12/2「みんなで聞こう、こどもの意見!」〜豊かな緑を子どもたちに〜@矢川プラス
vol. 27 2023-11-29 0
早いもので秋も終盤。仮移植した木々は冬の休眠期への準備を始めました。ちょっと遅くなりましたが、11月13日の養生の様子をお伝えします。
印象的だったのは木々の葉の美しさ。11月中旬だというのに青々とした葉を秋の空へと伸ばす北側仮移植帯の木たち。紅葉を始めた桜は、今年はあまり見ない鮮やかな黄色と赤を宿していました。
養生作業は大地に空気を送り込むことがメイン。エアスコップと言われる道具で地下の風通しをよくしながら、手作業で点穴を掘って、炭と枝葉をしがらむように入れていきます。
そして、一本一本の木がもともとどこにいた木かがわかるように、正式な番号(教育委員会が把握している番号。本当は名前をつけたいところ!)を貼りつけ、幹回りの大きさもメモしていきました。これからの養生と本移植に向けての作業です。ちなみに、本移植に向けての協議は現在も続いています。
さて、お知らせです。12月2日(土)午後「くにたち人権月間2023」参加企画で「豊かな緑を子どもたちに! 自然は子どもの権利です」を開催します!
第1部は13時30分スタート。子どもの権利条約を読む会主催で、現在国立市で策定中の「子ども条例」の進捗状況を確認し、国連「子どもの権利条約」の理念がどのように生かされているかを考えます。
第2部は14時30分スタート。〜つづく つながる〜くにたちみらいの杜プロジェクト主催で「みんなで聞こう、こどもたちの意見!」と題し、中谷純江さん(国連平和活動局/一橋大学講師/みらももり共同代表)を講師に、中2、中1、小4、小3の子どもたちをゲスト・スピーカーを迎えて、気候危機のこと、木々とのかかわり、地球のなかまのことなど、子どもの立場から率直な意見を出してもらう会を開催します。
夏の猛暑を思い出すまでもなく、人間のふるまいで地球全体が危機にさらされているいま、この状況を子どもたちはどんなふうに感じているのか。そして、どうしたらいいと考えているのか。
子どもたちは私たち大人が思うよりずっと身近な生きもののこと、そして未来のことを真剣に考えています。
入場無料、予約不要。
矢川プラス「みんなのホール」に、是非お集まりください。