残り2日!改めて、リターンをご紹介します−関連書籍
vol. 8 2017-10-04 0
みなさん、こんにちは。ハウジングファースト東京プロジェクトです。
いよいよ週末にハウジングファースト国際シンポジウムを控え、海外資料の翻訳や流れの最終チェックなど、準備も大詰めです。
さて、本日はシンポジウムにご登壇いただくお二人から寄せられている、書籍のリターンについてのご紹介です。
シンポジウムの後に読んでいただければ、より一層お役に立つことと思います。
下記にご紹介しますので、ぜひご覧のうえ、ご支援をお待ちしています。
森川 すいめい
ハウジングファースト東京プロジェクトの代表医師。今回のシンポジウムでは、東京会場でお話します。
© Kazuo Koishi
◆今回リターンとしてお選びいただける書籍
・その島のひとたちは、ひとの話をきかない―精神科医、「自殺希少地域」を行く―(青土社)単行本 – 2016/6/24
ハウジングファースト東京プロジェクトのみならず、東日本大震災被災地支援など、様々なところで人々に寄り添い、活動を続けてきた森川医師が、「自殺希少地域」の訪問から、誰もが生きやすい社会やケアについて考えます。
・漂流老人ホームレス社会 (朝日文庫) 文庫 – 2015/7/7
NHKスペシャル「老人漂流社会」で大きな反響のあった1冊。活動の拠点である池袋の路上で、森川医師が向き合ってきた現実がここにあります。
◆プロフィール
1973年、池袋生まれ。老年期の内科・精神科の往診や外来診療を行う。2003年にホームレス状態にあるひとを支援する団体「TENOHASI(てのはし)」を立ち上げ、現在は理事として東京・池袋で炊出しや医療相談なども行っている。2009年、認定NPO法人「世界の医療団」ハウジングファースト東京プロジェクト代表医師、2013年同法人理事に就任。東日本大震災支援活動を継続。
一般社団法人つくろい東京ファンド理事。NPO法人認知症サポートセンター・ねりま副理事。NPO法人メンタルケア協議会理事。オープンダイアローグネットワークジャパン運営委員。著書に、障がいをもつホームレス者の現実について書いた『漂流老人ホームレス社会』(朝日文庫、2015)、自殺希少地域での旅のできごとを記録した『その島のひとたちは、ひとの話をきかない』(青土社、2016)がある。
稲葉 剛 氏
ハウジングファースト東京プロジェクトの構成団体の1つである、一般社団法人つくろい東京ファンドで代表理事を務めている稲葉氏。今回のシンポジウムにも登壇します。
◆今回リターンとしてお選びいただける書籍
・貧困の現場から社会を変える (POSSE叢書) 単行本 – 2016/9/10
今国内にある貧困の問題を丁寧に、読みやすく書いた1冊。用語解説などもついており、学生さんにもおすすめです。
・鵺の鳴く夜を正しく恐れるために―野宿の人びととともに歩んだ20年 単行本 – 2015/1/1
バブルが弾けた1994年、稲葉氏が目にしたのは、新宿のガード下に立ち並ぶダンボールの家々、路上で暮らす人々。以来、20年にわたり活動を続ける稲葉氏のエッセイ集です。
・生活保護から考える (岩波新書) 新書 – 2013/11/21
生活に困った時のための公的支援である生活保護制度。当事者や現場の声から、制度について考えます。
・ハウジング・プア 単行本(ソフトカバー) – 2009/10/23
貧困により、住まいという人権が侵される現実−路上生活、ネットカフェ難民など−とともに、住宅支援/政策について論じます。
◆プロフィール
立教大学大学院21世紀社会デザイン研究科特任准教授
一般社団法人つくろい東京ファンド代表理事
1969年、広島市生まれ。1994年より東京で路上生活者支援活動に関わる。2001年、自立生活サポートセンター・もやいを設立し、幅広い生活困窮者への相談・支援活動に取り組む。2014年、一般社団法人つくろい東京ファンドを設立し、空き家活用による低所得者支援を事業化。同法人は、ハウジングファースト東京プロジェクトの住宅支援部門を担当している。現在、一般社団法人つくろい東京ファンド代表理事、立教大学大学院21世紀社会デザイン研究科特任准教授。著書に、『貧困の現場から社会を変える』(堀之内出版)、『鵺の鳴く夜を正しく恐れるために』(エディマン/新宿書房)、『生活保護から考える』(岩波新書)、『ハウジングプア』(山吹書店)など。
いずれも、ご希望の方には著者のサインを入れてお届けしますので、ぜひお申し込みください。
このチャレンジも、残すところあと2日となりました。
最後まで、応援よろしくお願いします!