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映画『それでも僕は帰る —シリア 若者たちが求め続けたふるさと』をクラウドファンディングで実現!
シリア人が撮りつづけたシリアの若者たちのありのままの姿。戦うとは、生きるとは、ふるさととは。命懸けで撮られたこの映像を、今の日本に届けるために、ご協力をお願いします!!
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ユナイテッドピープルは「人と人をつないで世界の課題解決をする」をミッションに、映画買い付け・配給・宣伝事業を行なっています。 これまでに、環境問題、児童労働、人権問題、「幸せとは何か」等をテーマとした作品を扱ってきました。配給作品一覧は、ユナイテッドピープル運営サイト「cinemo(シネモ)」をご覧ください。 https://www.cinemo.info/
シリア人が撮りつづけたシリアの若者たちのありのままの姿。戦うとは、生きるとは、ふるさととは。命懸けで撮られたこの映像を、今の日本に届けるために、ご協力をお願いします!!
本プロジェクトを主導しております、映画配給会社 ユナイテッドピープル社員のアーヤです。今から約4年前の2011年3月、私はシリアの第2の都市アレッポに、アラビア語の研修で1ヶ月間滞在していました。初めて訪れたイスラーム圏で、最初は不安や緊張も入り交じっていましたが、現地に到着してからは、歴史ある町並みと、美味しいごはん、そして何より、温かく人懐っこい人々に、すっかり魅了されました。
アレッポ、とにかく澄み渡るような青い空と射し込む日の光がきれいな街でした。歴史を感じる建造物や街並は、それ自体が異邦人の私たちを温かく包み込んでくれるような感覚を覚えました。 |
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しかし滞在中から、シリア内の別の都市で反政府のデモが起き始め、帰国して間もなく内戦状態となってしまいました。
「どこにも安全な場所は無い」「この恐怖が続くくらいなら死んだほうがマシ」
現地で知り合った友人たちがSNSで発信してくる言葉、写真、映像…。ほんの少し前まで、一緒にごはんを食べ、笑い合い、沢山の思いやりを寄せてくれた同年代の彼らの身に起きたことを、「他人事」とはとても思えませんでした。
日本からもできることがあるのでは、日本からだからこそできることがあるのでは…。
そう思い続けていた中で、社会的メッセージ性のある映画の配給に従事している今の会社、ユナイテッドピープルに転職。そしてこの映画、『それでも僕は帰る —シリア 若者たちが求め続けたふるさと』(仮)(原題: The Return to Homs)に出会いました。
沢山の大切な思い出をもらったシリアとシリアの人々のために、この作品を日本に届けたい!命懸けで撮られているこの作品を日本に届けなければ…!
そう意気込んだものの、弊社は、フルタイムで働いているのはボスと私の2人のみ…という小さな会社。1年に配給できる作品も2作品から、多くて4作品。1作品ずつに社運が懸かっています。私の想いだけでは、様々な“工程”が必要な海外の映画を日本に届けることはできません。そこで本映画の配給にあたり、皆さんのお力をお借りしたいのです。
『それでも僕は帰る』は、2011年の夏から、反体制派の拠点の1つ、ホムスで撮影されてきた映像です。(NHKを含めた国際共同制作です。)
サッカーのユース代表チームのゴールキーパーとして活躍していた、当時19歳の青年バセットは、そのカリスマ性から若者を惹きつけ、民主化運動のリーダーになりました。彼の友人で有名な市民カメラマンである24歳のオサマは、デモの様子を撮影し、インターネットで公開することで、民主化運動を広げようとしました。
当初、非暴力の抵抗運動を先導していた2人ですが、2012年2月に、政府軍の容赦ない攻撃によってホムスで170人もの市民が殺害されたのを機に、彼らも武器を持って戦い始めます。
