11/4は「みんなで話そう! 二小の樹木とみんなの杜」!
vol. 24 2023-10-31 0
随分間が空いてしまいましたが、みなさまお変わりなくお過ごしでしょうか?
季節は移り、あの猛暑が嘘のように朝夕はあたたかい上着や暖房器具が必要な気温になってきました。空は青く、そのキャンバスで雲がさまざまな形を描き、木々も元気を取り戻して堂々と立っているように見えます。改めて自然に癒され、励まされる季節です。
さて、この間、私たちはさまざま人間界の対応に追われていましたが、猛暑を超えた仮移植樹木たちは新たに吹いた芽を元気に伸ばしています。
もともとそこにいた木々も、通した水脈の上でスクラムを組んで互いを支え合い、心地良い風が吹き、生きものが育つ森空間を形成しています。
木々にとってはそろそろ休眠期。呼吸が上がり、枝葉よりも根を伸ばしていく時期に入ります。そして、このプロジェクトは本格的にこれらの木々の本移植先を決める時期になりました。
校庭にはすでに中高木から低灌木350本の若木を植える植栽計画があります。奇跡的にいのちを繋いだこれらの木々をできる限り校庭に戻してあげたい気持ちでいっぱいですが、そもそもこれらの木々の安全性を危惧する声、早急に撤去して計画通り若木の植栽を進めてほしいという声もあり、厳しい局面を迎えています。
8月17日に学校関係者と近隣住民を対象に行った説明会の後を受けて、11月4日、もっとたくさんの方にお集まりいただき、ご意見を伺い、樹木のこれからをともに考える会を開きます。
樹木と子どもたちを真ん中に、みんなで意見を出し合い、たとえそれが異なったとしても、対話の中から新たな意見を生み出していける会になることを願っています。
どなたでもご参加OK。距離とお時間の許す方は是非あたたかい格好でお越しください。
プロジェクト・チーム一同、お待ちしております。
2023.10.31 事務局長 前田せつ子