今、パレスチナ難民とつながろう―「忘れられた難民」を、私たちは忘れない―

皆さん、こんにちは！

きょうは、先日１０月２日に無事開催することができた、映画上映会および講演会の内容とその様子についてご紹介したいと思います。

上映した映画は、「僕たちはみたーガザ・サムニ家の子どもたち」

フォトジャーナリストでもある古居みずえさんが、パレスチナの凄惨な現状をとらえ、そこにすむある一族をおったドキュメンタリー映画です。そこには、戦火に巻き込まれがれきに埋もれる市民の方々や、家族を失い家を失い笑顔を忘れた子どもたちの様子が映し出されていました。日本ではなかなか目にすることのない、パレスチナのありのままの現状は参加した方々にとってとても印象深いものでした。

参加した方からは、「言葉にならない。自分達がネットやテレビなどを通して知っていることは、その問題の一面でしかなかった。苦しんでいる人の気持ちは文面からは伝わらない。実際に起こっていることを知ろうとすることはとても重要だと感じた。」「今もこんな世界で生きているひとがいるというのが信じられない。複雑で難しい。」などの声をいただきました。ショッキングな映像もありましたが、そこからうかがえるパレスチナにある人々の苦悩を身近に感じることができたのではないでしょうか。

また、映画の上映に合わせ、パレスチナ子どものキャンペーンさんから、長く難民の支援活動に携われいる中村さんをお呼びし、講演をしていただきました。

現地の生活の過酷さや支援の困難さなど、実際の経験からでしか紡ぎだせないお話に、参加者の方々は熱心に耳を傾けてました。

支援の意義は何なのか？若い世代の重要性は？など、学生からの質問も飛び交い、活発な意見公開の場となりました！なかなか聞けない生のお話に、学生からは「ほんとにいい機会だった。問題の解決が難しくとも、必要とされていることがある限り、続けなければならない。少しでも関わろうという考えが大事なんだと思う。」などの感想をいただきました。中村さん本当にありがとうございました！

ここまで難民の支援と、難民に関する認識を広げるために活動してきたパレスチナ刺繍プロジェクトもいよいよ大詰めとなっております！ひろがる輪を更なるものにするために、皆様のご協力どうぞよしくお願いします!(^^)!