連続トーク・シリーズ「なぞるとずれる」第2回(尾中俊介さん)を開催しました
vol. 5 2019-09-01 0
8月29日に連続トーク・シリーズ「なぞるとずれる|Trace and Slip」の第2回を開催しました。グラフィックデザイナーで詩人の尾中俊介さんをゲストにお招きし、「レイヤーとレイアウト」と題してお話しいただきました。
尾中さんは、これまでにAHA!が企画した制作物のデザインを数多く手掛けられています。トークでは、AHA!世話人の松本篤が聞き手となり、『あとを追う』(2016 / 2017)や『はな子のいる風景』(2017)などを取り上げながら、「なぞる」ことと「ずれる」ことをめぐるデザインと編集の思考の言葉が交わされました。イベントの様子は、後日レポートを公開予定です。
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NADiff a/p/a/r/tでは、本トークイベントに合わせた関連フェア「記録集『はな子のいる風景』と、記録集をめぐる、23の日記」も、引き続き開催中です。ぜひ足をお運びください(9月16日まで)。
連続トーク・シリーズ「なぞるとずれる|Trace and Slip」
vol.03 伊藤亜紗|なぞる体、ずれる体
日常の営みから、創作活動に至るまで、あらゆる場面に遍在する「なぞる」行為と、それに伴う「ずれる」現象。私たちの生活は、絶えずこのあいだを繰り返しているのかもしれません。『どもる体』や近刊『記憶する体』の著者である伊藤亜紗さんに、「なぞる」と「ずれる」の真髄を、身体論の視点から探っていただきます。
話し手:伊藤亜紗(東京工業大学准教授)
聞き手:松本篤(本トーク・シリーズ企画者)
日 程:2019年9月28日(土)
時 間:19:00 - 21:00(18:30開場)
会 場:本屋B&B(東京都世田谷区北沢2-5-2 BIG BEN B1F)
定 員:40名程度
参加費:前売1,500円(+ワンドリンク500円)、当日2,000(+ワンドリンク500円)
申込先:http://bookandbeer.com/event/20190928_traceandslip03/
伊藤亜紗(いとうあさ)
1979年生まれ。東京工業大学リベラルアーツ研究教育院准教授。専門は美学、現代アート。主な著作に『目の見えない人は世界をどう見ているのか』(光文社新書、2015)、『どもる体』(医学書院、2018)など。最新刊は『記憶する体』(春秋社)。
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vol.04 『読書実録』を読む
日 程:10月26日(土)
時 間:19:00 - 21:00(18:30開場)
聞き手:松本篤(本トーク・シリーズ企画者)
話し手:保坂和志(小説家)
会 場:本屋B&B(東京都世田谷区北沢2-5-2 BIG BEN B1F)
申込先:
http://bookandbeer.com/event/20191026_traceandslip04/
vol.05 アーキビストなしのアーカイブ
日 程:11月22日(金)
時 間:20:00 - 22:00(19:30開場)
話し手:松本篤(本トーク・シリーズ企画者)
会 場:本屋B&B(東京都世田谷区北沢2-5-2 BIG BEN B1F)
申込先:
http://bookandbeer.com/event/20191122_traceandslip05/
トークシリーズの詳細はこちらの ウェブサイトをご覧ください。
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連続トークイベントの内容は、書き起こしされ、クラウドファンディングのリターンのひとつである季刊『なぞりがき』の中に収録されます。
サポート・メンバー募集
『慰問文集』再々発行プロジェクトでは、イベントやワークショップの企画や運営、現地でのインタビュー取材のテープ起こし、文献資料の書き起こしなど、本作りにかかわるさまざまな作業をお手伝いいただくサポート・メンバーを募集しています。取材、編集、出版、流通など、本というメディアを作り、届けるまでのプロセスに興味のある方は、下記にお問い合わせください。
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