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ライブハウス「京丹後TRAILER」のオープンをクラウドファンディングで実現!

京丹後にライブハウスをつくろう!西日本最大級の道の駅「丹後王国」内に“京丹後TRAILER”をオープンしたい!

京都府北部の山と海に囲まれた京丹後市。
この町に、新しくライブハウスを作るプロジェクトです!

FUNDED

このプロジェクトは、目標金額800,000円を達成し、2023年11月10日23:59に終了しました。

コレクター
217
現在までに集まった金額
2,671,000
残り日数
0

FUNDED

このプロジェクトは、目標金額800,000円を達成し、2023年11月10日23:59に終了しました。

Presenter
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PRESENTER
KYOTANGO TRAILER

京都府京丹後市にある、西日本最大級の道の駅「丹後王国」内にライブハウスを作ることを目標に活動し始めました、京丹後TRAILERと申します。色々な目的でご利用いただける場所になれることを目指し、皆さまの新しい遊び場になりたいと思っています!

  • 京都府
  • 起案数 1
  • 応援数 0
  • Twitter (未設定)
  • フォロワー 23 人

番頭日誌 第十七話「Space Lion」

vol. 17 2023-11-04 0

毎度お世話になっております。
京丹後TRAILERの番頭でございます。

クラファン開始から【48日目】。
現在、【187名】のコレクター様からいただいたご支援額【¥2,161,000】。
目標達成率【270%】。

皆さまからのあたたかいご支援、本当にありがとうございます。
クラファン期間も、あと7日間となりました。
残すところ、あと1週間でございます。
最後まで応援のほど、よろしくお願い申し上げます。


さて、記憶の空の旅を続けてまいりました番頭日誌も、クラファン期間の終了に向けて、そろそろ着陸のことを意識し始める頃合いになりました。
あとは最後まで進むの一択です。
意地で進みたいと思います。
よろしくお願いいたします。


故郷に帰って生活したいと考え始めていた私は、幼なじみのCONSTRUCTION NINEのゲンと、FMたんごさんでラジオ番組をやらせてもらおうかと相談していました。
大阪などで出会った友人たちに、京丹後に遊びに来てもらう理由をつくっておきたいと思ったのです。
せっかくなので、おもしろい理由のほうがいいと考えて、2009年に開局されたFMたんごさんでラジオ番組をやらせてもらい、そこにゲストとして遊びに来てもらって近況を聞いたりするのはどうだろうと考えました。

ゲンがMCピーナッツに相談してくれて、FMたんごの中西さんを紹介してもらいました。
私は、ピーちゃんとはその時がはじめましてでした。
中西さんに企画書をお渡しして、番組の内容の案をご提案させてもらいました。

そして、私たちは「ラジオ蟹式」という番組をやらせていただけることになりました。
ラジオ蟹式は、毎週火曜の20時から21時の1時間を放送枠としていただきました。
同じ内容を2週に渡り、2回ずつ放送していただくという隔週更新のリズムでした。


本当に、色んなことやらせてもらいました。

そして、何度も来てくれた友達が何人かいました。


まずは、大阪の高早楽器技術のメインエンジニアの高早です。
彼と出会ったのも、以前書いた「あの日の思い出」というイベントでした。
sounds like waterというバンドでドラムを担当していました。
その後、高早は「高早楽器技術」という自身の工房を開設し、楽器やアンプやエフェクターの修理や調整をしています。
そして、「TRIAL」という、オリジナルのエフェクターシリーズも展開されています。
エフェクターとは、エレキギターやベースなどの楽器とアンプの間に繋いで、音色に変化を与える機材のことです。
TRIALシリーズも、音色や効果により様々な種類があります。
そのうちのいくつかをラジオ収録中に実際に高早に試奏してもらおうという企画をやりました。
FMたんごの中西さんにご協力いただき、スタジオ内に機材を持ち込んでセッティングさせてもらいました。
高早は喋りも上手なので、設計者自身に説明してもらいながら、実際に音を楽しませてもらうという経験はとてもおもしろかったです。
今は、高早楽器技術のYouTubeチャンネルで色々と面白い解説が観れますので、もしよければチェックしてみてください。


