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本公演「カナリヤ」公演中止、およびオンライン配信作品「ロマンランタン」支援をクラウドファンディングで実現!
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演劇を上演する任意団体「日本のラジオ」代表です。団体では脚本・演出・制作を担当しています。
COVID-19の感染拡大防止を鑑み、公演中止を決定した、演劇を上演する団体・日本のラジオ本公演「カナリヤ」の損失補填、および改めて公開するオンライン配信作品「ロマンランタン」製作についての支援を募集いたします。
【プロフィール】
読み方は「にほんのらじお」。代表である屋代秀樹が自作の戯曲を上演するため立ち上げ。怪異や、実際あった猟奇事件を下敷きにしたものをよくやっています。社会や自身の内面に打ちのめされ、どうしようもない状況に陥っていく人々を描くのに関心があります。
残酷な結末になることが多いですが、舞台上での暴力シーンはあまりなく、「観た後さわやかな気持ちになる」と言われることもあります。
最近は上記のテーマとは打って変わって不条理コントのような短編作品も発表しています。淡々とした世界を、こっそり覗き見る感覚で観ていただけたらと思っています。
こんな劇団名ですが、実際のラジオ放送とはほぼ関係ありません。
「ナイゲン 暴力団版」2019.12(撮影:保坂萌)
【近年の公演】
2019年12月 「市役所にて」(佐藤辰海演劇祭参加作品) 花まる学習会王子小劇場
(ほぼありそうもない未来での市役所で、手続きを待つ人々の不条理コント)
2019年10月 「ナイゲン暴力団版」 花まる学習会王子小劇場
(アガリスクエンターテイメントの代表作「ナイゲン」を、高校生の文化祭をめぐる会議から、ヤクザの月例会に改変したノワール会議劇)
2019年05月 「カケコミウッタエ」(公益財団法人三鷹市スポーツと文化財団主催「太宰治作品をモチーフにした演劇公演第15回」) 三鷹市文化芸術センター星のホール
(太宰治「駈込み訴え」を原案に、”ユダ”と”キリスト”の恋のお話)
2019年01月 「ショウジョジゴク」 新宿眼科画廊スペース地下
(夢野久作「少女地獄」の3編を、食感が残る程度に砕いてミックスした文学劇)
2018年06月 「ツヤマジケン」(再演) こまばアゴラ劇場
(「津山三十人殺し」をモチーフにした、女子高演劇部の合宿での”さわやかな惨劇”)
「カケコミウッタエ」2019.5(撮影:保坂萌)
【受賞歴】
2014年上演の「ツヤマジケン」(初演)が、王子小劇場主催の佐藤佐吉演劇賞2014で
最優秀脚本賞・優秀作品賞・優秀助演女優賞(三澤さき)を受賞。
2016年上演の「ムーア」が、2016年CoRich舞台芸術アワード!第8位。
2017年「カーテン」でMITAKA“Next”Selection 18th参加。
2019年上演の「ナイゲン暴力団版」が、王子小劇場主催の佐藤佐吉演劇賞2019で
優秀作品賞・優秀主演男優賞(安東信助)・優秀舞台美術賞・優秀衣装賞を受賞。
2019年上演の「市役所にて」が、王子小劇場主催の佐藤佐吉演劇賞2019で
最優秀脚本賞を受賞。
「カーテン」2017.5(撮影:ふくしまけんた)
【ホームページ】
https://razio.jp/
【Twitter】
@nihonnorazio
「ツヤマジケン」2018.6(撮影:ふくしまけんた)
本来であれば上演するはずだった作品「カナリヤ」は、2015年5月上演作品の再演です。
★★★
「このへやで、ずっと好きなことをすればいい。
ぼくと神さまが、きみを一生まもるから」
母の食事に毒を盛り、観察し続けていた少女
医療少年院を出た彼女を迎えたのは
宗教団体「ひかりのて」の幹部となっていた兄
毒と家族と信仰と、地下室の短いお話
★★★
初演時チラシ
20数年前のカルト新興宗教団体による無差別バイオテロをモチーフに、社会の孤独について描き、日本のラジオの過去上演作品の中でも特に再演希望の多かった作品でした。
初演時はギャラリー公演でしたが、今回は会場をこまばアゴラ劇場に移し、初演時からさらに移りゆく時代環境、価値観を反映しての再演になるはずでした。
今回公演のチラシ(初演再演ともにデザインは郡司龍彦)
さらに閉塞していく今現在の環境下において、今作品を上演することにはまだ十分な価値があるのではと、ギリギリまで上演を模索していました。しかしやはり緊急事態宣言の発令下、あまりに不安定なこの状況では、稽古開始前での公演中止を決断せざるを得ませんでした。
できるかぎり同じキャスト、スタッフで再演は実施したい思いはありますが、今後の予定が立てられないこともあり、延期ではなく中止、といたしました。
「カナリヤ」の公演は中止しましたが、集まったキャスト、費やすはずだった時間までもフイにしてしまう必要はない、との思いでオンライン配信作品を製作いたします。
