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ハウジングファーストの国際シンポジウム開催をクラウドファンディングで実現!
ハウジングファーストとは、住まいは基本的人権であるという理念にもとづいた住まいを失った人々の支援モデルです。誰ひとり路上で暮らすことのない社会をーこの支援モデルの普及・実践のため、皆さんのご理解と応援を必要としています。
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ハウジングファーストとは、住まいは基本的人権であるという理念にもとづいた住まいを失った人々の支援モデルです。誰ひとり路上で暮らすことのない社会をーこの支援モデルの普及・実践のため、皆さんのご理解と応援を必要としています。
このプロジェクトをご覧くださり、ありがとうございます。
私たち「ハウジングファースト東京プロジェクト」は、住まいを失い、路上で生活せざるを得ないホームレス状態にある人々へ住まいを提供することで、自分らしい生き方を取り戻すための支援をしています。
© Kazuo Koishi
私たちは、このような問いを受けることがあります。
皆さんは“ホームレス”にどんなイメージを持っているでしょうか?
―働かずに路上で寝ている人、自業自得
―汚い、近づきたくない
―ダンボールやブルーシートの“家”
一般的に、このようなイメージを抱いている方は少なくないと思います。実際には、厳しい暑さ寒さに晒され、安心もプライバシーもない生活です。決して好ましいとはいえないこのような環境に彼らがいる、その理由を聞いたことはありますか?
路上で生活している人々に聞くと、そのきっかけは様々―仕事を失った、病気になった、家族と不仲になってしまった、など―です。日本には、生活に困った時のための公的支援である生活保護制度があります。住まいを失うようなことになったとしても、きちんと手順を踏んで、公的な支援制度を使うことができれば、普通の生活に戻ることもできます。
しかし、精神や知的に障がいを抱えた方々は、こうした手続きがうまくできず、支援に繋がらないことや何らかの支援を得て繋がった場合でも、継続することが難しいことがあります。結果、からだやこころの健康を失いながらも、路上で生活せざるをえない人たちがいるのです。
こうした実情を踏まえ「ハウジングファースト東京プロジェクト」は、ホームレス状態の人々の精神と生活向上を目的に2010年にスタートしました。以来、東京・池袋を中心に私たちの専門である医療支援活動をベースに、ホームレス状態にある人々の中でも特に「障がい」を抱えた人たちを支援しています。
理解者や協力者も得て活動は広がりを見せ、「地域で幸せに生きる事を目指す活動」に変わってきました。現在では、「ハウジングファースト」を取り入れ、プロジェクト全体として多岐にわたる活動を行っています。
~日々の活動のひとこま~
夜回り
© MdM Japan
商店が閉まり、屋外で寝泊りする人々が路上に出てくる夜21時半過ぎから、元ホームレスだった当事者、医療者、ソーシャルワーカーがチームで路上にいる人々を訪問する活動をしています。手作りのおにぎりやパン、チラシ、時期によってはホッカイロなどを配っています。配っている物が役立つこともそうですが、自分たちから出かけていかないと会えない人たちとの出会い・支援のきっかけにしています。
医療・生活相談
© Kazuo Koishi
池袋の公園で行われる医療相談会には、1時間半の間におよそ40~50人の方が相談に訪れます。診療は年間1,000件を越えています。相談内容で多いのは風邪などに代表される感冒症状のほか、胃腸の不調、皮膚疾患などですが、その影に高血圧や糖尿病などの生活習慣病や心臓病などの重篤なケースがあることが多くあります。本来、継続した治療が必要ですが、路上での生活ではそれは望めません。
住宅支援
© MdM Japan
安定した住まいに移行できるまでの支援をおこなっています。
