日照りの夏も、真冬の寒風も乗り越えて、いよいよ本移植に向かっていきます!
vol. 28 2024-01-27 0
大変な新年の始まりとなりました。いまも心身ともにお辛い状況の真っ只中にいらっしゃる皆さまに心よりお見舞い申し上げます。
ゴールデンウィーク明けに伐採される予定だった桜並木の桜を含む40本の樹木(いのち)を緊急避難したこのプロジェクト。本当にたくさんの方々の共感と熱い応援、ご支援をいただいてきました。プロジェクト・メンバー一同、心より感謝申し上げます。
皆さまの想いに応えるように、高さを3~5mに詰め、枝を大きく剪定された大手術にも耐え、猛暑を超えて、いま(全部の木ではありませんが)桜をはじめとする多くの木々が息をしてくれています。そして、今年3~4月、いよいよ本移植に向かって動き始めます。
この間、二小に本移植する木々について、教育委員会と協議を重ねてきました。まだどの木を校庭に戻せるかは協議中ですが、今後の植栽計画に支障のない範囲で(狭いスペースに)樹木医診断で健全な木を選んで植えるのはかなりハードルが高く、現在仮移植中の木々の多くは「里親」になってくださる方を探して本移植していくことになります。
たとえ二小に戻ることができなくても、奇跡的にいのちをつないだ木たちに、安住できる終の住処を見つけてあげたいです。子どもたちを見守り、友であった木々を、あたたかく迎え入れてくださる方を。木には費用はかかりませんが、運搬、そして植え付けには費用がかかります。その費用や手続き含め、詳細はもうしばらくお待ちください。募集開始は2月5日(月)を予定しています。
このプロジェクト(仮移植作業&安全対策、養生作業)の振り返りに加えて、これからの本移植、里親募集について、みなさんと意見交換するために、2月4日(日)14時から、くにたち市民総合体育館(2階)第2会議室で公開ミーティングを開きます。遠方の方には申し訳ありませんが、どうぞご参加ください。
木々はもう春の芽吹きに向かっています。今年もよろしくお願いいたします。
2024年1月27日 事務局長 前田せつ子