「戦争に関する本」のリストをなぞっています
vol. 26 2022-12-31 0
[撮影=現地プロジェクトメンバー]
戦時中の『慰問文集』の再々発行に取り組むプロジェクト「なぞるとずれる」。オンラインの編集会議では、ICレコーダーの録音を聞いたり写真を見たりしながら、これまでの取材を振り返っています。AHA!のTwitterではプロジェクトメンバーが、伊深周辺の風景や編集会議のなかで考えたことをつぶやいています。
──12月初旬、岐阜から福井へと続く道を車で走りました。耳が気圧でツンとします。岐阜の北の方では、山にも雪がちらちらと積もっていて、冬の寒さとの戦いがはじまりました。(T)
──先月に引き続き、冊子『戦争の記録』の巻末に掲載された「戦争に関する本」のリストをなぞっています。約40年にわたるこの蔵書目録を眺めていると、戦後にどのような本がつくられ、そして読まれたのかをうかがい知ることができるようです。(み)
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2019年に実施した「なぞるとずれる|『慰問文集』再々発行プロジェクト」のクラウドファンディングでは、205名の方のご支援をいただき、同年4月6日に岐阜県伊深町での調査・取材を開始して以来、延べ94名の方のインタビューを実施しました。
2020年春以降、新型コロナウイルス感染拡大のため、ご高齢の方にお会いする機会も多いことから現地での調査・取材を中断し、取材方針を改めました。これにともない、2020年の夏に予定していた再々発行の刊行時期を見直しました。刊行見通しがわかり次第、本アップデートおよびAHA!のTwitter、ニュースレターなどでお知らせいたします。ながらくお待たせしてしまいますが、本プロジェクトの取り組みを見守っていただけますと幸いです。