シェルター入居後、ご本人の生活状況や希望に応じて、スタッフが生活保護の申請支援をおこなうほか、知的障がいや精神疾患、身体疾患のある人には、ボランティア医師や医療機関の協力を得ながら、適切な医療を受けられるための支援もしています。また、シェルター退去後の住まいを確保するために、アパート探しなどの支援も実施しています。
パン作り
© Kazuo Koishi
毎週水曜日、メンバーが集まってパンを焼きます。出来上がったパンは、夜回りで配っています。パン作りを通じて人とふれあい、誰かの役に立つ経験をしたり、社会の一員であるということを実感したりすることで、生きる力やますます積極的に社会に参加していくことにつながっていきます。医療による治療やカウンセリングも大切ですが、こうした「人とつながる」ための地道な活動が心身の健康を回復する手助けになるのです。
「ハウジングファースト」とは、住まいを失った人々の支援において、安心して暮らせる住まいを確保することを最優先とする考え方のことです。欧米のホームレス支援の現場では一般的になりつつあり、重度の精神障がいを抱えるホームレスの方の支援でも有効であることが実証されています。
ハウジングファースト型の支援では、ホームレス状態にある人々に対して無条件で住まいを提供し、精神科医、看護師、ソーシャルワーカー、ピアワーカーなど多職種からなるチームと地域が連携して、その人を支えていくという手法が採られています。調査の結果、ハウジングファースト型支援によって社会的なコストが削減できることも判明しています。
誰かが決めたレールの上を歩ませるのではなく、まずは地域の住みたい場所に自分の部屋を得ること。
そこで自分のペースとスタイルで、地域の一人として暮らしていくこと。
支援者はそれを応援していくこと。
ゴールだと思われていた住まいをスタートとすることで、実は本人の回復(リカバリー)が圧倒的に実現されていくのです。
「ハウジングファースト東京プロジェクト」は、ハウジングファースト・モデルによる支援を通じて、誰一人としてホームレス状態に陥ることのないコミュニティの創造を目指します。
~ご支援によってできること~
ハウジングファースト国際シンポジウム(下記)の準備及び開催にかかる費用について、皆様からのご支援をお願いいたします。
本国際シンポジウムでは、ハウジングファースト・モデルに先進的に取り組んでいる諸外国からゲストスピーカーを招聘します。そのため、当初予算以上にゲストの旅費や通訳費用などがかさんでしまいました。そのため、このプロジェクトではシンポジウムの開催にあたり不足している費用(約150万円)の一部をご支援いただきたく思っています。
目標を上回るご支援をいただけました場合には、ハウジングファースト東京プロジェクトの実践活動費として使わせていただきます。
~ご支援へのお返し(リターン)について~
国際シンポジウムへのご招待や活動見学会など、ハウジングファーストに理解を深めていただけるような機会を提供いたします。
また、プロジェクトの活動に参加している専門家の書籍や、活動の中で作成した手作りグッズなどもご用意しています。皆様からのご支援をお願いいたします。
© MdM Japan
充分に集まらなかった場合にも、なんとか自己資金で実施できるよう、準備しています。しかしながら、無理をして費用を捻出するため、日々の支援活動等に影響が出る恐れがあります。
ハウジングファースト・モデルの支援で、誰も路上に暮らさない社会を実現できるよう、どうか皆様のお力を貸してください。
ハウジングファースト国際シンポジウムを、大阪(10月8日(日))、東京(10月9日(月/ 祝日))の2箇所で開催いたします。
この機会を通じて、ハウジングファースト・モデルについて共に学び、考える機会としたいと考えています。ぜひ参加してください。
1)ハウジングファースト国際シンポジウム 大阪 >PDFはこちら(案内)
日時:2017年10月8日(日)13:00-17:00(開場12:30)
会場:関西大学梅田キャンパス 8階大ホール(定員:80名)
<プログラム>*日仏同時通訳付き
司会 :槙野 友晴 氏 -NPO法人堺市相談支援ネット相談員
講演1:Pauline Rhenter 氏 -保健社会学研究者
講演2:Sandrine Butaye 氏 -公衆衛生/熱帯医学専門看護師
