プロジェクトを進める私の思い②
vol. 5 2015-10-27 0
皆さん、こんにちは!(^^)! パレスチナ刺繍プロジェクトメンバーの一人として活動している三田部直樹と申します!普段は工学部生として、日々パソコンに向かっていろいろ作業しています!
私がこの活動をしていて、大きく感じるのは”どうしてこれほどまでに悲惨なことが繰り返されているのか”ということです。
難民という言葉はあまり日本では聞くことがありません。戦場がどんなことになってしまうのか、そこで暮らす人々は何を感じるのか、自分にはあまりに非現実的すぎて全く想像がつきませんでした。しかし、この活動を続けていろいろなものをみてきました。パレスチナ問題の発端、イスラエル・パレスチナ両国の政治的な思惑、そこで生きる人々。
ー難民として生まれる、難民として生活するというのはどんな気持ちなのか?
ある難民キャンプでは、朝起きてやることもなく目指すものもなくただ時間が流れ配給されたご飯を食べて眠る、それをただただ繰り返す。そんな生活を繰り返すうちに、様々なことに絶望しあきらめている人も多いそうです。
活動のなかで彼らに関する映画を見たときには、自分より幼い少年少女が家族を失い、私はもう笑わない、笑うことはないと語っていました。
自分の中で、何とも言い難い気持ちが大きくなります。この状況は何なんだろう、と。
ただその中でも状況を変えようと頑張っている人たちがいました。明るく生きようと、変化を起こそうと動いている人たちが彼らの中にいて、それをどうにかして手伝おうとしているひとが世界中にたくさんいました。
その活動を知る中で、私たちも無関心でいてはいけないと考えるようになりました。できることはある、この問題を忘れないことが自分たち、日本の青年がまずしなければならないことであり、今はそれが大事なんだと信じています。
そんななかでパレスチナ刺繍プロジェクトは少しでも、多くの方が難民の方とつながり、ポジティブな影響が与えられるように頑張っていきたいと思いますので、今後ともぜひぜひよろしくお願いします!!(^^♪