戦場で撮影された映像は、次に何が起きるか予測不能。さっきまで談笑していた人が、命を奪われるような場面も出てきます。バセット自身が重傷を負うこともあります。オサマは怪我の治療のためにホムスの外に出て、その後……。戦地の緊張感と、臨場感がありのままに伝わってくる作品です。
一方で、どんなに過酷な状況にあっても、怒りや苦しみを痛烈な風刺の言葉に込めて歌い続け、何度戦いに敗れようとも、街に閉じ込められた状態の市民を助け、ふるさとを取り返すべく、ホムスへ戻り続けるバセットの姿には、生きるエネルギーとみなぎる情熱を感じます。
シリアが内戦状態となってから逸4年。日本のメディアでシリアのことが取り上げられる機会も減りましたし、死者何万人という膨大な数に、次第に感覚も麻痺してくるなかで、何万人という死者の「1」人ずつに、友人がいて、家族がいて、人生があることが、この作品を通じて感じられるのではないかと思っています。マスメディアでは伝わってきにくい、彼らが戦い続けている理由と想いが、この作品のなかにはありのままに映し出されています。
▼映画公式サイト:http://www.returntohoms.com
▼予告編(※現在英語字幕のみとなります。)
【各紙の評価】
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▼CREW 監督:タラール・デルキ 1977年ダマスカス生まれ。アテネで映画製作を学び、2003年卒業。これまでに2つの短編フィクション作品と5つのドキュメンタリーをつくっている。それらの作品は、様々な映画祭で上映され、『AZADI』のロッテルダム映画祭2011でのシルバーホーク賞、『LAJAT』のアラブカメラ映画祭2012での審査員特別賞など、数々の賞も受賞している。また、トムソン・ロイター、CNN、ITV、アル・アラビーヤ、France24などのためにビデオレポーターとしても働いていた。 プロデューサー:オルワ・ニーラビーア、ハンス・ロバート・アイゼンハウアー |
「シリアで出会った人たちも、バセットたちのように、不毛な戦いに飲み込まれ、終わりの見えない緊張感に苛まれ続けているのかもしれない…」。この映画を観ながら、そんなことを想像し、胸が締め付けられました。
それと同時に、この映画で映し出されているものは「シリア」に限られるものではないとも思っています。
帰国直後に内戦状態となったシリアを見て、私が強く感じたのは「穏やかな日常も、簡単に壊れうる」ということです。私が訪れた当初のシリアは、道端のおじさんたちがコーヒーを薦めてくれ、モスク(イスラーム教の宗教寺院)で家族が日向ぼっこをし、子供たちが元気に駆け回っている場所でした。どこか懐かしさを覚えるような温かい日々が、それから程なくして今のような状態になってしまうとは…。おそらくシリア人たちも、予期していなかったことだと思います。
『それでも僕は帰る』では、そんな、予期せず戦渦に巻き込まれて行った若者の“リアル”が捉えられています。非暴力の抵抗を諦め、武器を手に取った変化。24時間四方八方を警戒しなければならない疲労感。友人や仲間達が次々に亡くなって行く喪失感。「もうたくさんだ」と思っても前にも後にも引けない現実…。これこそが「戦争」なのだと思います。
日本では、私自身を含め、多くの人が戦争を体験したことがなく、一方で、ゲームやホラー映画・SF映画などで、非リアルな「殺し合い」は身近なものになっています。そして今、集団的自衛権や憲法9条改正なども議論にあがってきているなかで、この映画は、「平和とは何か、どうすれば維持できるのか」を考える、大切な“学び”が詰まった作品だと思っています。特にバセットと同じ20代の人に届けたい。彼らは「今」という同じ時代を生きている、実在する人物であるからこそ…。
今回ご支援いただいた皆様には、「シリア」を感じていただけるものを、お届けいたします。