-ブリュッセルInfirmiers de rue (路上の看護師たち) ハウジングファースト・プログラム責任者
講演3:貧困報道記者からの公開質問
原 昌平 氏 -読売新聞大阪本社編集委員・精神保健福祉士
講演4:齋藤 宏直 氏 -NPO法人みやぎ「こうでねいと」理事長
講演5:高桑 郁子 氏 -認定NPO法人世界の医療団ボランティア看護師・首都医校看護学科教員
講演6:小川 芳範 氏 -NPO法人TENOHASI生活応援班ソーシャルワーカー
質疑応答
2)ハウジングファースト国際シンポジウム 東京 >PDFはこちら(案内)
日時:2017年10月9日(月)13:00-17:30(開場12:30)
会場:明治大学駿河台キャンパス グローバルフロントグローバルホール(定員:150名)
<プログラム>*日仏同時通訳付き
司会 :清野 賢司 氏 -NPO法人TENOHASI事務局長
講演1:Pauline Rhenter 氏 -保健社会学研究者
講演2:Sandrine Butaye氏 -公衆衛生/熱帯医学専門看護師
-ブリュッセルInfirmiers de rue (路上の看護師たち) ハウジングファースト・プログラム責任者
講演3:日本のハウジングファースト実践者からの公開質問
稲葉 剛 氏 -立教大学大学院21世紀社会デザイン研究科特任准教授
一般社団法人つくろい東京ファンド代表理事
高桑 郁子 氏 -認定NPO法人世界の医療団ボランティア看護師・首都医校看護学科教員
小川 芳範 氏 -NPO法人TENOHASI生活応援班ソーシャルワーカー
講演4:ハウジングファースト東京プロジェクト代表医師 × アパート入居者 対談
森川 すいめい 氏 -精神科医、鍼灸師、みどりの杜クリニック院長
パネルディスカッション「失敗するチャンスがある」
ファシリテーター: 渡邊 乾 氏 -訪問看護ステーションKAZOC代表・作業療法士
稲葉 剛 氏
高桑 郁子 氏
小川 芳範 氏
向谷地 宣明 氏-コミュニティーホームべてぶくろ・ひだクリニック
栗田 陽子 氏 -NPO法人ハビタット・フォー・ヒューマニティ・ジャパン
PHW支援コーディネーター
岩本 雄次 氏 -ゆうりんクリニック ソーシャルワーカー
*いずれも、プログラムの内容については変更が生じる場合がございますので、予めご了承ください。
ハウジングファースト東京プロジェクト構成団体 (2017年9月現在)
世界の医療団 日本
(全体運営、医療福祉相談、アドボカシー、研修)
NPO法人TENOHASI
(夜回り、炊き出し、生活サポート)
コミュニティホームべてぶくろ
(グループホーム運営、当事者研究、コミュニティスペース)
訪問看護ステーションKAZOC
(障がい者支援、家庭訪問)
一般社団法人つくろい東京ファンド
(住まいの提供)
ゆうりんクリニック
(診療、訪問医療、福祉相談)
NPO法人ハビタット・フォー・ヒューマニティ・ジャパン
(住まいの修繕と管理)
本プロジェクトを実行する世界の医療団について
世界の医療団は国籍、人種、民族、思想、宗教などのあらゆる壁を越えて、世界各地で「医療」から疎外された人々の支援にあたること、それが私たちの活動です。世界約80ヶ国で約400のプログラムを実施、医療倫理に即しながら医療サービスの提供や地域社会に密着したアプローチの導入を行うことで、医療にまつわる社会的決定要因に影響を与えるべく活動する個人や地域社会を支援しています。
国際的な活動とともに、今回の「ハウジングファースト東京プロジェクト」をはじめ国内の社会課題にも積極的に取り組んでいます。
世界の医療団ホームページは こちら
※今回のプロジェクトは、ハウジングファースト東京プロジェクト構成団体のうち、「認定NPO法人世界の医療団」が実施するものです。本プロジェクトの実行責任ならびに領収書等の発行名義は「認定NPO法人世界の医療団(特定非営利活動法人メドゥサン・デュ・モンド ジャポン)」となりますことを予めご了承下さい。
2000 円
残り1枚
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