そして、ヤマシです。
ヤマシとは、コールセンターの会社で出会いました。
めちゃくちゃ生意気な奴だったので、当時はよくケンカもしました。ワハハ。
お互いの譲りたくない部分がぶつかり合うと、そうなることもありましたが、最後はお互いゴメンが言い合えたので今があります。
ヤマシはラッパーでした。
私は、初めてヤマシのラップ音源を聴いたとき、心が震えました。
リリック、声、リズム、韻、全てに違和感なく、バッチリ私のなかのリトル番頭をノックアウトしました。
ヤマシは、女性シンガーとふたりのユニットや、コールセンターの仲間たちで組んだバンドでラップしていました。
HIP HOPハードリスナーでもあるヤマシは、いつも「パンチラインドランカー」という企画をやってくれました。
毎回、ヤマシのチョイスでHIP HOPアーティストを紹介してくれて、曲とともにパンチライン(ヤバい歌詞)を紹介してくれるというものでした。
ヤマシの解説で知るアーティストの深みもあり、HIP HOPをさらに好きになるきっかけがもらえる、とてもおもしろい企画でした。
ちなみに、ヤマシはいま、大阪市福島区にある「BANDA」というSpanish Barで働いています。
とてもいいお店で、私番頭も、大阪に行ったときは殆どBANDAに寄ります。
皆さまも、大阪でちょっと一杯、てな時はぜひBANDAへ行ってみてください。
パエリアなども食べれますし、お腹も十分に満たしてくれますよ。
(人気店なんで事前に電話での空席確認をオススメします)


そして、ともありです。
前回の番頭日誌でも紹介させてもらいましたが、姫路のbachoというバンドのベーシストです。
ともありとは、まだYouTuberなんて言葉がなかった頃、ともありとその友人たちとの何だかよくわからない遊びに巻き込まれて撮影したり、今までずっと遊びのネタを交換し続けてきたような、そんな友達関係です。
ともありとも色んな企画をやりましたが、最初にやったのは「8cmシングル友の会」という企画でした。
8cmシングル全盛の頃に多感な時期を過ごした私たちは、みんなでいっしょに大阪日本橋の中古レコード屋さんをまわり、私的名盤を掘り起こしました。
(帰りにみんなでメイドカフェにも行きました)
それを実際に手に取りながら、スタジオで曲をかけてもらいつつ、思い出を喋り収録してもらいました。
8cmシングル、あの形が愛おしいですね。
そして、bachoは今でも、姫路から全国を舞台にハードスケジュールでライブ活動を続けています。
そして、私は今でも、そんな彼らのファンです。
皆さまも、もしよかったらbachoの音楽に触れてみてください。
ライブハウスで彼らのライブを観ることを、いちばんにお勧めいたします。

ちなみに、bachoからはドラムの高永さんも収録に遊びに来てくれたことがあります。
高永さんはいま、姫路で「ラーメン そうそう」というラーメン屋さんをやられています。
めちゃくちゃ美味しいラーメンが食べれますので、姫路に行かれることがありましたらぜひ行ってみてください。

「最高新記憶」リリースのときは、ギターボーカルの欽也も来てくれましたね。
「歌詞放談」という企画で、みんなで好きな歌詞をピックアップして喋りました。
あのとき、欽也が「歌詞だけいいものってない。やっぱり音楽なんで、曲がよくないと歌詞も映えない。そこは分離できない。」というような話をしていたのを思い出します。
なるほどなあと思いました。
そして、bachoの曲を聴くと、それが腑に落ちたりするのでした。
ともありとゲンと4人で、おもしろいお喋りの時間でした。


