明日公開!HONZ.JPに本作へ懸ける想いを寄稿しました!
vol. 50 2015-07-31 0
ユナイテッドピープルのアーヤです。みなさまのご支援のおかげで、いよいよ明日『それでも僕は帰る 〜シリア 若者たちが求め続けたふるさと〜』が、東京・福岡で公開となります。
本映画への想いを、公開前最後にあらためて、HONZ.JPに寄稿させていただきました。
拙文ではございますが、心を注いで書いております。ぜひご一読いただければ幸いです。
http://honz.jp/articles/-/41644
以下、一部抜粋。
「今回の映画を、配給候補作品として初めて観たときの、胸を締め付けられた苦しみは、言葉で表現しがたい。登場するバセットやオサマたちは、私がシリアで出会った友人たちとほぼ同じ世代だ。彼らも同じように砲火に巻き込まれているのかもしれない……いやそれ以上に、優しさに満ちていた彼らも、ひょっとしたら武器を手にし、人を殺めているかもしれない……。考えたくはない想像が頭の中をぐるぐる駆け巡った。
(中略)
武器を手にしたら最後、終わらせたいと思っても止めることができない暴力の嵐に飲まれること。その傍らで、何の罪もない人々も巻き込まれ、平穏な日常はあっという間に崩れ去ること。さっきまで笑っていた人が、次の瞬間には命を奪われる脆さ、儚さ……。
そうした、シリアに限らない、戦争・紛争の普遍的要素が、この映画の映像にはたっぷりと詰まっている。それはきっと、今、1つの分かれ道に立っている日本にとっても、示唆深いのではないかと思う。・・・」
全文はこちら⇒ http://honz.jp/articles/-/41644
明日から、ぜひ劇場にて作品をご覧ください!!