【残り4日】日本から世界へ。世界から日本へ。(Phase 4)
vol. 17 2026-01-30 0
皆様、こんにちは。
映画『OUT』監督の川俣正志です。
クラウドファンディング終了まで、残り4日。 昨日は、企業や組織に映画を届ける「社会実装」の話をしました。 今日は、視点を日本から一気に世界へ広げます。
Phase 4】のテーマは、「世界展開(Global Connection)」です。
【Phase 4】 世界展開(2026年 夏〜2027年 春)
映画を作り始めた当初、僕は「これは日本固有の問題を描いた作品だ」と思っていました。 しかし、準備段階で海外のキャスト・クルーたちと話すうちに、その認識は間違っていたと気づきました。
「Hikikomori」は、今や世界共通の課題です。
パンデミックを経て、アメリカでもヨーロッパでも、社会から孤立し、部屋から出られなくなる人々が急増しています。 しかし、彼らは「Loneliness(孤独)」や「NEET(ニート)」という大きな言葉でカテゴライズされてしまい、その切実な実態が中々「Hikikomori」として正しく認知されていません。
実は、オックスフォード英語辞典に「Hikikomori」という単語が掲載されたのは2010年のことです。 2017年にはイタリアで「ひきこもり家族の会」という団体も発足しています。近年では、日本文化が盛んなフランスをはじめ、親日国であるトルコなどでもニュースに取り上げられていますが、社会的な調査が進んでいないため、「実態が不明確な対象」として取り残されてしまっているのが現状です。
であれば、本作を通して、「ひきこもり」のリアルな存在を世界に知ってもらおう。
そう決意しました。
■ 夢物語ではない、確かな「実績」
これは単なる目標ではありません。完成前の現時点で、
-
Kickstarter(米国クラファン)で目標の140%を達成
-
全米最大規模の日本文化展での上映決定
これらの成果は、海外における「ひきこもり」という社会課題への関心事の高さ故であると感じています。
■ 今後の世界戦略
ここからは、国内での活動と並走させる形で、以下のステップを着実に登っていきます。
-
国際映画祭への出展
-
北米・欧州NPO団体や日本文化財団との連携上映
-
現地の教育機関(大学の日本研究学部や心理学部)での授業上映
-
北米・欧州・アジア圏主要都市でのイベント上映
-
海外劇場公開・配信プラットフォーム展開
■ 「逆輸入」で、日本を振り向かせる
世界で戦うことは、結果として日本国内での活動に拍車をかけると考えています。 いわゆる「逆輸入」です。
先日もお話ししましたが、日本の映画市場はどうしても保守的です。無名のインディペンデント映画が注目されるのは難しいのが現実です。 だからこそ、Phase 4では「海外での実績」で本作を輝かせ、外からの評価をテコにして、日本国内のより多くの方々へ届けるルートを切り拓きます。
長く険しい道のりとなりますが、 「世界が認めた映画の、最初の支援者になった!」 そう皆様に胸を張っていただけるよう、チーム一丸となって世界へ挑みます。
残り4日。 何卒よろしくお願いいたします。
川俣正志

FUNDED