「伊深親子文庫」の思い出にかんするアンケートを実施しました
vol. 35 2024-05-16 0
伊深親子文庫は、1979(昭和54)年から2018(平成30)年までの約40年間にわたり、本の貸出や読み聞かせなどに取り組んできた、伊深の女性たちを中心とする読書サークルです。旧村役場庁舎の一角を活用し、絵本や伝記、図鑑から漫画まで、さまざまな本が揃う文庫には、子育て中の親や放課後の子どもたちが集いました。
私たちは、創設メンバーの方々を中心に、文庫活動の内容や思い出についてインタビューを重ねてきました。しかし、実際の利用者(当時の子どもたち)の声を直に伺うことができずにいました。彼・彼女たちの多くが、進学や就職でふるさとを離れていたからです。
そこで、関係者のご協力のもと、紙とウェブでアンケートを実施し、文庫活動の思い出や印象に残っているエピソードを募集しました。寄せられたのは、ひな祭り会の土雛、クリスマス会で食べた手作りのパン、こたつに入って子どもたちが思い思いに本を読む光景──。子どもとして、そして大人として文庫に関わった方々の記憶を通して、昭和から平成に続く約40年の月日と町の移ろいを想像しています
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今年(2024年)1月下旬に、リターンのひとつ『なぞりがき』第2号を、すべてのコレクターのみなさまにお届けしました。『なぞりがき』は、慰問文集を読みながら考えていることや、これまでの取材で出会った資料などを、ご支援いただいているみなさまにお伝えする広報誌です。全4回の発行を予定しています。
『なぞりがき』第1号 2023年7月23日発行
『なぞりがき』第2号 2024年1月24日発行
もし、以上の広報誌がお手元に届いていない方は、お手数ですがクラウドファンディング(MotionGallery)のお問い合わせフォームより、送付先をお知らせください。