・シリア人難民が撮影した難民キャンプの“日常”の写真 限定ポストカード
(5枚セット ※非売品)
今や、内戦前のシリア国民の半数以上が、国内外の難民になっていると言われています。ヨルダンにあるシリア難民キャンプで暮らすYaserさんが、難民キャンプでの“日常”にある美しさや幸せを収めた写真を、今回特別にポストカードにして、お届けいたします。キャンプのなかで暮らしているからこその視点、同じシリア人だから撮れた表情を、ぜひ味わってください。
©Yaser
・今もシリアから直輸入!「アレッポの石鹸」のアレッポ石鹸
シリアの名産の1つがオリーブ。そのオリーブオイルと、ローレル(月桂樹)オイルを使い、何千年もの伝統ある製法で作られているのがアレッポ石鹸です。2年間自然乾燥で熟成させた石鹸は、肌にも環境にも優しく、多数のメディアで取り上げられています。「株式会社アレッポの石鹸」は、アレッポ石鹸を今もシリアから直接調達しています。内戦が続く中では、製造を続けることも決して容易ではありません。そんな貴重なアレッポ石鹸をぜひこの機会にお試しください。
・シリア難民のお母さんたち手作りの可愛いニットアクセサリー
シリアのもう1つの名物がシリア刺繍です。手先が器用と言われるシリア人。難民のお母さんたちのそんな技を活かして可愛いニットアクセサリーをつくり、お母さんたちの支援にも繋げているのが「UMMA HAT(ウンマハート)」です。(「ウンマ」はアラビア語で「お母さん」を意味します。)シリア刺繍らしい色彩を残しながらも、日本のファッションにもマッチするキュートなデザインは、私個人も一目惚れして買ってしまいました!シリアのお母さんたち手作りのぬくもりを感じるアクセサリー、今回は、ピアス・ペンダント・ブローチのいずれかをお届け致します。
©UMMA HAT
・プレゼンター・アーヤ主催上映会&モスクツアー(9/5 @福岡 、9/19 @東京 開催予定)
私・アーヤが普段拠点にしている福岡と、よく出張に行く東京の両方で、私主催で本映画の上映会を開催、ペアで御招待いたします。又、シリアといえばイスラーム教の国ですので、イスラーム教の寺院である東京ジャーミィ、福岡マスジドに、それぞれ見学ツアーにも行く予定です。一人だと行きにくく感じられる方も多いモスク、一緒に見学に行きませんか?
・シリアのトークと料理を楽しめる特別先行試写会(6/20昼間 @東京 開催予定)
みなさんはシリア料理を食べたことがありますか?料理はその国の文化を知る第一歩。
海外青年協力隊で、シリアに2年、そしてその後もシリア人が暮らす難民キャンプで活動していらっしゃった斉藤亮平さんが、シリア人のお母さんから直伝してもらったレシピでシリア料理をつくってくださいます。『それでも僕は帰る』の公開前特別先行試写会と、シリア料理、そしてシリアにまつわるトークを、“フルコース”でお楽しみいただけます。
(※写真はイメージです。私がシリア・パルミラで食べたごはんです。)
・NYで活躍中のフォトグラファーが内戦以降のシリアで撮影 限定写真集(※非売品)
NYで活躍中のフォトグラファー・鈴木雄介さんは、2013年1月に内戦中のシリアに入国、約2週間、自由シリア軍のメンバーと行動を共にしながら、現地の写真を撮ってきました。取材期間中、市民、兵士を問わず、多くのシリア人に助けられたと話す鈴木さんの写真には、シリアの悲惨な現状のみならず、そこに暮らす人々の温もりや強靭さも伝わってくるものがあります。その写真をまとめた特別写真集を、今回限定で製作、お届け致します。
〈鈴木雄介さんプロフィール〉
1984年千葉県生まれ。音楽学校在学中にアフガニスタンを訪れ、そこで出会ったジャーナリスト達に影響を受けて写真を始める。2010年に渡米。ボストンの写真学校在学中から数多くの賞を受賞。卒業後はニューヨークを拠点にフリーランスとして活動中。卒業後はニューヨークを拠点にフリーランスとして活動。CNN、THE WASHINGTON POSTをはじめ、世界中のメディアで写真が使われる。 個人公式ページ: http://archive.uskphoto.com インタビュー記事(HEAPS): http://www.heapsmag.com/men-issue-13/7 写真撮影 左:Koki Sato 右:Yusuke Suzuki |
