個性派映画館」にて、当館「静岡シネ・ギャラリー」も取り上げてもらいました。
本書籍では、可愛らしいイラストと写真で88館の劇場が紹介されていますが、全国にはまだまだ行ったことのない個性的な映画館があることに驚かされます。各劇場のアイデアや工夫がおもしろいです。
あえてここには引用しませんが、巻末にあるコミュニティシネマセンターの岩崎さんの寄稿「映画館の未来について考えたこと」には、劇場の者として感心・納得。「頑張って」と背中を押されたような気持ちになりました。地道にコツコツと「未来の観客」を待つことにします。
もしご興味があれば、読んでいただけると嬉しいです。
発行元:PIE Imternational
※「人が集まる、文化が集まる! まちの個性派映画館」サイトhttps://pie.co.jp/book/i/5811/
話は変わって、この前、伝馬町小学校3年生の子供たちが、劇場見学に来てくれました。
「どんな映画を上映していますか?」
「アカデミー賞って何ですか?」
「仕事していて楽しいことは?大変なことは?」
…などなど、かわいいい素朴な質問をしてくれました。
以下は、その御礼とのことで手作りポスターを届けに来てくれました(ロビーに掲示してます)。
毎年9月に「全国コミュニティシネマ会議」というコミュニティシネマの活動に関心のある人たちが集う機会があります。
※コミュニティシネマ会議サイト…http://jc3.jp/wp/conference/
いつでしたか、大分シネマ5の館主・田井肇さんがこんなことを言っていました。
「映画館は映画館として存在していること自体が意味を持っている。また、そこに住む人が「わが街には映画館がある」ということを知っていること、それだけでも相当に価値のあることです」
あの時はそれほどピンと来ていなかったのですが、こういうことだったのですね。
静岡市立伝馬町小学校3年2組のみなさん、あなたの住む静岡市に「サールナートホール/静岡シネ・ギャラリー」があることを知ってくれていて、どうもありがとう。「未来の観客」でいてください。