代替ではなく、今、この時に製作するに相応しく、かつ、後にこの災禍が過去のものになった時に観ても作品として成立しているようなものを作りたいと考え、書き下ろしの新作を発表いたします。
【作品タイトル】
ロマンランタン
##
ーこの家庭の空気から暗示を得て、私は、よほど前に一つの短編小説を創ってみた事がある。私の愛着は、その作品に対してよりも、その作中の家族に対してのほうが強いのである。私は、あの家庭全体を好きであった。ー
過ぎていく時間と、変わらない場と、すでにない家族の、名状しがたき短いおはなし
##
【作品概要】
「カナリヤ」を上演予定だった、5月19日20時、20日15時、20時、21日20時、22日20時、23日14時、19時、24日14時に、10分程度の1人芝居をそれぞれ1本ずつ、計8本の書き下ろし連作を配信いたします。
https://twitcasting.tv/nihonnorazio
あるいはツイキャスVIEWERのアプリで
nihonnorazio
もしくは
日本のラジオ
と検索してください。
出演者はカナリヤに出演予定だった7名+αです。
舞台美術家袴田長武が世田谷区にプレオープンした「アトリエ クロイハコ」に舞台を設営し、該当の時間にキャストが独りずつ出向き、演じます。
太宰治の「ろまん灯籠」をモチーフとします。原案はとある五人兄妹が紡ぐリレー小説についてのお話です。
ひととひととが出会うことが許されないのなら、せめて「場」と「視線」だけは共有したい。「場」に少しずつ、人と、記憶と、物語が蓄積されていき、それをのぞきみるような作品にしたいと思っています。
【脚本・演出】
屋代秀樹
千葉県出身。國學院大學文学部日本文学科卒。Krei inc.所属。
一般企業の契約社員の傍ら演劇活動を続け、代表している「日本のラジオ」のほぼ全作品の脚本・演出を手掛ける。そのほか他団体への脚本提供も多数。
陰鬱なモチーフと、余白のある冷めたセリフで、緊張感のある独特な世界観を描く。
【配信スケジュール・出演者】
「カナリヤ」に出演予定だった7人が続投します。
https://twitcasting.tv/nihonnorazio
あるいはツイキャスVIEWERのアプリで
nihonnorazio
もしくは
日本のラジオ
と検索してください。
19日20時 沈ゆうこ
日本のラジオ構成員。
20日15時 ※シークレット
出演は当日までシークレットとなります。
20日20時 永田佑衣
フリー。しあわせ学級崩壊などに出演。
21日20時 木内コギト
(\かむがふ/)主宰。
22日20時 横手慎太郎
シンクロ少女所属。
23日14時 宝保里実
コンプソンズ所属。
23日19時 安東信助
日本のラジオ構成員。
24日14時 田中渚
日本のラジオ構成員。
【舞台美術】
「カナリヤ」で舞台美術を担当する予定だったハカマ団の袴田長武が引き続き舞台美術を担当します。撮影に利用するアトリエは、袴田氏が世田谷区にプレオープンした「アトリエ クロイハコ」です。
日本のラジオ公演「カケコミウッタエ」での舞台美術。客席上空まで大きくせり出した木枠、本来の舞台より手前に演技スペースを設営して緞帳を半分降ろし、人物は本来の舞台暗闇の奥から溶け出すように入退場する。
【宣伝美術】
「カナリヤ」でチラシデザインを担当した郡司龍彦が、引き続き作品タイトルロゴと、新たに製作する作品パンフレット(上演台本、キャスト写真集を掲載)を担当します。
郡司龍彦デザインの日本のラジオ過去公演のチラシ
【配信について】
配信メディアにて、各回無料公開でのライブ配信をいたします。(配信メディアについては後日発表いたします。ホームページを確認ください。)公開後、各回はアーカイブとして5/31まで自由にご覧になれます。
配信すべてをライブでご覧いただくのはもちろん、どれか1本だけをご覧いただくのも、公開後にお好きな順番でご覧いただくのも自由です。
本クラウドファンディングのリターン内容によっては無期限の視聴も可能です。
キャスト・スタッフの大部分が引き続き参加する新作の配信作品は、無料での公開を予定しておりますが、
「カナリヤ」の公演中止に伴い、100万円近くの損失が発生しております。このままでは今後の活動にも支障が生じます。
損失補填、および新作配信作品の追加予算のご支援を何卒、お願いいたします。
目標額の内訳については以下のとおりです。
※劇場費についてはこまばアゴラ劇場のご配慮により、キャンセル料はかかっておりません。
キャスト、スタッフへのギャランティ(舞台美術製作費なども含む)
……約770,000円
「カナリヤ」公演チラシ製作費
……約150,000円
クラウドファンディングリターン関連費用(パンフ製作費など)
……約120,000円(ご支援いただいた内容によって変動します)
新作配信作品追加製作費
……約30,000円
クラウドファンディング手数料(支援額の5%)
