プロジェクトを進める私の想い①
vol. 4 2015-10-26 0
みなさんこんばんは!
今週は、パレスチナ刺繍プロジェクトを進めている私たち一人ひとりの想いを、みなさんにお伝えしていきたいと思います!
トップバッターをやらせていただくのは、本プロジェクトの責任者の落合舞子です(*^^*)
私は今、普通の大学に通って英文学を専攻しながら、同時に将来の夢に向かって、CGの専門学校で3DCGアニメーションの勉強に没頭する毎日を送っています。
・・・正直、パレスチナ難民とは何の接点も見当たりませんよね。そんな私が、なぜここまで、パレスチナ難民と”つながる”活動をやり続けてきたのか。
そもそも、私がパレスチナ難民問題に出会ったのは、去年の9月。大学の授業がきっかけでした。
”世界にある様々な問題から一つ選んで、学生にできる解決策を考えろ”
そんな大きなテーマが出され、私が注目したのがパレスチナ難民問題。大国の利害、民族意識、領土や宗教・・・様々な要素が複雑に絡み、何十年も解決のメドが立っていないこの問題の解決のために、学生ができることを本気で探してみたい!――こう思ったのがきっかけでした。
(難民問題を共に学んだメンバーと。ディスカッションではホワイトボードが毎回まっ黒になりました)
しかし、学べば学ぶほどわからなくなる問題の複雑さ、わかってくる私たちにできることの少なさなど、多くの壁にぶち当たりました。そんな中で、この言葉に出会ったんです。
Forgotten refugee ―忘れられた難民―
衝撃が走りました。
これは、レバノンにいるパレスチナ難民が自分たちのことを指して言っている言葉ですが、こう思い、孤独を感じている難民の方がいるのはレバノンだけではありませんでした。
彼らがこんな思いをしていたなんて――とても悲しくなりました。しかし同時に、このような状況が生まれていることへの何か責任のようなものと、私にもできることがあるということを感じたんです。それが、今いる場所で、自分らしくパレスチナ難民と”つながっていく”ことであり、具体的には、このパレスチナ刺繍プロジェクトの活動でした。
今の自分とは関係が見いだせないからといって、パレスチナ難民のことを絶対に忘れたくない、その想いを、何か行動を通して彼らに伝えていきたい。この思いを原動力に、多くの人に支えられながら、このプロジェクトをここまで進めてくることができました。
これからも、自分はもちろん、難民のことを知らない人も、彼らとつながる一歩を踏み出すお手伝いができるように、自分らしく精一杯、頑張っていきたいと思います!
明日の”想い”もお楽しみに(^^)/♪