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『慰問文集』再々発行プロジェクトをクラウドファンディングで実現!
「慰問文」とは、戦地の兵士を励ますために書かれた手紙のことです。子どもたちは、戦場の父や兄にどんな言葉を送ったのか? 80年前に綴られた『慰問文集』をなぞり直す、手づくりのメディアづくりが、岐阜の小さな村から始まります。
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8ミリフィルム、写真、手紙といった、“市井の人びとの記録”。その潜在的で関係的な価値に着目したアーカイブづくりを企画・運営しています。「文房具としての映像」という考え方の普及を進めるremo[NPO法人記録と表現とメディアのための組織]を母体として、2005年より大阪で始まりました。目下、全国各地の市民団体、大学機関、美術館などとの協働をつうじた草の根のアーカイブづくりに尽力しています。時間的/空間的な隔たりを前に、イメージはどのように働くのかという問いを一貫して探求しています。近年の主な実績としては『はな子のいる風景』(武蔵野市立吉祥寺美術館、2017)など。
このプロジェクトを通じて、『慰問文集』を書いた子供たちの言葉が、現代にそれを「なぞる」わたしたちにとってどんなふうに「ずれていく」のか、興味津々です。記憶の継承の仕方を実験していく試みを共有する仕組みまるごと、いいですね! 名作『はな子のいる風景』につづき、すばらしい本の完成、楽しみにしています。 2019/08/02 10:25
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