今年も稲刈りの季節を迎えました
vol. 23 2022-09-14 0
[撮影=現地プロジェクトメンバー(T)]
戦時中の『慰問文集』の再々発行に取り組むプロジェクト「なぞるとずれる」。編集会議では、文集を再発行した伊深親子文庫の創設メンバーへの取材を振り返っています。
──岐阜では稲刈りが始まっています。今年は天気も不安定だったので、収穫量がどうかなというところ。田んぼには稲が倒れているところが多々! こうなると機械で刈り取るのは難しいので、手刈りかな…。よーく見ると稲より背の高い雑草が生えているのがわかります。草が生えていると機械に詰まってしまうので、草も手刈りしなくてはなりません。稲刈りって大変です。(T)
──「稲刈りをして稲架掛けが終わると、荷車に乗ってお星様を見ながら帰ってくる」。インタビューのなかで、子どもの頃に手伝った農作業の思い出をうかがうことがあります。苦労話の合間に聞く、ふとしたエピソードが印象に残ります。(み)
*
2019年に実施した「なぞるとずれる|『慰問文集』再々発行プロジェクト」のクラウドファンディングでは、205名の方のご支援をいただき、同年4月6日に岐阜県伊深町での調査・取材を開始して以来、延べ94名の方のインタビューを実施しました。
2020年春以降、新型コロナウイルス感染拡大のため、ご高齢の方にお会いする機会も多いことから現地での調査・取材を中断し、取材方針を改めました。これにともない、2020年の夏に予定していた再々発行の刊行時期を見直しました。刊行見通しがわかり次第、本アップデートおよびAHA!のTwitter、ニュースレターなどでお知らせいたします。ながらくお待たせしてしまいますが、本プロジェクトの取り組みを見守っていただけますと幸いです。