クリニックってどうやってできるの?
vol. 2 2025-04-28 0
こんにちは!みらいクリニック大阪北浜です。
6月3日保険診療開始に向けてまさに現在、鋭意準備中です。
皆さんはクリニック開院までどんなスケジュールで動いていくのかイメージできますか?
私たちにとって『クリニックの開院』は人生のうちであまり発生しないビッグイベントです。
せっかくなので皆さんにも開院までの流れをご一緒に体験していただこうと思います。
上田康彦院長がクリニック開院を決意
薬剤師と医師のWライセンスを所有する上田院長。
オンライン診療により医療をもっと身近にもっと便利に日常生活に取り入れ、患者さんが気軽に相談できる環境を作ることで将来の健康を手に入れて欲しいと考え、院内診療とオンライン診療を組み合わせたハイブリット型診療を行うクリニックの立ち上げを決意しました。
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開院計画を策定
どんなクリニックを、どこのエリアに、どのくらいの規模で、いつ頃開院するのか、資金繰りも含めて入念な開院計画を立てていきます。
もちろん最初の計画通りに進むわけもなく、何度も何度も修正を重ねていくことになります。
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準備室を開設
開院準備を1人で行うのはまさに気の遠くなるような作業工程となるため、準備室を開設。
まずは事務局1名と看護師1名を採用し、分担しながら協力できる体制を作りました。
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物件選び・契約
予想とは異なり、今回1番難航したのが物件選びでした。
場所はビジネスパーソンが多い北浜で、幼児から高齢者まで来院しやすく、それを受け入れられる構造、希望通りの広さ、、、ちょうどいい物件がなかなかないんですよね。
今の物件は4件目の交渉でやっと契約成立まで進めることができました。
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工事計画策定・工事開始
物件が決まったら次はクリニックの工事図面を作成します。
患者さんが快適に負担なく過ごせる院内設備と、医師と看護師が安全に医療を提供できる無駄のない院内動線の両立を目指しました。
図面ができると急に構想が現実的になり、ここから準備速度が加速していきます。
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採用活動
工事の準備に並行し、クリニックで一緒に働いてもらう看護師の採用を始めました。
オンラインと院内のハイブリット型診療という新しい試みや診療範囲の広さから、最初はどれくらいの応募があるのか不安でしたが、最終的には100名近くの優秀な方からの応募があり、このクリニックの必要性を再認識することになりました。
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行政手続き
クリニックの開院に欠かせない行政手続きですが、必要書類の準備など、前もって準備しておけばよいものを前日の深夜どころか当日の早朝も急いで準備する事態に。
まだ全てが完了しているわけではないので、気が抜けない日々が続いています。
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広報活動
クリニックを開院するだけでは患者さんに存在を気づいていただけないので、「みらいクリニック大阪北浜」を広く知っていただくためのInstagramアカウントを現在準備中です。
オンライン診療の内容や健康のためのお役立ち情報を発信できればと構想中です。
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医療機器や院内物品の発注
工事の完成を待たず、医療機器や院内物品の発注をしていきますが、ここでも思いがけずたくさんの時間を要することに。
図面と実際のサイズ感が合わずキャンセルしたり、納期が合わずに断念したり、費用面での調整に事務局が頭を抱える毎日です。
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内観完成・研修・開院準備完了まであと少し!
こちらが大まかな流れで、1つ1つの失敗エピソードを振り返るとお伝えするには丸1日かかりそうです。
そして、クリニックの現在の状況がこちらです。
かろうじて天井はあるものの、壁も床も工事中です。
ゴールデンウィークを挟むために注文品の納期が遅れる連絡がたくさん来ている状況。
6月3日の診療開始まであと1ヶ月ちょっと、間に合うのかドキドキしています、、、、
また進捗をご報告させていただきますので、クリニック開院までの私たちの奮闘を暖かく見守っていただければと思います!
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