そして、荒牧くんです。
荒牧くんとも、コールセンターの会社で出会いました。
荒牧くんは元芸人さんでもあり、とにかくお喋りがおもしろく、いつも殆どフリートークに近い形でしたが、それでも毎回お話がおもしろくなるのはさすがでした。
荒牧くんとは、当時、本当によく遊んでもらっていました。
人望も厚く、コールセンターにいたみんなも、親しみと尊敬を込めて、荒牧くんのことを「兄さん」と呼んでいました。
東北への旅も、荒牧くんとふたりで行きました。
ケンカをしたこともありますが、こちらもゴメンが言えたので今があります。
荒牧くんとも、笑える思い出がいっぱいです。


何度も収録に遊びに来てもらって、嬉しかったです。

他にも色んな友達がゲストとして遊びに来てくれました。


UNCHAINのみんなとは、FMたんごさんの収録スタジオを飛び出して、銀座そばの座敷を借りて収録させてもらいました。
あの頃はまだ佐藤もいて、4人体制のUNCHAINでしたね。
いつも銀座そばでみんなで呑んでいるときのような感じで、全く緊張なく、リラックスした状態での収録でした。
ちなみに、UNCHAIN、今年で結成27年だそうです。
27年!27年て、なかなかすごいことですよね。
ずっと音楽を続けていて、つくり続けていて、尊敬しています。
長い付き合いのなかで、色々なことを思い出しますね。
もちろんこれからも応援し続けます。


ピーちゃんをあえてゲストで招こう、という企画もやりました。
京丹後の大スター、MCピーナッツ。
当時、ピーちゃんはFMたんごさんで「music entertainment ラジP!」という番組を帯で担当されていました。
いつも番組を仕切る側で、ゲストを招いても質問するばかりだろうということで、逆に私たちがピーちゃんをゲストに招き根掘り葉掘り質問していきました。
地元に寄り添うMC活動の話など、ピーちゃんからしか聞けないエピソードで、とてもおもしろかったです。
そして、やっぱり、ピーちゃんは話の運びが上手。そして、ええ声ですね。
今や、全国を舞台に大活躍中のピーちゃん。
京丹後の星、目が離せませんね。
応援しています。


兵庫県三田市から、YAVZ.COMにも来てもらいました。
ヤブは2回来てくれましたね。
ヤブには「宅録のススメ」という企画で、自宅で録音したり、DTMと言ってパソコンで音楽をつくることについて語ってもらいました。
スタジオに機材を持ち込んでもらって、収録中に実際にDTMで曲をつくってもらう、という遊びにも挑戦してもらいました。
音が構築されていく過程をリアルタイムで観れるというのは、とても刺激的でおもしろい経験でした。
ちなみに、ヤブとは最近もいっしょに制作したりして遊んでいます。
録音からサウンドデザインまで、とても丁寧な仕事をしてくれます。
最近で言えば、例えば、猿ダコンクリートのベースの竹中が神戸で自家焙煎の珈琲屋さんを始めたので、その動画をつくったりしています。
山が好きな竹中に、六甲の山に連れて行ってもらい、そこで珈琲を淹れるというだけの動画なのですが、これがなかなかおもしろいです。
ヤブは、その動画に、現地で採集した音を使ってサウンドデザインをして、毎回オリジナルの音をつけてくれています。
これが実におもしろいです。
EVER GREEN COFFEE「山と珈琲」シリーズもYouTubeで観れますので、もしよかったらチェックしてみてください。


当時のTHE BRYANから、まこっちゃんとアキラも来てくれました。
2012年にリリースしたCONSTRUCTION NINEとのスプリット盤「TRAIL」の話などを聞かせてもらいました。
作曲の話なども、もちろんバンドの数だけ、色々なエピソードがあって、いくら聞いても飽きません。楽しいです。
そう言えば、CONSTRUCTION NINEの活動休止前の最後のライブは、この「TRAIL」のスプリットツアーファイナルでしたね。
2012年12月、心斎橋Pangea。
THE BRYAN、CONSTRUCTION NINE、bachoの3マンでした。
年末の繁忙のなか、なんとか仕事を終わらせて向かい、なんとかコンストの出番には間に合いました。
ライブを観ながら、色々と思い出して涙が出てきました。
隣を見たら、ともありも号泣していたので、取り出したハンカチタオルをそのままともありに渡しました。