支援額が目標額を達しない場合も、キャスト、スタッフには「カナリヤ」公演依頼時の予定額の報酬をお支払いいたします。目標額を越えた場合は、キャストへの報酬額を上乗せいたします。
郡司龍彦デザイン「ショウジョジゴク」パンフレット
須田俊哉撮影・郡司龍彦ディレクション「ショウジョジゴク」モデル:館山サリ
須田俊哉撮影・郡司龍彦ディレクション「ヒゲンジツノオウコク」モデル:田中渚
1ページのモノクロ漫画、キャラクターのモノクロイラストのセットとなります。直筆原画を送付いたします。リアルタッチか、ディフォルメタッチかもリクエストできます。
※リクエストしていただくキャラクターは1人となりますが、イラスト、漫画、それぞれ別のキャラクターを指定していただいても構いません。
過去公演「ツヤマジケン」二次創作マンガ
※キャラクターのリクエストは観劇後のタイミングで承ります。
※シチュエーションのご希望もお聞きいたします。
※複数のコレクター様から同じキャラクターのリクエストがあった場合も、それぞれ別の作品を製作いたします。
※コレクター様のご承諾があればWEBにてスキャン画像を一般公開いたします。
(参考)過去公演「ツヤマジケン」のクラウドファンディングで製作したボイスドラマです。
リンク先が掲載されているページに飛びます。突然音は鳴りません。
※コレクター様のご承諾があれば一般公開いたします。
※キャラクターのリクエストは観劇後のタイミングで承ります。
※複数のコレクター様から同じキャラクターのリクエストがあった場合も、それぞれ別の作品を製作いたします。
※状況によってはオンラインでの収録になる可能性がございます。その際は精一杯頑張りますが、音質などがやや悪くなるかもしれません。
「演劇」を上演すること自体がすでに多大なリスクとなっている現在、今回製作するオンライン配信作品も、人間の営みである以上、COVID-19の脅威に晒されざるを得ません。
稽古はリモートで実施し、本番当日もキャストは1人ずつ、スタッフは最小限の人数(演出、舞台美術、舞台監督の計3名)にて、対人距離を保ち、換気(スタジオは地上1階、入口を広く開放できます)、消毒など入念な感染症対策を実施の上撮影いたします。出演者、スタッフの体調に応じて、スケジュール通りの配信が実施されない可能性もございます。
各キャストの自宅をオンラインで繋げる、というようなやり方ではないため、社会の影響によって、実施が危ぶまれる可能性があります。
この環境下でできるギリギリの製作法かもしれませんが、「演劇」とはなにかを考える機会、そして今できるやり方でクオリティを模索する価値があるはずと、製作を進めていきたいと思っています。
求めているご支援は、今後の活動を継続するための資金です。今後というのは、今、この瞬間も含まれております。
この災禍が終わるまで息を潜めて待つこともできます。不要不急と言われるかもしれません。しかし、いつ終わるかもわからない。日常のあり方を変えよとまで言われています。それに従うかどうかは別として、大事なことは「継続して創作活動ができること」だと考えています。どんな環境でも、常に誰かが、様々な表現をし続けている社会でなければならない、そう思っています。
これから製作しようとしているオンライン作品が、はたして「演劇」といえるものになるかはともかくとして、創作をし続けること、この状況下だからこその、できるかぎりの表現の可能性を探したい。
「演劇が滅びてはならない」と、そのような言い方をしてしまうと、自分は、自分の知らない、すでに滅びてしまった表現があったのではと思い当たってしまいます。なのでこう捉えます。
誰しもが表現を続けられる社会でありたい。
自分の表現の武器は『演劇』であり、それは自分が表現を続けるために大事にしたい。
過去公演「ツヤマジケン」のクラウドファンディングでは、自分が拠って立つ演劇の未来も見通そうとしたうえでのご支援をお願いいたしました。しかし、今回に関しては、恥ずかしながらその一歩も二歩も手前の状況です。まず自分が生き延びるために、御支援をお願いせざるを得ません。
それでもあえておこがましく言うなら、表現の世界のすそのにいるような我々でも、たとえまぐれであっても活動を続けることができるなら、まだ世の中もなんとかなるのではと思えるかもしれません。
みなさん、おしなべて大変な状況にあると思います。なので無理にとはまったく全然思っておりません。あるいは他に支援すべきことがあるのでしたら、我々のことは顧みずとも大丈夫です。
でも、この状況でどんなことやれるのか試させてやりたい、今後も活動させてやりたい。そんな酔狂な気持ちがあれば、是非ご支援いただければと思います。
最後になりましたが、皆さま、どうかご自分のお立場、信念に基づいて、ご自愛くださいますよう、よろしくお願い申し上げます。
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