・特別鑑賞券(前売券)
東京の劇場での鑑賞でお使いいただけます。
・公開前特別オンライン試写
ご支援いただいた方限定で、オンラインで作品を試写していただける環境をご案内致します。7月中旬の予定です。
・市民上映会開催権1回分
市民上映会の開催受け付け開始後(2015年秋頃予定)、お好きな日程で、開催いただけます。
(※100人以上の規模で開催される場合は、「500円×100人以上の人数分」の追加料金が発生いたします。)
・ユナイテッドピープル配給他作品DVD1本
ユナイテッドピープル配給の他作品、『パワー・トゥ・ザ・ピープル』、『ヴィック・ムニーズ ごみアートの奇跡』『台北カフェ・ストーリー』の中から、お好きな作品1本のDVDをご提供いたします。
『パワー・トゥ・ザ・ピープル』 http://unitedpeople.jp/p2p/
『ヴィック・ムニーズ ごみアートの奇跡』 http://gomiart.net
『台北カフェ・ストーリー』 http://www.taipeicafe.net/story
今回、映画の買い付け金は弊社でなんとか賄い、それ以外にかかる下記の費用に、みなさまからのご支援は活用させていただきます。
・字幕製作費(翻訳含む):60万
・チラシ・ポスター製作費(デザイン費・印刷代含む):50万
・公式サイト開設費:30万
・予告編製作費:20万
・試写会開催費(スタッフ交通費等含む):20万
一人ひとりを繋ぎ、力を合わせ、よりよい世界を創っていきたい。そんな願いが社名「ユナイテッドピープル」には込められています。組織を超え、国を超え、人種を超え、宗教の壁を超え、一人ひとりが力を持ち寄り、知恵を出し合うことで、戦争・紛争、饑餓・貧困、人権、環境問題など、社会に存在する多くの難しい問題を解決したい。そのために貢献していくことを社是としています。
▼代表・関根健次のMESSAGE: http://unitedpeople.jp/new
これまで募金サイト「イーココロ!」の運営等も行なってきましたが(2015年3月末で終了)、現在は社会的メッセージ性のある映画の配給・宣伝事業を主軸としています。近年の配給作品としては、ギリシアの首都アテネから、長寿で有名なイカリア島に移住した若者を追った『ハッピー・リトル・アイランド』、役に立たないダムを破壊し、自然な川の流れを取り戻すことの意義を描いた『ダムネーション』、フランスに移住してきた24人20国籍の子供たちを追った『バベルの学校』などがあります。
▼配給作品一覧: https://www.cinemo.info/movie_list.html
●プレゼンター アーヤ藍 プロフィール
1990年生まれ。長野県で自然と戯れながら育つ。慶應義塾大学総合政策学部卒業。在学中は5つのゼミを渡り歩いた末、最終的にアラブ・イスラームについて学ぶ。2011年3月に研修で訪れたシリアが帰国直後、内戦状態に。卒業後、民間企業で働いていたものの、シリアのために何かしたいという思いが募り、ユナイテッドピープルへ転職、福岡に移住。代表を含めてスタッフ4人のみの会社であるため、チラシのキャッチコピー考案やプレス対応、イベント運営、映画の公式サイトの運営などから、オフィスの掃除まで、担っている。
プロフィール詳細(another lifeインタビュー記事): http://an-life.jp/article/456
500 円
3000 円
残り35枚
5000 円
残り36枚
8000 円
10000 円
30000 円
30000 円
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500000 円