猿ダコンクリートのドラム、シゲルも来てくれました。
シゲルと出会ったのも「あの日の思い出」でした。
当時、シゲルは四麟鳳(しりんぽう)というバンドでドラムを叩いていました。
何と言うか、とても個性的で、尖ったバンドでしたね。
あの日の思い出のときも、四麟鳳のリハで共演者全員いったん外に出される、ということがありました。
いったい本番で何が行われるのだろうと思っていたら、照明暗転のまま、真っ暗な状態でライブが始まりました。
そして、その日は1ステージで1曲、つまり30分ほど通しで演奏が続くというものでした。
尖ってますよね。ワハハ。


私とゲンの小学校からの同級生モトシは、1980年代のアニメとアニソンについて語ってもらいました。
そのときは、「SF」と「美樹本晴彦さんが関わられている作品」という独自の抽出条件のもと、4作品を紹介してくれました。
「トップをねらえ!」「超時空要塞マクロス 愛・おぼえていますか」「メガゾーン23」「機動戦士ガンダム0080 ポケットの中の戦争」でした。
80年代アニメ年表という自作の資料も持参してくれて、膨大なインプット知識から、とてもマニアックな話に花を咲かせてくれました。
「OVA」という言葉も懐かしかったですね。
モトシ独自の着眼点からの解説もとてもおもしろかったです。


初回の放送は2013年の3月だったようです。
その頃は、まだ私もゲンも大阪で生活をしておりました。
はじめは、レンタカーを借りて、みんなで京丹後へ向かってましたね。
収録は日曜日に行うことが多く、だいたいが一挙4本録りでした。
そのうち、ゲンが少し先に京丹後に戻りました。
そして、アキラがいつもいっしょに来てくれるようになり、ブライアン号にみんなで乗って収録に向かうことが多くなりました。
そのうち、私は調理の修行期間が始まりましたが、幸い日曜がお店の定休日だったため、なんとか収録を続けられることができました。
心身フラフラの状態ではありましたが、約2ヶ月に1度ほどの収録を楽しみにがんばりました。
来てくれるゲストの方にギャラなどは渡せませんでしたが、腹いっぱいご飯を食べて帰ってもらおうと思っていました。
協力してくれた家族や友達にはとても感謝しています。
そのうち、私も京丹後に戻ってまいりました。
調理の修行がキョーレツすぎて、別の仕事に就きました。
が、雇ってもらった会社がホテル事業も展開されており、調理師の方がひとり辞めたとき、私に厨房に回ってほしいとの声がかかりました。
ぐうう。これも何かの導きなのだろうか。と思いつつ、結局、半年ほどで再び調理の世界に入りました。
そうなると、土日祝は基本的に仕事になるため、日曜日にラジオの収録をすることが難しくなりました。
ゲンと相談して、ラジオ蟹式を終えることにしました。
最終回の放送は2015年の10月だったようです。
全61本の放送をさせていただきました。
FMたんごの中西さんと、FMたんごの皆さまには大変お世話になりました。
関わってくれた友達や、協力してくれた家族や友達には、本当に感謝しています。
とてもおもしろい経験をさせてもらいました。
ありがとうございました。


集まってもらえる友達がいる、というのはとても有り難いことです。
私も、友達に呼ばれたら、もちろん行きます。
自分と違う人の話を聞かせてもらうのは、とてもおもしろいです。
自分との違いに「NO」で接して色んなことを損ないまくっていた私は、出会った人たちのおかげで少しづつ変わらせてもらえたのだと思います。


クラファン期間残り【7日】。
ストレッチゴールの目標達成まで、あと【¥239,000】


京丹後TRAILER
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